J.TRAVEL SERVICE
since oct.1990
Everything is possible

 

8月のつぶやき

ようやく家の原型ができました。
アカ族のブランコ祭りやヤオ族の葬式など、自らツアーに出るたびに面白い体験をしました。
ご参加いただいた皆様ありがとうございます。


  8月1日      「携帯圏外&ノーマネー」

  今朝私の携帯が一時的に使えなくなりました。タクシン首相の会社のものを使用しているのですが、朝の一番忙しい時(8時から10時過ぎ)に突然不通に。今日はツアーが多い上、昨夜の時点でドライバーが一人足りませんでした。朝からドライバーを探したり、ゴールデントライアングルからツアーをスタートさせるガイドに指示を出したり、バタバタしているところに飛び込みのお客様からお申し込みがあり、すでにスタートしたツアーを市場に寄らせ合流させたりと、肝心な時にホントに役立たずな携帯電話です。
  そのうえ手持ちのタイバーツが不足し、ガイドに渡すツアー費用に事欠くという困った事態に陥りATMに走りました。原因はドルでお支払いいただいたお客様2組4名(合計400ドル強)、日本円でお支払いいただいたお客様1名(2万円弱)がいらしたためです。今朝両替のため銀行のナイトバザール出張所に出向くと朝から「ノーマネー」の看板が。その隣は9時を過ぎても開店しません。というわけで朝から走る走る。ミュールを履いていたので見事に靴ずれしました。
  ここまで書いて中断。明日のツアーのお申し込みをいただきましたがまたもやドル払いです。どうやら現在も市内の両替所は機能していない様子。70ドルちょっとですが、100ドルでお支払いいただいたのでまたまたタイバーツが減りました。今晩に備えてATMに行ってきます。ひどいときにはATMもノーマネーの表示がでます。

 

  8月3日  「バンドゥー温泉」

  今日は取材も兼ねてチェンライ近郊のバンドゥー温泉で一休みしてきました。現在J.トラベル前の道路は上水道工事中、新家主のもとオフィス建物もリニューアル中とダブル騒音からの緊急避難です。
  チェンライ近郊には数箇所の温泉がありますが、比較的施設の整っているのはこのバンドゥー温泉。その他は川沿いの屋外温水プールだったり、個室室内に電灯がなく薄暗かったりと少々難アリです。
  月に1,2度は私もここで一休みしています。各種ツアーの後、リクエストがあればお立ち寄りしています。


  8月5日    「チェンライで家を建てる〜その5」

  たくさんの方からお問い合わせいただいている建設中の我が家ですが、皆様の予想と期待を裏切ることなく未だ完成しておりません。昨日ようやく外装が完成しました。
  中庭を囲んでそれぞれ独立した小さな家が集まり、1件の家となります。大工たちは完成してようやく「どんな家が作りたかったのかわかった」そうです。私たちがミャンマー、ラオス、ゴールデントライアングル、ウィアンパパオ、チェンマイ、チェンライ市内の親戚の古い家から買い集めたものを見ても、それをどこに使うのか一向に理解できないようでした。よって私たちが現場監督に行かない日は作業が進まず。。勝手に判断し作業をすすめ、数々のやり直しがありました。
  各部屋(家)には入り口の装飾にちなんだ名前があります。

鹿の家(子供部屋)、花の家(キッチン&家事室)

龍の家(寝室)、象の家(書斎)

仏陀の家(仏像や先祖のための部屋)など。


  チーク材を丸木のまま購入し、外側部分は家の柵に利用しました。不足分は親戚の家の古木を何本も切り倒し補いました。

家の門は余った材木で作りました。

※10月15日現在、まだ完成していません。現在井戸を掘っています。
45m掘ってようやく水がでました。井戸掘り費用は10万B強、総額で15万Bほどになります。

  8月6日    「チェンライ・チェンマイ間タクシー900B」

  このところ、ちょっとした悩みが。昨年J.トラベルをご利用された韓国人のお客様の紹介で何組もの韓国人旅行者がいらっしゃるのですが、チェンライ・チェンマイ間のタクシー料金だけが非常に安く伝えられているのです。
  昨年の記録を調べてみるとご紹介者は2日間観光ツアーにご参加いただき、最終日にはそのままチェンマイまでお送りしています。ツアー料金は正しく伝えられていますが、チェンマイ・チェンライタクシーサービス「900B」と書かれています。ご夫婦でご利用いただいたので、1人あたりの料金は確かに900Bですが(2人で1800B)。
  ご丁寧にご紹介者からのメッセージも皆さん持参されていました。そこには「冬にはもっとたくさんの韓国人を送り込みますよー」と書かれていました。とても有難い話ですが、料金は正確にお伝えいただきたいものです。観光ツアーを利用するとチェンライ・チェンマイ間が「破格の料金になる」と勘違いされている方もいて説明して納得いただくまでにひと苦労です。

 

  8月7日  「ファックス送信できない理由」

  チェンライ近郊のリゾートホテル大人気のプーチャイサイリゾート、じわじわ人気のフイクムビレッジ、どちらにもちょっとした共通点があります。それは天候や時間帯によって予約用ファックスの送信が困難になること。 
 1. 天候に左右される〜プーチャイサイリゾート
メーサロン山麓にあるため、大雨や強風の日は電話線が風に揺られるのか?電話の声が聞き取りにくくなったり、ファックス送信中に通信が途絶えたりします。
 2. 限られた時間にのみ送信できる〜フイクムビレッジ
メーサロンの入り口からタートン・チェンマイ方面へ左折、コック川上流に新設のリゾートですが、自家発電のため1日数時間しかファックスが機能しません。午前8時から10時ごろ、夜7時から9時半ごろ、この時間帯を狙ってファックス送信を試みます。

 

  8月8日  「旅に出た名刺」

  明日のツアーをお申し込みいただいた女性2人組み、2年前のJ.トラベルの名刺を持参されていました。ツアー内容と料金、予定ガイド名を書き、私の署名入りでした。でもお客様のことを覚えていないのです。実は今日いらしたお客様は3代目の名刺の持ち主でした。2年前にいらした方はドイツ人とスロバキア人のカップル、このツアーには私も同行したのでよく覚えてます。(JTS001ツアーでも写真を掲載させてもらっています)その後ご友人の手に渡り、昨年末に弊社ツアーをご利用いただきました。そして今回はそのまた友人に伝えられたというわけです。
  ツアーを催行していてよかったなと思う瞬間です。
  明日は私もご同行したいのですが、この女性2人組でツアーは定員の7名に達しました。私までが車に乗り込むと窮屈になりますので、ツアーはソムサックにまかせおとなしく留守番することにします。

 

  8月9日  「今日の出来事」

  うっかりミスをおかしそうなくらい忙しいです。今日もいつものように朝からバタバタしました。午前9時を回った頃、飛び込みで3日間のトレッキングお申し込みがありました。今すぐ出発したいとおっしゃる5人組みでした。ちょうど日帰り象のりトレッキングのガイドとしてサイモンが出勤してきていました。リムコックリゾートというコック川沿いのリゾートホテルにお泊りのグループでしたので、プライベートボートでプールサイドまでお迎えにあがる予定でした。まず飛び込みのお客様をボート乗り場まで送り、エレファントキャンプ向け出発してもらいました。その間ガイドサイモンはチェンライ市内の市場でトレッキング用食料等の買出しです。車も全部出払っていたのでバイクタクシーでサイモンはエレファントキャンプに向い、ボートで到着されたお客様と合流させツアースタート。所要時間、バイク40分、ボート1時間15分の時間差があるからこそできたのです
  同時に日帰りトレッキングのガイド探しです。このコースは象のり2時間、歩きは下りのみ、運良く女性ガイドが明日の打ち合わせに出てきていたのでそのままツアーに出発させました。昼ごはんを食べたのは3時近くです。食後ほとんど全力疾走に近い勢いで走り3箇所の銀行でホテル宛振込みを済ませました。明日のツアーの予約も午後8時を回って立て続けに2組入り、当初観光ツアーご案内予定だったガイドアトゥをトレッキングにまわし、その穴には非番の女性ガイド・ドゥアンを入れ、まだ足りないのでタイ人社長も明日はツアーに出します。
  今日JTS001ツアーを2組催行しました。メコン川の水位が著しく上昇しているとのガイド報告を受け、2組ともボートトリップは安全を考え大型屋根つきボートを使用しました。当分の間メコン川ボートトリップを含むツアーご参加のお客様には、1.ボートトリップを中止する(差額はお返しいたします)、2.大型ボートで催行する(別途追加料金がかかります)をご選択いただきます。安全のためどうぞご了承ください。

 

  8月11日  「電話線不通」

  昨日午後から電話線が不通になりました。原因はなんとなく察しがついていました。
  新オフィスのリフォーム作業をしているのですが、昨日はどうやら大掛かりな電気工事をやった模様。その後から電話が使えなくなりました。きっと誤って電話線を切ってしまったのだろうと思います。それとなく工事の現場監督に「電話が使えないんだけど、うちの電話線いじった?」と尋ねると、「触ってない」とのこと。電話会社で調べてもらうと回線に異常は無いようでした。
  先ほど工事関係者が呼びにきました。ぷらーんとぶら下がってる電話線を指差し「あれってJ.トラベルの電話線かな。昨日なんかよくわからない線切っちゃんだよね。今日も電話使えないの?」。それをつないでもらうと24時間ぶりに見事電話が復活しました。
  ファックスやインターネットが使えないと死活問題なのですからしっかりやってもらいたいものです。それにしても我ながら冷静に対処ができたのには驚きました。少しタイに馴染んできたみたいです。

 

  8月13日  「本当にいつからでも出発します」

  昨日は全てのツアーを出発し終えたのが午前11時過ぎでした。チェンマイからレンタカーを運転してこられたアメリカ人の若者3人組み、J.トラベルを訪れたのが午前10時半でした。日帰りのトレッキングをご希望とのこと。もう全てのツアーは出発しています。受けてしまったからにはガイド探しですが、J.トラベルのガイドたちは全員ツアーに出てしまいました。唯一残っているのがソムサックですが、第一子誕生間近の奥さんにずっと付き添っています。
  結局最後の手段、タイ人社長が付き添いのもと研修生2人で出発させました。自分たちだけでお客様をご案内するのは初めてですが、ソムサックやピロムについて何度もトレッキングに出ていますので、やる気も自信も満々。お客様が途中から歩けなくなり、立ち寄った村で車をチャーターしての下山となるハプニングもありましたが、無事に1日のツアーを終えて帰ってきました。
  最後のツアー予約を受けたのは、午後10時半をまわっていました。もうガイドもドライバーも寝ている時間です。陽気なスペイン人6人組みでのJTS001ツアー、ガイドも対等に渡り合えるパワーがないとつまらないツアーになります。既に決めてあった組み合わせから、パズルのように別のパターンに組み替えます。無事パズルが解けたときは大きな達成感があり、数組のツアーを全て送り出した後は、どっと疲れが出ます。
  今朝7時にガイドとドライバー一人ずつ追加手配し、8時半のスタートに間に合いました。
  現在午後6時半ですが、明日はもうどう考えても追加のツアーは受けられない状態です。今晩山の中にいるガイドも4人います。というわけで今日は早めに店じまい、ゴルフの打ちっぱなしに行って頭をすっきりさせようと思います。

 

  8月14日  アカ族ガイドアトゥからのおしらせ

 


  アカのブランコ祭り、キュースタイ村8月16日、ロサ村26日です。
8月のブランコ祭りは別名女祭り。5月に始まった田植えなど重労働から開放され、
女性がホッと一息つくとともに、豊作を祝う祭りです。また女性が成人を迎えることを意味し、この祭りに備え、18歳前後の娘を持つ親たちはアカの最も大切なシルバー、旧大英帝国時代のインディアンルピーなど準備します。貧しい家庭では5バーツで代用することもあります。8月のブランコ祭りはスィング型(普通のブランコこぎ)です。
  それに対して、自分の勇敢さ、たくましさを見せ合う男祭りは12月に開催されます。こちらはトップスピン(回転)型と呼ばれます。男児から青年、年寄りまで競ってブランコに乗ります。
  アカ族の風習について、この続きはまた明日。

 

  8月15日  アカ族ガイドアトゥからのおしらせ2

  アトゥのアカ族についての講義の前に、カレン族ガイドサイモンからの報告です。
  13日から3泊3日のオフロードバイクツアーに出かけていますが、ドイ・ワーウィー地域数箇所のアカの村でブランコ祭りが始まっていました。一足お先に参加してきました。

  アトゥより皆様へ
  明日16日メーサロン付近のアカ族の村へ日本人4名、欧米人3名をご案内します。貧しい村でも3,4日、盛り上がり方によっては1週間ほど開催されるブランコ祭り。お時間がある方には。ぜひこの時期のホームステイをお勧めします。ブランコを作る過程から精霊への祈りの儀式などご参加いただけます。ご案内はもちろんアカ族の私です。
  さて、ブランコの一番の乗り手は?正解はお米と茶です。村の精霊、田畑の精霊に豊穣と幸福を願い、ブランコを3回漕ぎます。

 

  8月17日  「アカ族のブランコ祭り初日」

  ブランコ祭りの初日を迎えたメーサロン山麓のキューサタイ村を訪問してきました。この村は道路わきにおみやげ物を数件並べているため、一度も立ち寄ったことがありませんでした。村の入り口の家々にはテレビの受信アンテナが立ち並び、ツアーで訪れるには最もふさわしくない部類に属します。ところが村人の案内で村の奥へ奥へと進んでいくと、素朴なアカの暮らしがありました。
  午前はドライバー・シアン率いる欧米人、午後はJTS00Mツアー途上の私たち。後発組みはアカ族によるブランコ漕ぎを見られませんでした。祭りの初日である昨日はこの地域の行政責任者へのお披露目のため、午前少しブランコを漕いだそうです。
  アカのルールによると、生まれて初めてブランコを漕ぐ場合、回数が年齢を下回ってはいけないのだそうです。60歳のイタリア人女性は棄権、そこで日本人を代表してキリちゃん8歳がブランコを漕ぎました。


  静かな初日にがっかりしている私たちを気の毒に思ったのか「若い頃アトゥに世話になった」という村民が現れて、家に招待してくれました。特別な日に食べるというアカの餅、干肉、アカの酒、アカの茶、瓜、をご馳走になりました。日本の餅よりは粘りがありませんが、正月に出されたラフ族の餅よりは日本の餅に近いものでした。香ばしく油で揚げてあり、揚げたてに無精製の砂糖をつけて食べましたが、個人的には醤油と海苔が欲しかった!3日前に解体し3日間囲炉裏の火でいぶされた牛の干肉も薫り高く、歯ごたえがあり全て平らげました。米から作られた40度の酒は沖縄の泡盛然り、こちらは3杯飲み干すのが礼儀とのこと、茶はほうじ茶に近く、瓜は大型キュウリとマクワウリの中間の味でした。


 

  

8月19日   「ヤオ族の葬式」

 

  昨日は偶然ヤオ族の葬式に出遭いました。中国文化の影響を持つ彼らの葬式は次の通り。祭壇も中国式に飾ります。あの世でもお金に困らないようにと、お金の代わりの紙を口や鼻などあらゆる器官に詰めます。埋葬は土葬。村の裏山に墓地があります。故人の愛用品もいっしょに埋めます。

お経を写本する村の長老。

ブタも丸焼きに。

 

  8月21日 「タイの外国人登録システム」

  昨日役場から「1口1300Bの寄付に来てください」とのお誘いがあり出かけました。役場との潤滑油になりますので、この手の誘いや個人的なゴルフの誘いなどは努めて受けるようにしています。寄付者の名前と住所が役場の行事で使う椅子に記載されるというので住所の欄には「(株)チェンライトラベル」と入れてもらうことにしました。
  役場内は大写真撮影会となっていました。聞けば「外国人登録会」とのこと。現在テレビでもさかんに広報していますが、非合法に滞在する外国人を登録し(把握し)、合法的に滞在させようという政策の一環です。対象者はお隣のミャンマー及びラオス人、カンボジア人とIDカード等をもたない山岳民族たち。中国人は含まれません。

  この登録の目的と利点は次の通りです。
1. 政府が在タイ外国人の実態を把握できる
2. 登録者には「外国人登録番号」が発行され、合法的滞在及び就職が可能になる
3. 特に就職を希望しないものも引き続き無期限滞在できる
4. 登録原票には指紋押捺(コンピューターで採取)があるが、紙で発行される登録証には写真のみ
日本の外国人登録制度でも不法滞在、不法入国者はその対象となります。
1. 不法滞在、不法入国者も外国人登録の義務がある(語弊を恐れずに言えば、この登録がもとで摘発されることはほとんどありません)
2. 登録者には「外国人登録番号」が発行されるが「在留の資格無し」と明記される
3. 就労の禁止、また速やかに入管へ出頭、手続き後帰国するよう指導される
4. 在留資格によっては未だに指紋押捺が必要

  数人の登録者にインタビューしてみました。
1. ミャンマー人の女性(タイ人と婚姻同居済み) 外国人との婚姻が困難なため(女性はミャンマー法による外国人との婚姻不可)タイ人男性とは未入籍。この登録が住めば合法的滞在および就労ができ非常にうれしい。労働許可取得に必要な所定の健康診断も済ませ、就職先も決まっています。
2. アカ族の女性 この女性は身分事項のほとんどが不詳でした。苗字不詳、生まれ月不詳、住所不定、父母の国籍・氏名不詳、出生地不詳。女性の名前はアカ族によくある名前らしく、係員の呼びかけに3人の女性が起立しました。
3. 幼児 父母ともに山伝いに越境入国してきた山岳民族の1歳児。お父さんに抱かれて写真撮影です。
4. 日本入管法では「無国籍」が存在します。たとえばタイに住むタイ政府発行のIDカードを持つ山岳民族などはこれにあたります。この登録ではミャンマー、ラオス、カンボジアに加えてアカ、ラフ、リスなどで分類されていました。

  この登録により、指紋と写真、2004年8月現在での連絡先(携帯電話可)が役場のオンライン記録に残ります。本人申請の氏名や国籍、生年月日などの不正確さには目をつぶり、とりあえず現状を把握しようというのが狙いのようです。そもそも彼らにはきちんとした身分証明を持たない者(山岳民族)や真の身分を明かしたくない者(ミャンマー及びラオス人、カンボジア人など)がいるのですから。以前は他人の戸籍を不正使用するものが後を絶たず、行政や警察の捜査などにも支障がありました。雇用主も少なくとも以前の状態よりは彼らを雇用しやすくなるはずです。タイ人の嫌がる業種での需要は多くあります。  

 

  

8月23日  「アカのブランコ祭り前夜〜アトゥの生家の場合」

 

  アカ族のブランコ祭りには空振り続きのJ.トラベルです。なるべく自然な祭りの様子をお目にかけたくて、村民からの連絡情報をもとに村へ出かけています。実はアカのブランコ祭りにはしきたりがあり、その地域の祭りを統括する村が年毎に変わります。当番の村は外国人観光客への披露も含め大掛かりな祭りを開催します。もちろん衣装着用は必須。近隣の村もそこへ応援にかけつけ盛大な祭りが開かれるという仕組みになっています。これは旧正月の行事にも言えます。アカ族ガイドの意向も取り入れ、よそ者の目を意識した祭りを避けてツアーを組んだ今年は見事裏目に出ました。ま、それが自然な祭りなのでしょうか、私たちのために開いてくれているわけではないのですから。
  写真上は明日の本番に向けて大ブランコを作成、出来具合をチェックしがてらブランコで遊ぶアカの男。大ブランコは各村にひとつ。祭りの後は誰も触ることができません。

下は各家庭用小ブランコ、こちらは子供たちの遊具となります。

 

  8月25日  「ダブルとデラックス」

  チェンライ市内のあるホテルと7,8月分の清算を行なったところ、ホテル側の請求とこちらの計算が合いません。原因は「ダブル」で予約を入れておいた部屋の一部が「デラックス」で入っていたせいでした。会計担当者曰く「J.トラベルが差額を払ってください」きけば最近の改装でダブル(キングサイズベッドひとつ)の部屋はデラックスタイプにしか無くなったというのです。こちらはホテル側から知らされていませんでしたので、せっせとお客様のリクエストにあわせて「スーペリアのダブル」で予約を入れていました。
  「ホテルが勝手にデラックスで手配したのだから払いませんよ」というと「じゃあ痛み分けってことで半分負担してください」「一般的に予約担当者のミスはその給料から差し引くんじゃないの?(ニット)」「額が大きすぎて引けませんよ」「うちだって半額払ったら赤字になりますよ。ところでデラックスになっていない手配分はどうしたんですか?」「ツインで手配しました」「予約内容と実際の手配が異なる場合は事前にこちらに連絡をいれてくれないと困ります」「。。。」
  マネージャーに呼ばれた予約担当者はひとこと「ダブルもデラックスもどちらもDで始まるから混乱するのです」
  当然のことながら差額は支払わずに済みました。時にタイでは理不尽な請求を受けることがあります。駄目モトでまずは請求してみるのでしょうか? 結果的に7,8月中にJ.トラベルを通しこちらのホテルを利用されたお客様の約7割が自動的にデラックスタイプへアップグレードされたことになります。


  8月26日  「買い物天国」

  一部の人にとってタチレク(ミャンマー)は買い物天国です。パソコンで作成されたCD、VCDやゲームソフト、王冠マークの時計、花と星模様のバッグ、とても宝石に見えない石、偽アンティークなど。これらのモノをわざわざバーレーンから買いに来るお得意様がいらっしゃいます。今年すでに2度目、昨年も2度いらっしゃいました。今回は初めて新婚の奥様をご同行されました。
  この手のモノはタイ人社長のお得意分野です。確か前回もこのアリ氏にご同行し「ベルサーチってなんだ?」と言いながらベルトを買ってきました。怖いもの見たさに私もツアーに同行しましたが、前評判に違わず買い物以外いっさい興味無し!でした。タチレク中の商店を4時間かけて2回りしました。
  アリ夫妻の戦利品。秒針が滑らかに動く王冠マークの時計8個、イタリアの宝石メーカーの時計3個。タチレクにはチェンマイ、バンコクなどへこれらの商品を卸している問屋があります。他の店にはわき目も振らず2箇所の問屋へ直行しました。バッグ、財布はいくつ買ったことでしょう。お目当てのゲームソフトは路地の一番奥のスーパーという店にありました。荷物当番の私が最終的に持っていた大きな袋は4つになりました。
  最後にミャンマー政府管轄の免税店に寄りましたが、そこでもさらに買うこと1時間。花と星模様の男性用アタッシュケースが3500Bでしたが、政府が堂々とこんなもの売っていいのでしょうか。タチレク市場よりは高く、フランス製の10分の1ほどの値段でした。私もここで中国製のCD(キューバ音楽とボサノバ、ジャズの3組6枚)を買いました。この3枚全てに「キサス キサス キサス」と「美味しい水」「イパネマの娘」が入っています。中国人には区別が付かないのでしょうか。ちなみにこのCDには「偽物防止装置」なるものがついていますが、本物なのでしょうか。
  アリ夫妻は食べ物にも興味が無いらしく、ワントンホテルのランチブッフェは10分で終了。まだ食べ続ける私たちをおいてホテル横の露店でいくつかの宝石?を買っていました。
  とっても楽しかったわ、と私もバッグをいただいてしまいました。本物以外持たない主義ですが、これはツアーの時にでも使わせていただきます。フランス製なら10万円を超えるでしょう。
  買い物総額6万B強、見事な買いっぷり非常に楽しませていただきました。そのまま引き続きチェンマイへ買い物行脚です。私なら6万Bで宝石をひとつ買いますが、タイ人社長はもちろんアリ夫妻と同じタイプです。

 

  8月29日 「反省」

 娘の爪を切っていたら、誤って肉まで切ってしまいました。予想以上に出血したため、小雨の中、左手に娘をかかえ右手にお出かけセット1式の入った籐のバッグと傘を持ち、近くのキリスト教系病院に駆け込みました。急患担当の女性医師は患部を見もせず、看護婦さんたちに手当てをさせました。看護婦さんは3人掛かりで処置をしてくれました。この病院の医師のほとんどは感じの良い人ですが、この女性医師にかぎってはとても面倒臭そうな表情をありありと浮かべて診察するため、会うたびに(会ってしまうたびに)貧乏くじを引いた気分になります。処置のあとベテラン看護婦さんから「乳児の爪を切るときは普通の爪切りではなく、専用のハサミを使うといいですよ」と教えてもらいました。先日お客様から「頭からつま先まで使えるハサミ」をいただいていたのに、不精をしていたがための事故でした。
  帰りは病院前に待機していた乗合トラック(ソンテウ)に行き先を告げると「40B」と言われました。通常チェンライ市内中心部は一律10Bです。歩いても10分ちょっとの距離に40B!雨、乳児連れ、しかも病院からでてきたという条件でこんな料金を吹っかけられたのだとなんだかとても嫌な気分になりました。結局トボトボ歩いていると人力車のおじいさんに声をかけられました。一度すれ違ったあと引き返してきたそうです。人力車の揺れで娘はぐっすりと眠ってしまいました。  処方された感染症を防ぐ薬は乳酸菌飲料の匂いがしました。ちょっと毒見すると飲むヨーグルトそのものでした。定期予防接種のときにもらう解熱剤はショッキングピンクのサクランボ味です。

 

  8月30日  「タチレクで見かけた買うのに躊躇するもの」

  日本にいたときマックスファクターのSKUシリーズを使っていましたが、田舎のチェンライでは売っているはずもなくあってもとても高くて手がでません。ところが先日タチレクでコレを見つけました。王冠マークの腕時計の卸問屋でショーケースに飾られていました。日本語の表記も誤字脱字はありません。印刷も悪くない。ちょっと迷いましたが、化粧品や香水の偽物ほど買う価値の無い物はありません。試供品はないかと尋ねましたがあるはずも無く、購入に至りませんでした。
  ミャンマー政府管轄の免税店の品揃えも実に不思議です。真正品とはるかに値が離れたブランドバッグや洋服を売っています。バーバリーの中国製ゴルフシャツ350B(1000円弱)。果たして本物でしょうか。
  酒類も安い。ハイネケン系列のエジプト製ビール、6缶で96B(280円)。1本買って味見しましたが、バドワイザーのような薄いビールでした。ワインもチェコ産、ブルガリア産のものが130B(300円)〜。赤でも白でもタイでは冷やして飲みますから、香りや味のふくらみなどはニの次。嫌な酸味がなくてワインの味がすればいいのです。タイ産のワインは舌のしびれるような薬品の味がし、妙に甘い物があります。ラムヤイ(龍眼)、イチゴ、ライチ、パイナップルのワインなど甘くて飲めた物ではありません。それに比べればミャンマー経由のワインは何だって美味しいし安いです。ただし中国語併記があるものは要注意です。いったん大陸で何か混ぜたのか定かではありませんが、やはり薬品の味がします。
   結果としてビール、ワインは買い、その他のマガイモノは保留が無難な線でしょうか。遠くエジプト、チェコ、ブルガリアから運ばれてきた物がタイ・ミャンマー国境で売られていることも不思議です。輸送費をかけ、何箇国もの税関を抜けているはずなのに、なぜこんなに安いのでしょう???

Diary TOP

Sep2004

Not enjoyable can be refund

〜Love Thailand, Visit Chiangrai, Support People & Thai Economy〜