J.TRAVEL SERVICE
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2005年1月のつぶやき

今月も疲れました。
翌月さらなる忙しさが待っているとは。。翌月に続く。。

  1月3日   「新年早々」

  新年早々徹夜で翻訳をしています。あと5分で(タイ時間の)午前0時をまわり1月4日になりますが、この日記は1月3日分です。クリスマス前に依頼を受けた官庁へ提出の書類を「もう年末で役所も休みですから」と言い訳をし納期を年明けに延ばしていただきましたが、とりかかったのは昨日のツアー終了後でした。本当は今日一日翻訳の日とする予定でしたが、午前8時半発のお客様から7時過ぎに「今すぐ出たい」と時間変更されたことを皮切りに、続々と飛び込みの方や、ツアー後車中にカメラを忘れたお客様への対応や、なんだかんだであっという間に日が暮れました。日本人の宿泊客や居住者と意思の疎通ができない市内ホテルやサービスアパートメントからも「お客さんと話してほしいから折り返し電話くれ」だとか、「何時にチェックアウトするので立ち会ってくれ」だとか、それは給料もらって受付にいるあなたの仕事です。
  年末年始は車やドライバーの不足をカバーするために「12月27日から1月3日までは新たなツアーを受けない」との方針を立てましたが、ガイドもドライバーもタイ人社長も飛び込みのお客様を受けてしまって手配が本当に大変でした。
  この期間他社のワゴン車を借りたり、予備のためにレンタカー屋の乗用車を3台もスタンバイさせました。稼ぎ時のレンタカー屋は予約がききません。したがって12月末からずーっと借りっぱなしにしました。おかげでツアーの中にはほとんど利益がないものがたくさんあります。
  タイ人スタッフと日本人の私、相変わらずチグハグな面も多々ありますが、今年も仲良くやっていこうと思います。

 

  1月4日    「チェンマイへも新年のご挨拶」

  ほぼ徹夜明け。ただ今日は何としてもチェンマイへ行かなければなりません。旅行業許可期限が今日で切れます。チェンマイのTAT(タイ観光局)でのみ更新手続き可能なのです。
  ついでに12月中旬から年末に入れた1月の予約への回答が文書で来ていないホテルやエージェントへも直接訪問して確認することにしました。また先週お客様からご紹介されたエージェントも表敬訪問してきました。
  午前中はツアーの送り出しに追われチェンライを出発したのは午後1時。チェンマイのTATに到着したのは午後4時。関係各所を訪問しチェンマイをあわただしく出発、チェンライに戻ったのは午後8時。今日は小型のトヨタ車で移動したのですが、とても疲れました。寝不足のせいもあるでしょうが、船酔いしたように頭の芯がグラグラしています。
  このトヨタ車、現在事情があってJ.トラベルに居候している車です。12月中旬、走行距離が800キロの時に預かったのですが、今日現在で5850キロとなりました。3週間で5000キロ。単純計算で1日250キロ近く走ったことになります。驚いたのは燃費のよさです。チェンライ・チェンマイ往復400キロ。ボルボでは約1000B、ランドローバー800B、9人乗りワゴン車600Bがガソリン代の目安でした。この新車のトヨタVIOS、350Bほどで400キロを走ります。
  乗り心地のヨーロッパ車か、燃費のよさの日本車か。またまた車を買い換えたくなりました。


  1月6日「焼きそばと司馬遼太郎」

  ジャンクな味がときどき無性に食べたくなります。例えば日清のカップヌードルとか。やきそばやお好み焼きのソース味とか。年末は焼きそば目当てにお客様に同行しリムコックホテルのランチブッフェに行きました。このホテルのランチには太目の麺を使った甘い焼きそば(おたふくソースのような甘さ)や細巻き、サーモンの寿司などがあります。
  お客様から「チェンライ市場にも焼きそばがある」と教えていただき、早速運転手付き車で10Bの焼きそばを買いに行きました。その帰りに偶然日本語の本を扱う古本屋さんを見つけ、歴史ものを5冊衝動買いしました。
  私のわがままに付き合った運転手役のタイ人社長はこの数日「エビの炭火焼が食べたい」と言い続けていましたので、こちらも生きたまま500グラム購入。道端に並べられた七輪の炭で焼いてもらいました。
  そんなわけで今日の夕食は山盛りの焼きエビと焼きそば、魚の身をほぐしたものと発酵調味料を混ぜたナムプリックと茹で野菜、芯まで甘いチェンライ・ナンレー郡産のパイナップルです。


  1月7日 「ナイトバザール散歩」

  最近のナイトバザールはおもしろいです。購買意欲をそそられます。古いハギレや山岳民族の刺繍、藍染の布などを縫い合わせたワンピースにパンツ、ジャケットなど、少し前まではヒッピーもどきのものが一部の店においてあるだけだったのが、このごろは小奇麗ですっきりしたデザインに変わり、いろいろな店で売られるようになりました。今日も2着買ってしまったわけですが。
  ナイトバザール散歩の目的はもうひとつ、仕入れ元を聞きだすことです。シルクの壁飾りは予想通りメーサイで仕入れたと教えてもらったので、近々タチレクで買ってこようと思います。複数買えばガソリン代やミャンマービザを差し引いてもまだ安いです。
  今のオフィスは4階建ての1階部分のみ使用していますが賃料は4階までを含めて払っています。2、3階の床面積は約40平米+バストイレ、4階は約25平米+バストイレ+ベランダです。この1月でリフォームしてデイリーまたはウィークリーマンションのように貸し出せたらと思っています。各階にそれぞれ1室ずつ、合計3室ですので儲けは出ませんが、オフィスの賃料がゼロになれば十分です。
  ちなみに名前は「ランナーハウスFor Rent」になるのだそうです。1月後にはオープンの予定ですが、チェンライでは予定は未定。

※2月末現在なーんにも手をつけていません。

  1月8日   「ゴルフが取り持つ縁」

  サンティブリゴルフ場から依頼を受けお客様のお迎えにあがることがしばしばあります。ゴルフ場には宿泊施設やその他の娯楽施設がないため、ゴルフの後は皆様ホテルや空港へ向かわれるはずなのですが、移動の車を片道のみの手配でいらしている方が多くとても不思議です。J.トラベルでは往復800B〜でご案内しています。行きと帰り別々に手配されると随分割高になるのではないでしょうか。
  ゴルフ場からホテルや空港へ向かう2〜30分の間は貴重な時間です。この送迎が縁でその後もご利用いただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。バンコクのイギリス系会社の取締役もそのお一人。日本語を流暢に操るこの方は、毎月接待を兼ねたゴルフ旅行にチェンライにお見えになります。
  今日は3月の研修旅行の見積もりを依頼されました。総勢120名、3泊のチェンマイ研修旅行、アジア近隣諸国をはじめ欧米からも関連会社のスタッフがチェンマイ入りされるとのこと。半日はセミナーや会議、半日は観光に当てたいとのご要望でした。
  旅行業全般、HP作りのいろはを教えてくださったチェンマイ通信さんの日記にも確か同じようなツアー手配の詳細があったはず、とおぼろげな記憶を頼りに2004年2月の日記から読み始め。。2時間かかってようやく7月20日の日記にたどり着きました。
  宿泊は1000B前半の中級ホテルが条件ですので、まずは会議用の部屋と120名の個室を用意できるホテルを確保しなければ。団体客に慣れているナイトバザール周辺のホテルはこの時期空室が多くはないでしょうし、ここ数年にオープンしたばかりのホテルのいくつかはフロントや予約係の対応に心もとない面が見られ、利用を尻込みしてしまいます。もう少しホテルの予算をあげていただくか、役職や出身国によりホテルを分けてもよいなら手配も楽なのですが。
  タイ人社長は「自分がガイドする」と張り切っていますが、3月後半の忙しい時期にチェンマイに3泊もされては非常に困るのですが。。

 

  1月9日   「家とオフィスのタンブン(地鎮祭兼新築、引越し祝い)再び」

  各方面から強力な圧力がかかり、家とオフィスのタンブンをやり直すことになりました。本音を言わせてもらえば、このネコの手も借りたいくらい忙しい時に何を今更、というのが正直な気持ちです。どうぞやりたい方は好きなようになってください、ただしできるだけ無駄は省いて、宴会や楽団、カラオケ、演歌歌手、素人舞踊は厳禁で、という条件を出しました。明日はとても日が良いらしいので今日から親戚一同、ガイド、ドライバー総出でタンブンの準備です。 
  私が家を建てた土地は、昔は人も寄り付かなかった霊力の強い土地とのこと、辺りを見下ろす丘にあります。朝は霧深く確かに他の場所とは少々雰囲気が異なります。一族の年寄りたちは「ジャクスワン一族の魂の集まる場所だ」といいます。町長でもあり一族の長でもあるドライバージェームスの父親や親戚の長老たちは非常に張り切ってなにやら準備しています。それぞれに言い分があるらしくお坊さんの世話はドライバーのシアンの担当になりました。今日の夕方から5人のお坊さんに願をかけてもらうそうです。カレン族ガイドは娘や甥姪などを連れ、アカ族ガイドも奥さんを伴い朝からタンブンの準備に出かけました。いささか「船頭多くして、、」の感も否めませんが、仕事や休日返上で協力してくれるスタッフたちがいることには素直に感謝するべきなのだとおもいます。
  夕方からはオフィスでも作業をするらしく、明日の夜にかけて仕事どころではなさそうです。頭ではわかっていながら非常に疲れます。

 

  1月10日  家のタンブン(地鎮祭兼新築祝い)

一族のおばあ様方からの強い意向で家のタンブンが強行されました。
我が家はあちこちの古い家から瓦、柱、樹齢の長い木などを持ち寄り建てたもの。
そのため通常よりも強い念を込めた儀式が必要とのこと。

敷地の隅に棲む土地の精霊にご挨拶
バナナの茎で作った5つの容器には米、豚肉、魚の頭、花、ビターナッツ、
ロウソク、線香、などなど

お坊さんは邪気を家から追い払います。
邪気を封じた石は敷地の東西南北に埋めました。

本日のハイライト・9時59分 村の宗教儀式担当おじさん登場
お坊さん以外を門外に追い出します。
「お前たちどこから来たんだ」
「日本からです」


      「どうやって来たのだ。歩いてきたのか、車で来たのか」
      「飛行機で来ました」
      「何のために来たのだ」
      「家も土地もないので、家を探しているのです」
      「えー!!ちょうど、この家を売ろうと思っていたところなのだよ」
      「いくらですか?」
      「88万バーツでどうか」
      「えー。そんなに安いのですか?199万バーツで買わせていただきます。
      注)必ず言い値より高い値段をつけなければなりません」
      「OK。この家に入ることを認めよう」
      一族声をあわせて「チャイヨー。家が見つかった」
      家長であるジェームスの父親、警察官、軍人たちそれぞれ祝砲

寝具、衣類を担いで一同門の中へ

本日のVIPゲストはゴルフ仲間の3人。


  1月12日   「キンモクセイのお茶」

  今J.トラベルで人気を二分しているのが無農薬栽培、香料無添加のキンモクセイウーロン茶と日本からお土産にいただいた深蒸し茶です。一人でこっそり飲みたいのですが、鼻のよいガイドたちは10種類以上備えているお茶の中からこの2つを選んでこそこそ飲んでいます。メーサロンの御茶屋の名物アマー(お母さん)がくれるウーロン12号や鉄観音茶には見向きもしません。
  このキンモクセイのお茶は、茶葉はもちろんキンモクセイの花も無農薬栽培です。チェンライ近郊の平地の畑で栽培されています。チェンライ県内で無農薬栽培はこの畑のみ。リス族の友人から紹介されてここの高麗人参入りウーロン12号茶を飲み始めたのがきっかけで、今ではメーサロンのお茶にあまり触手が伸びなくなりました。ここ、とは「スウィルット畑」、雲南系中国人の経営ですので中国名もあり、その名も「天元茶」。
  日本にいた時も銀座の英記茶荘でキンモクセイウーロン茶を購入し飲んでいました。たしか200g2500円。今飲んでいる「天元茶」のものは300g900B(約2500円)、生産地なのにちっとも安くありませんがそれだけの価値のあるお茶です。
  ツアーでランチに立ち寄ることの多いメーサロンビラ(御茶屋兼中国食堂、ホテルも併設)の女主人も「ジャスミンティーは飲みすぎると体に悪い。香料を混ぜているからね。」といい、お土産に手ごろなジャスミンティーに手を伸ばされるお客様をそれとなく静止します。メーサロンでは評判の芳しくないジャスミンティーですが、その点「天元茶」のジャスミンティーは無農薬、無香料。メーサロンのものほど強くは香りませんが、自然なジャスミンの芳香と甘みです。
  ジャンクフードが時折恋しくなるのと同様、香料たっぷりのマリアージュフレールのマルコポーロだとか、フォションのアップルティーだとかも無性に飲みたくなるのですが。。

 

  1月13日 「仕事のはかどる時間帯」

  今日こそは家のベッドで休もうと決めていたのに、午後11時を回った今も会社のPCの前にいます。日中はご来店のお客様(主に情報収集が目的のお客様)や突然のツアーに同行したりであっという間に時間が過ぎ、夜間は翌日のツアーの販売で接客、結局落ち着いて仕事の整理ができるのは深夜や午前6時ごろから8時ごろです。したがってサービス残業のように居残り、泊り込みが自然と多くなります。数ヶ月前に専用PCを手にしたタイ人社長も夜間はエージェント向けツアー案や見積もり作成に忙しく、2人で黙々とPCに向かう日々が続いています。
  気がつけば「あと3ヶ月の我慢でローシーズンが来る」とお互いが口にしています。たった1日でいいので携帯の電源も切ってゆっくり読書でもしたいです。
  明日はMTB自転車レースご参加のお客さまに同行し、バン1台、ピックアップトラック2台、午前7時半にチェンライを出発してチェンマイに行きます。当初JTS001ツアーに出す予定だったドライバーをチェンマイ行きに振り替えました。理由は無口だから。おしゃべりなドライバーをメーサイ方面のツアーに出し、私の乗る車は必要最小限しか口を開かないドライバーにしました。
  行きはお客様といっしょですので居眠りはできませんが、帰路は3時間熟睡しようと思います。

 

  1月15日 「パソコン不調」

  ウェブサイト更新時に若干のトラブルがあることや、サーバー移転の相談などなどのため、昨日はチェンマイのナップツアーさんを訪問してきました。不具合や疑問が一気に解決し晴れ晴れとした帰宅になるはずでしたが。。
  このチェンマイ行きにはドライバーとして応募してきた新人を試しに使ってみました。他社では3,4年運転し、職業運転免許もあるとのこと。見事に迷いました。お堀の内側にあるナップツアーさんへたどり着くにも何度も道を聞き、帰りなどはお堀の周りを2週、チェンマイ市内を抜け正しくチェンライ方面へ向かうまで1時間以上かかりました。
  肝心の運転技術もうまいとか下手とかの次元ではなく、方向指示ランプも出さない、ふらふらと舟を操るような運転であぶなっかしく、乗っているのが怖くなりました。わが身もかわいいし、彼に運転させているトヨタ4WD車もぶつけられやしないかと不安。幸い明日からのMTBレース参加の選手団を送った帰りのドライバーたちがまだチェンマイ市内にいましたので、運転手を交代させ無事に帰宅しました。
  このドライバーもちろん不採用。

 

  1月17日  「津波の影響」

  プーケット津波被害の影響で急遽J.トラベルに3人の研修生がやってくることになりました。ピサヌロークにある国立ナレスワン大学英語学科の4年生、男子学生3名です。当初プーケットの旅行代理店での研修が決まっていたそうですが、諸事情から研修受け入れキャンセルとなり、北部へ方向転換せざるを得なくなってようです。
  研修生を受け入れることは大変面倒くさく、業務多忙を理由に断り続けているのですが、今回は状況を考え受け入れることにしました。順調にいけば1月30日から4月8日までの300時間の研修に入ります。
  昨年の優秀な研修生アップル同様大学4年生、大学生活の締めくくりとなる研修です。英語力も問題なさそうなので即ツアーに同行させるつもりです。男性ですからトレッキングなども大丈夫でしょう。タイ人社長曰く「うちの社長は(私のことです)日本人なので、怠けていたり態度が悪いと容赦なく叱られます。また場合によっては研修打ち切りもあります。結果的に単位がでず卒業できないこともあります。心してくるように。」と説明しています。
  まったくそのとおりです。

 

  1月18日 「AsiaCMさん再び」

  この人の依頼は断れない、AsiaCMさんもそのひとりです。今日はたまったメールに半分ほど手をつけランチでも食べに行こうか、と腰を上げたところ緊急の依頼がありました。クライアントの希望通りの場所を「私の目になって探してください。肉眼ではなくてカメラのファインダーを通して見ることを忘れずに」とのことでした。
  希望の場所とはなんと「春のフィンランド」の風景に似た場所、でした。妥協点として「白樺並木」や「ログハウス」があれば良いとのこと。北タイで!
  今日はドライバーも車も出払っていましたので、ボート乗り場に待機する乗り合いトラックを借り切り3箇所の候補地を回りました。白樺と思えばユーカリだったり、丸太のログハウスを見つけたところ屋根の上に立派なガレー(北タイの屋根飾り、シャチホコのようなもの)があったりで、敗北感を味わいながらの帰宅となりました。
  「大将の目でみる斥候」という役割を与えられると必要以上にはりきってしまいます。良いも悪いもひっくるめて写真を送信した後で「使えるのが数枚ある」との言葉をいただき、この人のために次回からもできる限りのことをしよう、と心に誓うのでした。

 

  1月19日 「体力の限界〜スタッフ一同」

  昨年の20日過ぎから休みなく働いてきたガイド、ドライバー、車、それに私、もう体力の限界です。明日はJTS001ツアー1つを除いて全てガイド抜きのツアーばかりです。よって契約車両を手配し明日はほぼ全員休養日としました。
  明後日からはドゥアン(三日月)が4日、ヤイが1週間などツアーの日々が始まります。4日間の上級者向けトレックから帰ったばかりのアカ族ガイド・アトゥとオランダ人4人、イスラエル人女性1人。HPでご紹介しているとおりアトゥオリジナルのこのコースは途中のコース変更/ショートカットや車での移動ができません。3日目から歩けなくなった女性の荷物を交代で担ぎ、時には女性を背負い帰着されました。おかげで彼女は「プリンセス」と呼ばれる羽目になりました。


  一方カレン族サイモンは3日、2日、日帰りと6日連続のツアーでしたのでこちらも明日は絶対休む、と言い放って帰りました。
  私も先週の月曜日から家に帰っていないので、今日は何もかも放り投げて早めに帰宅するつもりです。
  

自称ロングレック(長足族)+トレッキング中もネクタイを外さなかったネクタイ族

※ところがHP更新をしながら店をダラダラ開けていたためポツポツとツアーの予約が入り、
サイモン以外のガイドは休日返上、引き続き働く羽目になりました。
もちろん私は帰宅できず。

  1月22日 「寒さ緩む」

  今週はじめから寒さが緩むどころか蒸し暑いです。半そで着用していれば快適なのでしょうが、今年は長袖のタイ服をたくさん買ったので気温が上がったこの頃もそれを着ています。暑さが服の中にこもり、不快です。今からチェンライにお越しの皆様、フリースはもう必要ないかもしれません。今日ご到着されたお客様は「バンコクより暑い」とおっしゃっていました。今バンコクは涼しいのですか?
  昨日、今日と腑抜けのようになりボーっとすごしていましたが、先ほどから仕事に復帰しました。まずはハイネケンで喉を潤し、今晩は質問メールへの回答を中心に、明日は見積もりメールを送信、月曜にはすべて残務ゼロの状態にしたいと思います。あくまでも目標ですが。。
  結局ガイドたちは休みなく働いています。私も負けずにがんばらなければ。

 

  1月23日   「増える旧東欧・ロシア観光客」

  昨年末から旧東側諸国の観光客がぐっと増えました。ぐっとといっても月に一組もいなかったのが、週に一組程度出会うくらいの頻度です。
  年末はバンコクのロシア大使館から書記官?ご夫妻がいらっしゃいました。ご自分で新型ベンツを運転し遠路バンコクからいらしたようですあが、チェンライ近郊の観光は車を休ませ3日間のツアーをご利用いただきました。「ロシア人観光客第一号だろう」とおっしゃるので「2年前に旅行代理店の社長が来ましたよ」というと「ではロシア人VIPは初めてだろう」と金字でプリントされた名刺を置いていかれました。
  3日前はチェコから3人。明日はハンガリーから3人。今日のあるツアーはポーランド、韓国系スウェーデン、中国系マレーシア、イスラム系マレーシアハネムーン、フランスと非常にインターナショナルなツアーとなりました。ガイドのヤイ、言葉の壁にぶつかりへとへとになって帰着しました。

 

  1月24日   「ガイドブックがなんだ」

  数日前「アメリカの○×ガイドブックの記者だ」と名乗る男性が見えました。通常1,650Bで販売しているJTS00Mツアーに特別価格「700B」で参加したいとのこと。なぜ700Bかというと他社がその値段で催行するから、だそうです。ご希望日はすでに2人の方へ販売していました。もし私が700Bで販売すると、他のお客様へも同額に値下げしなければなりませんし、3人で2100Bでは完全に赤字です。このツアー、ドイトゥン入場料が150B、首長族入村料が250B、メーサロンビラでのランチが200B、3つの合計だけで600Bです。というわけでお断りしました。
  「うちはその値段では催行できないので」と答えると、こんな一言、二言。「うちのガイドブックに取り上げられると売り上げが数倍になるぞ。(だから自分に特別料金で販売するべきだ)。わざわざ訪ねてきてやったのに、感謝されて然り、ノーというなんて馬鹿じゃないの?」彼の勘違い振りが本当に頭にきて「うちは16年営業しているのでマスメディアよりもお客様の方が大事。もしあなたに700Bで販売し、それをあなたがガイドブックに書いたらどうなりますか?700Bだと信じて来店されたお客様にどう説明しますか?あなたと出版元が一人一人謝罪してくれるわけではないでしょう。」
  ちなみに○×ガイドブックと記載したのは伏字ではなく、英語圏のガイドブックなど疎い私は存じ上げないのです。ガイドブックといえば地球の歩き方と旅行人のメコンの国しか手にしたことがありません。
  果たして彼は本物の記者だったのか、それとも安く旅行をする方便でそう名乗っているのか。こんな風に旅行をして人生楽しいのでしょうか。ケチな人生だ。

 

  1月25日   「ノン・ティーン」

  ひょんなことから短期の研修生を受け入れています。この学生は研修の面接に担任の女性教師が2度も付き添ってきた箱入りです。担任いわく「どこに研修に出しても心配で、心配で」。女子学生が圧倒的に多いアチワ専門学校の2年生ノン・ティーン。ティーンとは「ティーンネイジャー」のティーンだそうです。
  面接の日をすっぽかし、2度目の約束の時間には2時間も遅れてきたので「本当に研修する気があるなら連絡なく約束を破ったり時間に遅れるなんてもってのほか。外国人相手の商売は時間厳守が基本ですよ。」と暗に「不合格」を伝えたつもりだったのですが、翌日から午前8時にはオフィス前でニコニコしながら待っています。なし崩し的に採用、となりました。
  タイ旅行でしばしば出会うのが、女の子の心を持った男性。ノン・ティーンもその一人です。銀行振り込みのひとつもできない、ファックスは流せない、パソコンも使えない、英語も話せない、本当に何も知らない田舎の子なので、ついつい不憫で甘くなってしまいます。以前はあるゲストハウスに研修に行き、毎日トイレ掃除、ベッドメイキングをやらされていたとか。そんな話をきくと可哀想でどんなに出来が悪くても今回だけは落第させられないと思います。
  今日は日本人の初老の男性2人とドイトゥン観光に出かけました。朝出社してきたノン・ティーン、いつもよりファンデーションが濃い気がしますが、遅刻しなかった分良しとしました。我ながら為にならないくらい甘すぎる。月末からは男子学生3人が来るので、彼らにも弟分(妹?)として面倒を見てもらわなくては。

 

  1月27日   「パズル」

  今年のチェンライの込み具合は異常です。週末を中心に1200B前後のホテルが軒並み満室。また2月1,2日など平日にもかかわらず1月ほど前から満室です。もともと受け皿の狭いチェンライですから、年末年始から現在まで綱渡りのような調整が続いています。特に今の時期は完全な売り手市場なうえ、懐もずいぶん暖かいので土壇場のキャンセルがしばしばおこります。得にこの傾向が強いのが契約車両(運転手付きドライバー)です。ホテルはオーバーブッキングを避けるためすべて前払いし、万全を期すようにしています。
  中国正月(2月9〜11日)をはさむ約1週間のツアー調整を始めていますが、疲れきった脳で考えるので、かなり混乱しています。この時期の典型ツアーは1日目空港へお迎え、ホテルチェックインまたはゴルフ場へ直行。2日目〜4日目ゴルフおよび観光。5日目空港へ。お一人から18名までさまざまです。午前中で仕事を終えた車を午後や夜間のツアーにまわし、とできれば単純なのですが、半分のお客様は昨年もご利用いただいたリピーター。となるとなるべく同じドライバーを使いたい、でドライバーと車両の組み合わせも変えなくてはいけません。大きな日程表に車種や車のニックネームを書き、ドライバー名をいれ、車の足りない日は契約車両を当てます。
  ここで問題なのが各社(車)軒並み中国正月特別料金を設定してくることです。チェンライの人たちは本当に今日のことしか考えない人が多いです。適正価格で誠実に対応してくれればこちらも優先して指名するので結果的に年間を通じて仕事にありつけるはず。それを「今はピークシーズンだから500B増し!」と随分な強気。これが5月中旬を過ぎたころになると「なんでもいいから仕事ください。安くてもどこでも行きますぅ。。」と手のひらを返したような低姿勢になります。
 今日は他社ツアーのタイ人グループ5台のワゴン車にホテル前を占領され、午前7時発の12名様ゴルフツアー(24人乗り中型バスご利用)15分も出発が遅れました。あんたたち準備できてないならどきなさいよ、と最後は他社のガイドを叱り飛ばし車を移動させ、ようやく出発できました。それでも他社の協力なくしてはこのシーズンを乗り切れませんから、脅したりなだめたり鞭打ったりしながら何とかやっております。(注:けして煽てたり褒めすぎてはいけません。天狗になるだけです。)もともと然程カワイイ女だったわけではありませんが、この2年で女でなくなった気がします。

  

 

  1月28日   「ここまで違うとは」

  近所のツアー会社のマネージャーがいうには「J.トラベルってゴルフ場やホテルを安く売りすぎじゃない?」いえいえそんなことはありません。ホテルのランクに応じて適正な料金を提供しているつもりです。小さな会社なので大手に比べて高い場合もありますが、けして不適切に安いわけではありません。
  その人の商売はこうです。「ホテルAの公示価格1800B。エージェント料金1000Bならお客様にはホテルと同料金で販売する。すると1泊あたり800Bの利益がある。ゴルフ場も然り。エージェント向け料金が30%オフなら100%の料金で販売し差額はすべて利益にまわす」
  今時こんなことをしていてよく商売になるな、と逆に関心しました。私は「来年も再来年も利用してもらいたいからあまり高くは売れないです。」というとその女性は「次回も来る保証はないでしょ。(だから今稼いでおかなきゃ)」その会社も古いですから私とは違った商売の仕方なのでしょう。
  突然ワンカムホテルにデラックスルームができました。(以前は全室スーペリアでした)確か年末は4室しかなかったのですが、おとといの時点で50室以上ある、との回答。またスイートも2タイプ4室あるといいます。昨年と同じ部屋が今年はデラックスという可能性がありますが、ホテルの方針ですのでご了承ください。料金は+200Bとなります。

 

  1月29日  「偽ツ−リストポリスジープにご用心」

  知人のツーリストポリスは6台のジープを所有しています。整備もよく、指定の場所へ車を届けてくれ、返却時も電話1本ですっとんできます。また非番の日には雇われドライバーとしてJ.トラベルの仕事を請けてくれます。
  昨日も今すぐツアーに出たい、という2人組の女性がいらっしゃいました。ガイドは必要ないとのこと。うちの車は全部出てしまっているし困ったなと思っている矢先、件のツーリストポリスが通りかかりました。早速彼所有のジープで象のり観光に出てもらいました。多少の英語は話せ並みのガイドよりきちんとした外見ですので、お客様からは非常に好評をいただいているツーリストポリス氏。
  目下の彼の最大の悩みと不満は「偽ツーリストポリスジープ」がチェンライ市内を走っていること。私の知る範囲でも3台あります。ジープの貸し出し業者(彼の場合所有1台ですから業者というよりは個人)、ゲストハウスなどなど。頭にきた本物ツーリストポリス氏は自車から「ツーリストポリス」ステッカーをはがしてしまいました。代わりに北タイ方言で「ハオ チョープ エウ 〜ラオ チョープ ティアオ(標準語)〜観光大好き」と貼ろうかな、と半分やけになっています。
  別の悩みはこうです。年末年始ある小さなツアー会社のオフロードツアーに車を貸したところ、運転が下手なのかあちこちデコボコして返ってきました。チェンライルールでは明らかにぶつけたのなら借りた側が修理費用を持ちますが、ジープという性格上、多少の整備はやはり貸した側の負担となります。そこに貸すといつも状態が悪いのだそうです。また支払いも遅い、値切る、と散々です。4日間2400Bで貸したところ、整備代が1700Bかかりその上2000Bに値切られそうになった、とブツブツ。「次から貸さなきゃいいじゃない」というとそれでもゲストハウスよりはまだましなのだそうです。あるゲストハウスなどは修理代を請求しても「今金がないから払えない。ツアーにでたガイドに請求しろ」と言われたとか。もちろん当のガイドも当然払わないでしょう。
  チェンライは「金がない」と開き直ったほうが害を被ったほうよりも強いです。うちの車もぶつけられ修理が大変でした。ぶつけたのは一度も使ったことのない若手ガイドでした。そのガイドの奥さん(これまたガイドですが)には「だってお金がないんだもん、同情してくれ」といわれました。すみませんの前に同情してくれ、と言われてもなかなかできるものではありません。

 

  1月30日    「家より車か?」

  先日借金の依頼がありました。チェンライ市内の土地家屋を担保に金を貸してほしいというものです。金額は8万B(約22万円)、それをもとに何をするのかときくと「ジープを買う」のだそうです。銀行には借り入れを断られたので、最後の選択のようでした。
  一応物件を見に行きました。彼らは郊外の別の家に住んでいるようです。適度に古い、典型的な北タイ庶民の小さな2階建て一軒家でした。つまり家には何の価値もなく、土地のみの価値です。ロケーションはほぼ満点、この土地をたかが8万Bで担保にしてもいいのだろうか、と逆に悩みます。
  タイ人社長の小遣いの範囲で済むことですから(彼の月々の給料から私が強制的に積み立てていたものですが)、多くは口を挟まないことにしました。どうやら話がまとまり火曜日には契約です。
  返済方法、期間は次のとおりです。期間は2年、月々利息分のみ返し、2年後に元金8万Bを返済する。8万Bでは状態のよい中古ジープは買えないでしょうから、こちらも中古車ローンを組むことになります。5万Bローンを組んだとして月2500B程度。うちへの利子とあわせると月4000B前後の借金となります。車は取られたくないでしょうから、まず車のローンから返すでしょう。私は彼にうちへの返済能力があるとは思えません。
  果たして2年後彼の生活は上向き8万B+利息を完済できるのでしょうか。車はぶつければただの鉄くず、ですが先祖代々の土地を売って車を買う人は多いです。今オフィスのあるパホンヨーティン通りの土地はほぼ華人、インド人、ムスリムの所有です。北タイ人よ、しっかりしてくれ、といいたい。 

 

  1月31日   「はじめまして」

  今日から4月上旬まで3人の研修生を迎えることになりました。北部タイの入り口、スコータイの隣県ピサヌロークにある国立ナレスワン大学の4年生、左からビュー、ノック、キップです。今日は早速日帰りトレッキングに出かけるお客様5名のお迎え、ボート乗り場までの送迎に同行しました。
  研修生といえばもう一人、チェンライ・アチワ専門学校2年在学中のティーンもいます。2月18日までの研修です。こちらは英語も日本語もなーんにもできませんが、習うより慣れろ、ということでツアーに随時同行させています。
  ガイドのつかないタクシー観光等にも同行させますので、どうぞよろしくお願いします。

※正確にはビュー(誤)→ビルBill、キップ(誤)→ギフトGiftでした。

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Feb2005

Not enjoyable can be refund

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