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10月のつぶやき

 

  10月1日  「誰のドライバー?」

  5日間のゴルフ&観光ツアーを終えました。J.トラベル所有のゴルフセット2式はお客様にお貸ししていましたので、この間ゴルフを我慢していたタイ人社長。朝から張り切ってゴルフバッグのファスナーを開けると見慣れないドライバーが。自分のものより一周りヘッドが大きいのだそうです。
  ゴルフツアーのお客様4名、2名はゴルフ場のゴルフクラブをレンタルされました。おそらくゴルフ場のものとJ.トラベルのドライバーとを交換してプレイされたまま、キャディーもお客様も気づかずツアーを終えられたのだと思います。今となってはいつ入れ替わったのか、どのゴルフ場かもわかりません。
  同行させた運転手には毎日クラブの点検をさせているのですが、「本数だけ数えていた」とのこと。ゴルフをしないジェームスにはどのメーカーのものも同じに見えるのでしょう。
  「マイペンライ」なのだそうです。

 

  10月2-3日  「データ消失 1」

  10月2,3日のデータ消失してしまいました。この2日間はとっても内容の濃い時間を過ごしたのですが。。
写真が残っていますのでそちらでお伝えします。

まずは10月2日 カレン族の幼稚園を訪ねました。

 

 

  10月3日  「データ消失 2」

  私の所属するチェンライライオンズクラブを東海ライオンズクラブの幹部2名様がご訪問。

左から ソム、チェンライLC会長サター氏(次期ガバナーを狙っています)、
前会長パニー女史、東海LC幹部 村瀬様、竹内様

歓迎会場はパヤオのゲータウェイホテル。複合地区ガバナー就任式へご招待しました。

複合地区ガバナーと手を取り合うタイ式正装をされたお二人
閉会時も特別ゲストとして壇上にあがられ、
数多いゲストの中でしっかり存在感をアピールされていました。
なんといってもタイ式の上着が評判でした。

 

 

  10月6日 「3日間休業しました」

  改装工事&移転準備のため10月4−6日の3日間休業しました。また9月末から10月3日まではタイ人社長バンコク出張、私はお客様への通訳同行でこの間も早朝と深夜以外オフィスを閉めましたので実質休業。来店されたお客様、メールやファックスを頂戴したお客様への対応ができませんでした。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんでした。
  昨日で終わる予定の工事が本日午後6時終了しました。電話線を切られ新たに繋ぎ直し電話が開通したのが午後7時半です。7月来の工事の度に電話線を切られています。2年半前まで50m向こうの右角にオフィスがあったのですが、そこから建物の天井を伝ってびろーんと電話線を引いているのです。柱を残し建物全体をリフォーム中で、なにか作業をするたびに誤って電話線を切られること5回以上。大変営業に支障をきたしていますが、私たちがなるべく休むことなくリフォーム&移転作業をすすめる様、新しい大家さんには大変気を使ってもらっています。タイの中でものんびりやのチェンライ人のこと、工事は遅々として進まず、8月には移転可能の予定がいまだに仮住まいです。来月には本当に完成すると聞いていますが、あてにすると腹が立つので期待せずに待っています。


  10月9日   「鳥インフルエンザからの生還と結婚の目的」

  昨日のニュース特集から2件。
  1件目は鳥インフルエンザで入院後16日目にして快復・生還した主婦のインタビューがありました。高熱が5日間続き体の節々が痛み、空咳や濃い痰の混じった咳がでて、肺炎かと思い入院したところ鳥インフルエンザと診断されたそうです。家では飼っている鶏が死にましたが、その処理にはゴム手袋をはめていたとのこと。患者を出したその村から出る車両には全て消毒薬が撒かれています。それはまた別の意味で体に悪そうです。
  この女性当初パラセタモンというタイのバファリンを服用していましたが、2,3時間熱が下がった後さらに熱が上がり、効き目がないので病院にいったとのことでした。すぐに薬をのみたがるタイ人気質。熱の原因はなにか、を考えないのは問題です。
  もうひとつのニュースは一番貧しいといわれる東北タイ(イサーン)で、白人との結婚を選択する女性が多いのはなぜか?の特集でした。多い順にナコンラチャシマー、コンケーン、ウドンタニー、ノンカーイとなっていました。インタビューされる数人のイサーン女性。白人を夫にするメリットは「家族思い、家庭に責任を持つ、きちんと仕事をする、親兄弟、親戚の面倒を見てくれる」に加えて「生まれつきの貧しさから脱出可能」とのストレートな意見もありました。ニュースで流される彼女たちの背景には、25mプールを持つ庭やコンケーンに鳴り物入りでオープンしたイタリアンレストラン、植木の手入れをする初老の白人男性の姿が映し出されていました。その一方で夜の街で若い女性に暴力を振るう白人男性の姿も流されました。
  ある県知事によれば「白人夫の訪タイ回数は年に1、2度。そのたびに落としていくお金は30万〜100万B(90〜300万B)。そのうえ毎月家族や親戚への仕送りもある。白人以外にサウジアラビアなどの夫を持つ女性も幸せな結婚生活を送っている」とのこと。
  北タイやイサーンでは特に水周りや台所などに前近代的な家が多くみられますから、白人が少しでも快適な生活を送ろうと思うとやはり周囲に比べて立派な家が建ってしまうことも事実。またせっかく建てるのだから資材や人件費の安いタイの田舎で本国以上の生活を望むのも最もなことです。そして立派な家が建った暁には親戚やよくわからない居候が住み着いてしまうことも良くあることでしょう。
  「彼のお金と結婚したんじゃない。人柄よ」と答えた女性はプールのない小学校も多いイサーンで25m6レーンのプール付き豪邸に住んでいました。


  10月11日    「ここでは以下のチケットがかえます」

  近所の航空券発券会社から「日本語訳の推敲」を持ち込まれました。ゼロから依頼すると有料とおもったのか、研修中の女子学生、そのクラスメイト、日本語の先生が協力し翻訳したもの、とのことでした。タイ航空のプロモーションチケットの案内です。
  まず見出しから駄目でした。「ここでは以下のチケットがかえます」。せめて「プロモーションチケットのご案内」とでも訳して欲しかった!このチケットには制約があり発券後の払い戻しや日時・便名変更のいっさいができません。しかし、彼女の訳したものには「変更には手数料がかかります」と書いてあります。また「エコノミーや片道チケットには別途手数料がかかります」との訳もみられますが、出典不明の注釈。正しくはビジネスクラスの取り扱い無し、往復割引無しです。あいまいなところは英語交じりです。「このチケットはbooking前にconfirmが必要です」。どういう意味?と尋ねると、「???」予約日時、便名のないオープンチケットは販売できない、とでも訳すのでしょうか。
  結局持ち込まれたもので正しいのは価格だけでした。おまけに手書きです。私が推敲した物を再び手書きし、そのコピーを各代理店に配るそうです。手書きの妙な日本語ほど信頼を落とす物はありません。私も含めチェンライのツアー会社や代理店のスタッフはド素人だらけですが、これはあまりにもひどすぎる。となぜか私がタイプすることになりました。
  訳した女子学生に「プロモーションの特典と制限事項、わかってるの?」ときくと「わからない」とのこと。日本語云々のまえにしっかり航空券について研修受けてもらいたいものです。いつ行ってもソファーにだらーんと腰掛けてテレビをみているか、お菓子を食べているか、最近は編み物も流行のようです。この研修態度はチェンライの学生全般に言えることです。日本の皆さん信じられますか?J.トラベルでも少し前に3人の学生を2週間で首にした苦い思い出があります。

 

  10月12日   「チェンライ・有閑マダムクラブ」

 

  昨夜と今日のランチはピタック議員の誕生日会を兼ねました。昨夜はコック川沿いのレストランで無難な夕食、今日はジャオホーンというイサーン料理の店でしたので、ごらんのようなコオロギのから揚げも出ました。


  チェンライでは未だ日本人在住者は珍しい存在です。そこでピタック議員の奥様・元小学校教員のタサニー先生に連れられ、今日は朝からチェンライ奥様たちの集まりに出席しました。「私のノーン(妹分)だから、よろしくね。日本語HP作ってるから宣伝になるわよ」とまずはコック川沿いにアパートメントホテルをオープンした奥様Aを訪ね、その後手漉き紙の工房&ギャラリーを観光客向けに開放したい奥様B(ここへ土地を貸しているのがタサニー先生)。奥様Bの紹介でチェンライ市内に昨年オープンしたフィットネス&スパ・エステのオーナー奥様Cの元へ。ここには数人の奥様たちが集まっていましたが、皆さん肌を磨きすぎているのか顔の皮膚が薄くなっていました。話題は美容ジュース。人参と青リンゴにビーツ(赤カブ)を少々加えた100%ミックスジュースが若さを保つのだとか。ちょっと青臭いジュースです。
  スパに限らずタイ人奥様ネットワークのものは、タイ人に視点でタイ人好みに作られたものが多いようです。アパートも部屋が四角くて外国人用には狭く感じました。手漉き紙の工房には英語の(日本語も)説明がありません。またギャラリーに並べられた商品はどこかで見たような。。きくとナイトバザールに卸している、とのことですので「チェンライの伝統手工芸」とは少し方向性が違っています。エステで使う化粧品はフランスのエステで使われているものとのことですが、タイにいらした観光客の方ならタイハーブのエステを希望される方が多いのではないでしょうか。
  午後3時半ようやく開放されました。今日の一番の収穫はこのスパ・エステのVIP会員券をもらったこと。40%ほどの割引になるのでこれで気軽にエステに通えます。実質的な経営はチェンマイ大学で工学を専攻したお坊ちゃまの担当でした。

 

  10月14日   「誕生日プレゼント」

  明日14日はタイ人社長の誕生日です。2年前は確かゴルフクラブ1式の請求書がJ.トラベルに来ました。昨年はゴルフの靴やドライバーの請求書だったと思います。今年は何をお望みか尋ねたところ「パソコン」とのこと。さすがに私の万年眼精疲労&肩こりを見かねたのでしょう。英語でのメール回答や見積もり等は担当してくれるそうです。
  ちょうどパソコンを2台もっている友人がいます。どうも不要な様子。おまけに最近本格的にゴルフを始めたらしくゴルフセットを購入予定とか。というわけでタイ人社長のお古のゴルフ道具と友人の中古パソコンを交換することにしました。このゴルフセットも昨年12月のJ.トラベル諸経費から落とされた物です。トレードに出される直前まで10数回お客様に貸し出し、結構小銭を稼いでくれました。
  あさって納品予定の翻訳(企業の募集要項や誓約書のタイ語バージョン)がありますので、さっそく自分のパソコンで作成してもらうことにします。

 

  

10月15日    「ラフ族のお母さん、病院に行く」

 

  手術のため入院するラフ族の女性と午前9時半に待ち合わせをしました。約束の時間を過ぎても来ません。10時半をまわった頃トラックの荷台に鈴なりのラフ族到着。が、オフィスの前を素通りします。「なにやってるの」と運転手役の村長の携帯に電話をすると「おなかがすいたのでご飯を食べている」11時過ぎにようやく問診に入りました。予想通り即手術ということで入院手続きをとりましたが、大部屋が満室のためスーペリア個室に入院。ぞろぞろ入っていく親戚や近所の人たちで狭い個室はすし詰め状態です。
  この現象はチェンライ人にも共通します。誰かが入院したばあい「元気づける(ハイ・カムランチャイ)」という理由でこぞって病室に押しかけるのです。産後の安静時もお構いなしです。私の出産時には病院側にガイドとドライバー以外の人間の面会をシャットアウトしてもらいました。
  病室は清潔と静寂が原則ですので、それを彼らに諭し最小限の人間を残し帰ってもらうことにしました。付き添いの人選から漏れたのが写真の人たちです。その代わりラフの学校用備品を買いに行きました。現在ドアは無く、机は壊れ、床はコンクリート打ちっぱなしという状態です。山の上の学校という景観にマッチするよう、なるべくコンクリートやプラスチック、ビニールは排除し、竹や木の床、机、椅子を使った教室にしたいと思います。ホームセンターという室内装具いっさいの揃う店に行くと、「ここの商品はホテル用で自分たちの村には合わないねー」といいながらも目を輝かせていました。
  彼らが自分の手で立てた茅葺ぶきの教室は総費用3500B(約1万円)!その床を安い木材でフローリング仕上げにした場合人件費を除いても2万B強(6万円)かかる概算になり、バランスが悪いため木の床は断念しました。雨期には山から出た水で床上浸水し、コンクリートの床が濡れるのだそうです。すのこのように下駄を履かせて木を張り、少し傾斜をつけた床の下を水が流れる構造にしたかったのですが。その代わり合板のドアを買いました。これは竹や山の木で飾ります。梱包に使った廃材利用の机と椅子も見付けたので、うまく工夫がついたら購入したいと思います。1週間に1日「大工の日」を設け、自分たちで色を塗り教室を仕上げてもらえたらと思います。
  厳しい環境の山の学校にとどまり面倒を見てくれている先生の意見は尊重し、やる気を持続してもらうためにも良い学習環境を作る後押しをしたいとおもっています。

※その翌日
手術前の検査入院から一夜明け、ラフのお母さんは手術を拒否し山へ帰って行きました。

  10月17日   「それぞれのストレス解消法」

  昨日はタイ人社長はゴルフコンペ、私はエステと午後の半日をストレス解消に当てました。ただしどちらも格安です。
  ゴルフコンペはウォーターフォードゴルフというチェンライ市内から約40分の起伏にとんだコースで開催されました。陸軍大将?主催のコンペということで、グリーンフィー、キャディーフィーなど全て無料でした。ゴルフ場まではいつものゴルフ仲間(文房具屋の社長ネコさん、ダムロン中高等学校校長、陸軍ゴルフ支配人、うちの社長)の4人でネコさんの新車に同乗し出かけたためガソリン代も節約(割り勘)。必要なのはチップのみだったようです。商品にはシボレーの新車や航空券などがあったそうですが、誰一人手にすることなく手ぶらで帰ってきました。
  私はタイハーバルサウナでスチームサウナ、全身スクラブマッサージ、フェイスマッサージ、シャンプーと3時間ほどのフルコース。ウコンやハチミツ、数種のタイハーブを調合したものです。シャンプーの仕上げも薬草を煮詰めた水で洗い流します。欠点は黄色くなること。エステ後は爪の白い部分がみかんを食べ過ぎた後のように黄色く染まります。洗い流したつもりでも洋服もかすかに黄色くなります。料金は1日の法定最低賃金(チェンライ基準)の2倍強、ドライバーの日当と同じくらいです。

 

  10月19日   「他人との間隔」

  日課のようになっている銀行通い。座って待てる銀行と、並んで待つ銀行があります。メインバンクは農民銀行、理由はオフィスから一番近い(徒歩5分)からです。農民銀行は後者、フォークライン式並んで待つタイプの銀行です。a毎朝これがちょっとしたストレスの元になります。
  タイ人は人との間隔が日本人よりも近い。銀行で並んで感じる「タイ人にとって適度な人との間隔」は約30センチ。手首からひじまでの長さ程度です。私にとって不快でない人との間隔は約80センチ、手を伸ばしても届かない距離です。30センチという間隔で横や背後に立たれると相手の体温まで感じます。ATMで預け入れや通帳記入を行なっていても肩越しに覗き込まれます。
  大学生になっても友達と手をつないで歩く女の子たち、男性も親愛の情を示したり、親しさを周囲にアピールしたいときには手を取り合い、肩を抱き合います。
  暑い国でどうしてこんなにくっつきたがるのでしょう。謎です。
私個人のメインバンクはバンコク銀行、理由は座って待てるから。タイ人社長はシンガポール系のUOB銀行、理由は待ち時間ゼロだから。。。

 

  10月21日   「チェンライのハチミツ」

  隠れ家的タイハーバルスパ&エステで女主人からマッサージを受けていたときのこと。ケーキ作りの話になりました。タイの卵や砂糖はおいしいのに小麦粉と乳製品が駄目だな、とか、じゃあハチミツを使ってカステラを焼けばどっしりとした美味しい物になるんじゃないかな、とか。
  女主人は知る人ぞ知るチェンライのハチミツオーソリティ。ハチミツについて講釈すること15分。チェンライ産のハチミツには大きく分けて2種類あるそうです。1つ目は通年採取可能な単独の花から採取された蜜。ライチやラムヤイ(竜眼)などのハチミツです。こちらは特段の癖も無く及第点といった感じのものだとか。それに対して「森のハチミツ」と呼ばれるものは、暑気(3-5月)に集められます。森に咲く数種類の花の蜜を集めた蜂を山岳民族が捕らえ、巣を丸焼きにして取り出すとか。今年女主人が手に入れることのできた「森のハチミツ」はジャムの大瓶で30個ほど。一瓶300Bで売ったそうです。毎年予約でいっぱい、新参者は手に入れにくい逸品です。
  ところで今日のタイラット紙によるとチェンマイで養蜂を営んでいる欧米人の蜂が何者かにより盗まれたとか。タイ語の恩師S先生も以前「チェンライに100ライ(1ライは1600平方メートル)ほどの土地があるのでなにか農業をしたいのだけれど、泥棒対策で頭がいたい」といっていたような。

  メーサイ・タチレク国境情報
本日ツアーにでているガイドによれば、国境は正常通り開いています。またミャンマー政府系代理店からも本日午前「変化なし」との報告を受けています。明日タイ・ミャンマー経済協力振興協会の月例会議がありますので、時間があれば出席し再度確認します。

 

  10月23日   「迷子」

  昨夜午後10時前、そろそろ店じまいをと思っていたところ、チェンライ警察から「迷子のファラン(欧米人)がいるので迎えに来てほしい」と連絡が入りました。
・ 警察の話す英語とファランの英語が通じない
・ 3人組みのファランは自分の借りているチェンライの家の住所がわからない。
・ 覚えているのは1.県道1020号線沿い、2.チェンライ中心部から10分ほど、3.近くに国立公園がある、ことだけ。
・ 警察の車で既に2度家を探したけれどたどり着けなかった
  旅行者の迷子は警察の担当ではなく、ツーリストポリスの管轄だそうです。でもけしてツアー会社の仕事でもありません。ナイトバザール通りを走っていると、偶然にもオランダ料理レストランで彼らの家を知っている友人を見つけ、家にもたどり着くことができました。

  今日からタイは3連休。午後8時45分ですが、未だに3台の車(シアンとバンチャとジェームス)が帰ってきません。周辺のツアー会社の車も今帰着のようです。明日あさってのメーサロン、ドイトゥン、プーチーファーというタイ人の好きな景勝地観光は鬼門です。渋滞間違いなし。。 

 

10月24日    「案内はよく読みましょう」

  金曜日、タイ人社長と私は「タイ・ミャンマー経済協力振興会会議の日だ」と午前中に用事を片付けぜひ出席しようと非常にはりきっていました。会議の始まる午後1時半には間に合いませんでしたが、午後2時過ぎには会場のメーサイ・タイトンホテルに到着。ホテルはがらんとしています。
  仕方が無いのでイスラム教徒の食堂でカオ・ソイ(カレーラーメン)を食べ、メーサイ入管に挨拶だけしてチェンライに戻りました。
  さっき机の上に溜まった書類を整理していたら、今月の会議の案内ファックスが。なんと「チェンライ・ワンカムホテルで開催」と書いてありました。うちから徒歩3分です。3時間も無駄に消費してしまいました。
  ところでメーサイのイスラム食堂のカオソイ、できそこないの日本風カレーラーメンのような味でした。骨付き鶏肉がおなじみの具ですが、そこの具はカレー粉をまぶして炒めた牛肉(水牛か?)。メニューには中国語もあり「酸辛湯(サンラータン)」の文字が。このスープにカオソイ用の黄色い麺をいれると、日本でよく食べていた「酸辛湯麺(スーラータンメン)」になるかもしれない。近々再訪問してみます。

 

  10月27日  「読書の秋」

  今私の仕事の進行を著しく妨げているのは友人がどーんと貸してくれた50冊あまりの本。私は乱読派で、一度に2、3冊の本を同時に読むのが好きです。今週初めから「銀行倒産 佐高 信」「妖怪 司馬遼太郎」「『源氏物語』の男たち 田辺聖子」を読んでいます。仕事は〜特にメールと見積もり〜溜まっているのですが、休憩と自分に言い訳をして30分、睡眠よりも読書優先で寝る前に30分という具合。
  昨夜寝る前から読み始めた「妖怪」。これは世の中の秩序が乱れ、百鬼夜行が今日の町を闊歩する室町時代が舞台なのですが、「数万のお地蔵様に踏み潰されてスルメのようになった男2人」というくだりを今日は朝から何度も思い出し、ニヤニヤして気味悪がられています。
  オフィスの移転は暗礁に乗り上げていますが、自宅はほぼ荷物を移し終わり、今週中にはチェンライ中心部の暮らしから、市内から7キロの丘の上となります。
  今日はランナースタイルの鏡台を衝動買いしてしまいました。2900Bですが、日本で買うと5倍くらいするのではないでしょうか。 




  10月28日 「僕ノン・ターイ」

  2ヶ月前からJ.トラベルで見習いを始めたノン・ターイ。何度か日本のお客様にもお目にかかっています。バンコク生まれの23歳、ドライバー・ジェームスのいとこになります。母方の親戚なのでジャクスワンファミリーではありません。
  ニックネームのターイとはウサギという意味です。ノンは目下の者が目上の者に向って「私」というときにしばしば使われます。成人した男性の一人称は「ポム」となることが普通ですが、ノン・ターイの使う一人称は未だに「ノン・ターイ」です。がさつに聞こえるチェンライ方言の男性の中で、ノン・ターイの使う標準語は非常にソフトです。さっきもこんな電話が。。「僕ノンターイです、ピーソム。明日仕事はありませんか?何もないなら今から友達とディスコに行きます。明日は昼過ぎまで寝ていてもいいですか?」
  J.トラベルのドライバーの中では一番最後に声をかける存在ですが、先週末タイ人観光客が押しかけた時は他社への助っ人ドライバーとして活躍しました。助っ人先の女性社長からも「いい子を紹介してくれた」とお褒めの言葉をいただき、ご利用されたタイ人のお客様たちからは「とても素直ないい子だ。運転も冷静で慎重。チップを500Bあげたよ」などど後で電話をいただきました。
  今日は初めて一人でイギリス人女性をアカ族の村までご案内しました。「ドキドキした」そうです。やはりチップをいただいた様子。近々ノンターイの働き振りを見るために同行してみるつもりです。

 

  10月29日    「丘の上の我が家」

  数日前から丘の上に建てた新居で寝ています。まだチェンライ市内にも部屋があるので、モノを運びながら両方を行き来しています。
  チェンライ市内の標高は約580m、我が家はおそらく700mほどですが、窓の外にはリトルダックという中級ホテルやアジアハイウェイと呼ばれる国道一号線の灯りでライトアップされたチェンライの夜景が広がります。
  市内中心部との温度差は5度以上あると思います。深夜チェンライ市内は半そででは肌寒く一枚長袖が欲しいくらい。一方我が家の中庭ではフリースを着ないと寒くてゆっくりビールも飲めません。早朝はより冷え込みます。午前7時をまわっても霧が晴れずまるでメーホンソンにいるようです。屋根の飾りからぶら下げたランの鉢も満開になってきました。
  私が生まれた頃から伯父は洋ランを、父はエビネランが趣味で、自宅に温室を造り「1日も家を留守にできない」といった意気込みでランを育てていました。それがここではラフ族の村からもらってきたランが外に吊り下げてほったらかし状態で次々咲くのです。その代わりヤオ族の村でわけてもらったソムオー(ザボン)は葉が出るたびに虫に食われて丸坊主になっています。
  

 


  10月31日   「水の味」

  チェンライ市内ごく一部をのぞき、公共の水道が整っていないチェンライの街。自分の水は自分で確保しなければなりません。そのチェンライの地下水事情は悪いです。森や地表から流れ出る赤土のせいで水はにごり、浅い井戸の水には砂が混じっていたり、生臭かったり、鉄臭かったりします。また農薬による土壌汚染も深刻なはずです。
  チェンライ市内近郊(水が悪いと言われるサンサイ地区)の一般家庭で使われる井戸の種類には4つほどのランクがあります。
  最低ランク 10m未満の浅い井戸から電動ポンプで水をくみ上げる。水はにごり、飲料に適さない。生臭く鉄の味がする。正直この水での洗顔や歯磨きには抵抗があります。井戸は手掘りの可能性があります。
  次のランク 20m未満 生臭さや嫌な匂いは薄まるが、飲料には適さないためろ過装置を使う家庭が多い。中にはそのまま飲む人もいます。この程度の井戸は3〜5000Bで掘れます。
  より良いランク 25〜30m未満 残留農薬に言及しなければそのまま飲めます。上記2つの井戸は農薬の害に目をつぶっています。井戸掘り費用は3万B前後です。
  理想的なランク 40m〜60m 岩盤の下を掘るため、農薬や科学物資も検出されません。問題はその費用。業者の言い値は10万〜15万Bです。その他、水をくみ上げるための大きな電力装置(2万B〜)や、くみ上げた水を溜める貯水タンク(1万B〜)などが必要になります。
  50m近く掘り45mあたりの水をくみ上げることにした我が家の水、無味無臭です。カルキ臭も無いかわりに甘みもありません。「美味しい水って甘いんだよ」といっても誰も信じてくれません。味のついていない水こそが極上なのだそうです。
  サンサイ地区というのは、チェンライナイトバザールから約7キロ。ラオ川に沿って開けた農業、放牧のさかんな地域です。

Diary TOP

Nov2004

Not enjoyable can be refund

〜Love Thailand, Visit Chiangrai, Support People & Thai Economy〜