J.TRAVEL SERVICE
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9月のつぶやき

 

  9月1日   「11月以降のホテル料金」

  チェンライ市内主要ホテル11月以降の料金が大幅に値上がりしました。先月から11,12月のホテル予約を数件受けているため(しかも15名前後複数日泊の大口を含む)、ホテル側に「値上げしない」との確認をとっていたのですが、Wホテルからは「オーナの一存」、またWホテルからは「近所のWホテルとの兼ね合い」と揃って大幅改定された料金をもらいました。これら中級ホテル以外にも高級ホテルでも料金の改定がありました。
  弊社で吸収できるものについては販売価格に反映させることなく処理しますが、上記2箇所は従来の料金で販売すると赤字になります。既に販売してしまったものについてはホテル側と案件別交渉し、全体で赤字にならないようにしなければなりません。また契約書に○人以上のグループについては別途料金交渉可との一文をなんとかいれてもらいました。
  11月以降のワンカム及びウィアンインホテル料金につきましてはただいま調整中です。別途お問い合わせください。

 

  9月3日 「頭の整理用メモ」

  3日連続午後7時過ぎ出勤、11時過ぎ帰宅が続いています。ツアー部門が落ち着いたところで、翻訳・通訳同行や諸々の法律相談で朝から出かけっぱなしです。タイ人社長、弁護士のブー(独身です)もJ.トラベルを通じた案件をそれぞれ2件かかえていますが、お客様との窓口は私なので通常のツアー・ホテル予約手配業務+突発的翻訳&通訳+上記二人の事務員が9月に入ってからの担当業務です。二人とも私をレーカー(秘書)と呼びますが、実際はレーカーなんて優雅なモノではなく、日本語対応を必要とする雑務全て、日本語部門便利屋となっています。
  本来ならシャワーでも浴びて休憩したい午後7時に出勤し、まず何をするかというと「何から手をつけるか」取捨選択することからはじめます。手をつけるつけないは別として、やるべきことと期限を箇条書きに。例えば今日は 1.メール整理(各種問い合わせ、お申し込み、入金確認等、その他、英語のメール) 2.ホテル予約4件 3.翻訳&発送 4.HP更新 5.本来ならタイ人社長担当のバンコクのエージェント向けツアー案&見積もり作成&発送 6.10月以降のホテル改定レート整理 7.帳簿付け その間に来店客の応対
  昨日HP更新を怠ったので今日は是が非でも更新しなければいけません。またエージェントへの見積もりも(タイ人社長がすでに4,5日寝かせてしまっているので)今日出さないとまずいでしょう。午後11時まで後り2時間半、絶対手をつけないだろうものは英語でのメール全般、帳簿付け。ブー姉さんからは「打ち合わせも兼ねてコック川沿いのレストランでビール飲もう」との誘いがありますが、1日30時間ほどなければ外でビールを飲む時間などありません。
  今日もパソコンの前で一人喉の渇きを癒すためだけに缶ビールを開けるのでした。私たちはどこで道を間違ってこんな毎日を送っているのでしょうか。確か今月7日から4日間、中国・雲南省に行く予定だったのですが、そんな時間どうやって作ればいいのでしょう。


  9月4日 「ホテル改定料金に悩む」

  J.トラベルのHPでは、なるべく安くホテルをご案内しています。地元だから他社より良いレートで卸してもらっているわけではなく、ツアー等をご利用いただくお客様へ1元的にサービスを提供できればと、利幅を本当に低く抑えています。ホテルからすれば1週間に数組小口のお客様を送る小さな地元代理店よりも、ハイシーズンにはホテルの部屋を買い占めてしまう大きな代理店へよいレートを提供するのは当たり前です。空室確認の電話を入れ予約ファックスを流すと利益が100Bに満たないホテルが何箇所もあります。そこでケチな話ですが、近場のホテルは直接予約を届けますし、いちいち電話確認しなくても対応できるようにあらかじめ空室状況を聞いておきます。
  お客様からのご利用がもっとも多いチェンライ市内Wホテル1と2、ホテルのランクは星ひとつほど差があります。現在のところ料金にも少し差をつけています。ところがこの11月から両ホテルの卸値が同額になってしまいました。Wホテル1は大幅値上げ、片方のWホテル2は交渉の結果さらに1年間据え置きとなりました。前者は今年初めからオーナーが変わり(父親から娘)、各種融通が効かなくなりました。以前は部屋さえ空いていれば夕方6時を回ってチェックアウトしても追加料金を取られなかったのが、今は1,2時間超でもしっかり請求されます。フロントのベテランスタッフたちも「窮屈なのよ」とぼやいています。
  少し古さの目立つWホテル1、はっとするほどの美人で若いスタッフはいませんが、フロントの対応も的確でお客様を安心してご案内できます。その点はランクが少し上のWホテル2に勝っています。またセールスマネージャーからは「部屋も改装してかなりよくなったから(Wホテル2に負けないわよ)」と自信たっぷりの言葉をもらっていますが、ロビーの雰囲気、広さ、トイレのレベル等々比べるとやはりWホテル2のほうに軍配があがります。Wホテル1フロント奥のトイレは「トイレ」そのものですが、Wホテル2のトイレは化粧室と呼べます。
  この両者を11月から同料金で販売するか、Wホテル2も少し値上げして差をつけるか、非常に悩んでいます。Wホテル2からは「安く販売しすぎ」とクレームもきていますし。。いっそのことネットでのご予約では同料金、店頭予約ではWホテル2を高めに設定するか、などなど。たかが50B、100B程度のことなのですが、目下大きな悩みの種であります。


  9月6日  タイの旅番組

  オランダの乳飲料メーカーが広告主となったテレビ番組を見ました。各観光地が取り上げられたのですが、レポーターの訪問1カ国目はやはりオランダ。海抜0メートル、水車、自転車を日常生活の足として利用する国民などを絡めながらオランダの歴史、隣国との関係、王室の存在など延々オランダの紹介が続き、いきなり舞台はエジプトに飛びました。
  エジプトではピラミッドの紹介もそこそこにミイラに話題が移りました。このあたりグロテスクな映像好きなタイ人の好むツボをしっかりおさえています。まずは現存するミイラの映像をじっくり流した後、壁画から解析するミイラの作り方、そしてハイライトは現代版ミイラ作り実演!でした。エジプト人近代医師3人により死体にメスが入れられ、内臓を取り出し、ミイラが作られます。「内臓や脳を取り出し、香油を体内に注ぎ込み、その香油を3回入れ替え、このくらいのこげ茶色になったころ、ガーゼを4000mも使用し全体に巻きます。特に頭部には厚く巻きつけます。」などなど、思い出してもちょっと気持ち悪いです。
  濃いエジプト紹介の後は中南米、気分転換にコーヒーを淹れていたのであまり詳しくは見ていませんが、コスタリアあたりでしょうか。うっそうとしたジャングル、極彩色の鳥が軽く紹介され次は日本へ。ヒロシマ、ナガサキへの原爆投下、進駐軍がのさばる焼け跡、青空教室の映像をバックに「50年前ごろまで日本人の食生活はご飯、魚、野菜中心、たんぱく質の不足からタイ人同様貧弱な体型でした。ところが戦後欧米型食生活を取り入れた結果、今ではごらんのとおり立派な体型です。」歩きながら、また道端に座り込みパック牛乳を飲む若者やサラリーマンの映像が流れ、BGMには「牛乳大好き」を連呼する妙な歌が。狭いマンションの一般家庭にカメラが入り、夕食と朝食の支度をする主婦の紹介です。夕飯はステーキ(ショウガ焼きか?)、朝食は牛乳、トースト、卵料理でした。日本の代表風景として、芸者、富士山、新幹線、うどんが取り上げられていました。
  視聴者へは抽選で「わたし ハートマーク ぎゅうにゅう」と日本語で書かれたTシャツが当たるそうです。

 

  9月8日 「出産祝い」

  「いつも爽やか青年」がモットーのガイド・ソムサックに第一子が誕生しました。出産祝いは何にしようかと少し考え、実用的なモノを贈ることにしました。乳児は毎日大量の洗濯物がでます。生地問屋から柔らかいコットンの生地を2種類、またタオル問屋からもキロ単位で薄手のタオルを買い、J.トラベル前でミシンを踏む仕立て屋のおばさんに大小適当な大きさに縫ってもらいました。おくるみ、オムツ、シーツなどなんでも使えます。タイでは特に新生児に対してオムツを使うことを嫌います。暑くて蒸れるという理由のほかに、紙オムツがタイの物価に対して非常に高いせいだと思います。
  紙オムツは安い物で単価6B、一日10枚使うと60B、1ヶ月で1800B/5000円。高い物になると単価13B、1日10枚使うと130B、1ヶ月で3900B/11000円ほどです。1ヶ月の収入が5000Bに満たない人はざらにいますので、紙オムツが使えない人もいます。近所のレンタカー屋の子供は1個13Bと高い紙オムツを使っていますが、長時間同じ物を使っているようで、ちょっとかわいそうです。
  枚数はそれぞれ「9枚」にしました。タイで9はとても縁起の良い数字です。

 

  9月10日 「サルのエサ代100B」

 チェンライからメーサイへ行く途中、左手に通称「サルの洞窟」といわれる中国式寺院と鍾乳洞のある場所があります。お行儀の悪いフリーダムモンキーたちが、寺院の屋根、敷地内の木々で観光客のスキをうかがいイタズラし放題です。日本の皆様にチェンライに来てまでサルをご覧いただくことも無いだろうと思いコースからカットしていますが、一部の国の人には大人気の観光地です。まずイスラエル人向けコースにはかかせないこのサルの洞窟。最近訪れる人が少ないせいか、サルが痩せ、見るからに空腹、さらに凶暴化しているそうです。
  本日はアカ族ガイドアトゥがイタリア人女性3名、ベルギー人カップル2名のお客様とサルの洞窟を訪れました。子猿が多くお客様たちは写真を撮るのに夢中。でもご案内しているガイドはサルが荷物を奪ったり、引っかいたりするのではないかと、パチンコ?を構えて必死の見張りをしています。いつもにも増して興奮気味のサルたちをお客様から引き離すため、売られていたサルのエサ用バナナ7房全てを買いサルに与えたそうです。
  ツアー終了後アトゥからは「サルのエサ代100B」の請求がJ.トラベルにありました。また昨日から48時間降り続く雨のせいで各川(コック川、チェン川、サイ川、ラオ川)が氾濫間近です。本日もメーサイ・タチレク水没気味、チェンライからメーサイ途上の町も一部冠水していたそうです。
  チェンライ人が長袖を着るときでも私はノースリーブのことが多いのですが、午後からさらに気温が下がった今日は長袖でないと寒くてたまりませんでした。宿泊をともなうトレッキングへご参加のお客様、就寝時少し厚手の長袖(フリースなど)をご用意ください。寝袋のご用意もございますのでどうぞご利用ください。

 

  9月12日  「閉店時間早まる」

  昨夜閉店後ビッグCというスーパー(ショッピングセンター)に行きました。「タクシン首相の省エネ政策でデパートやショッピングセンターの閉店時間は早められたはずだよ」というと「あんなこと、まともに実行しているのはバンコクとか中央部だけだよ。チェンライはほら、もともと違う国(ランナー王朝)だし、中央の政策は関係ないよ」とやけに自信たっぷりのタイ人社長。
  オフィスの周りを見渡すと、セブンイレブンも店の前の看板に灯はともっていないものの道路に張り出した四角い看板には明るく、ワンカムホテルも相変わらずクリスマスのような照明を煌々とともし、ナイトバザールも深夜12時まで営業しています。
  午後10時40分、ビッグCは見事に閉店していました。以前は午後11時まで開いていたはず。オフィスを閉めた後でもスーパーが開いているってとても便利だったのですけど。

 

  9月13日 「車道を歩く」
  
  チェンライの主要道路には歩道が設けられています。これが非常に歩きづらい。その原因は1.歩道にまで張り出した各種商店の看板、物売りたち 2.毎年恒例洪水(冠水)による道路のでこぼこ、亀裂 3.無駄な段差 4.歩道の真ん中に植えられた木とその根で盛り上がった地面 5.野党から「税金無駄使い」と揶揄された化粧タイル貼り→雨が振ると本当に滑りやすくなります。
  税金を使ってタイル張りにするくらいですから、歩道の大部分は市または県のものです。ですが、歩道に屋台などの移動店舗を設置した場合、その歩道に接する建物の持ち主に賃料を支払うシステムになっています。ナイトバザール近くの薬局前は歩道の上の空間も私有化されていて、30センチほどの電灯を頭上2mくらいのところに数個設置しています。頭をぶつけそうになる欧米人なんてお構いなし。そういえばJ.トラベルの旧大家さんも過去に蘭の植木鉢を約30mにわたって頭上から吊るすという暴挙にでました。うちのオフィス前以外は空家でしたので当然通行人からの苦情は当社にきます。2月ほどで蘭は枯れてしまったので撤去されましたが、その後もパッタイ(タイ風焼きそば)屋台を歩道にコンクリートで固定したり、通行を妨げるように看板をジグザグ並べたりと大変な目にあいました。驚いたことに悪気があっての行動ではないのです。蘭も「きれいでしょ」、パッタイ屋台も「片付けるのが面倒臭い」、看板も「目立つように」。それぞれ理由があります。ひとえに意識の違いからです。家の前の道路は自分のもの、他人様がそこを通るのは「うちの庭を歩かせてやっている」程度にしか思っていない、そんな人たちが多いです。
  歩きにくい、雨が降ると滑るというわけで、今日も車道を歩きます。

 

  9月14日  「ナタ豆と養蜂を探して」

  今日チェンマイからタクシーサービスをご利用いただきチェンライ入りされたお客様の探し物2つ。ひとつは「ナタ豆」というソラマメのお化けのような豆です。どうやら山岳民族の栽培する豆らしく、チェンライ市場に座り込んで野菜などを販売するアカ族にきくと「メーサロンにある」とのこと。
  もうひとつは養蜂場。カレン族ガイドサイモンの村近郊のラフ族が「森のハチミツ」と呼ばれる自然の蜂から採取したハチミツを集めるのは主に暑期の3,4月。ドライバー・バンチャ情報によるとプーチーファー途上のトゥーンという町で養蜂が盛んとのこと。またベテランガイド・ホーミーによるとメーサロン付近のラフ族が丸太をくりぬいた巣箱で養蜂をしているとのこと。
  というわけで明日はホーミーバンチャがナタ豆と養蜂の村を探してメーサロンへのプライベートツアーです。運良く見つかるといいのですが。

 

  9月15日 「ナタ豆と養蜂を探した結果」

  チェンライ最年長ガイドの名誉にかけてお客様の無理難題にお答えするホーミーおじさん。今日はドライバーのバンチャとともにメーサロン近郊のラフ族、リス族の村を訪ねました。ふたりのおぼろげな記憶と市場で野菜などを売る山岳民族からの情報が頼りです。運良く4、5日降り続いた雨も上がり、なんだかいい予感がします。
  両方とも探し出すことができました。山岳民族の養蜂風景をご覧になりたいとのご希望でしたが、丸太を繰り抜き女王蜂を仕込んだものを森の中にぶら下げ自然の蜂を集めたラフ族特性ハチノス。1片20〜30Bで売られていました。ナタ豆のほうは確かに生育していることが確認できました。ただし森の中のため、予め注文しチェンライ市内に持ってきてもらった場合1キロいくらという交渉に移りましたが、所要1週間がネックとなり商談成立には至りませんでした。
  ナタ豆とは?私も今回の捜索劇まで無知だったのですが、福神漬けに入っているひょうたん型の実だそうです。若いモノは京都や九州地方で食用に、成熟したモノは長さ30センチほどの鞘になるそうですが、ナタ茶やコーヒーのようにして飲むそうです。腎臓病の症状を改善する効果があるとか。ある健康番組で取り上げられ、今日本で密かなブームらしいですね。
  北タイ人は食用にしません。中国系漢方で使用されるとのことですが、チェンライの市場に卸しても需要が無いため、森の中で実がなるのを「価値の無いモノ」として見過ごされているようです。ナタ豆の種8粒300円という日本の種メーカーのパッケージを眼にしたホーミーは「コレを乾燥させて日本へ輸出する方法はないか」と思案中です。
  ナタ豆にご興味がある方はご訪問の1週間前にご注文ください。ホーミーのトレッキングコースにも生育しているそうなので、自ら集めてお客様にお売りしたいとのことです。ナタ豆摘みトレッキングも催行可能です。

 

  9月17日 「洪水情報」

  チェンライ発観光・トレッキングツアーに関連のある川が2つ。チェンライ市内からタートン方面へ流れるコック川、ゴールデントライアングルを流れるメコン川。どちらも非常に水位があがっています。今週コック川ボートトリップは中止、メコン川の小型スピードボートトリップは自粛、屋根つき大型ボートでの催行としました。
  肝心のチェンライ市内、チェンセン、ゴールデントライアングルなどですが、いまのところ洪水被害はありません。昨年9月13〜15日はチェンライ市内大洪水で、わがオフィスも避難しました。また市内から7キロのサンサイ地区にすむドライバー・ジェームスの家も昨年は1階が浸水し、近隣住民のために炊き出しをするなど大惨事でしたが今年は無傷。雨は例年より降っています。このサンサイ地区、ジェームスの家付近のラオ川の水を溢れさせないことが結果としてチェンライ市内の冠水を防いでいます。
  ジェームスの父親はサンサイ地区の町長です。4月ごろからショベルカーを購入し、地所から土を掘り起こしラオ川に沿って高い堤防を築きました。公共のためではありません。ジャクスワン一族の土地のほとんどはこの毎年氾濫するラオ川沿いにあります。一族の利益を守るため盛り土をしたのです。この作業のおかげでドライバーのジェームスは2月以上もJ.トラベルの仕事を休みました。今日サンサイ地区の様子を見てきましたが、ジャクスワン一族の土地の向こう側は床上浸水していました。田んぼの脇の用水路も今にも溢れそうです。
  チェンマイへのツアーから帰ってきたジェームスに「そろそろラオ川氾濫しそうだよ」というと「心配ご無用!堤防用の土もショベルカーも家の裏にスタンバイ済み。大雨が降ったら即出動(さらに堤防を高く)。」と張り切っています。

 

  

9月18日  「森の贈り物」

  1泊以上のトレッキングで宿泊しているラフ族の村、10年ほどドイツ人支援者とともにドネーションなどを行なっている村ですが、そこにある学校の先生が「森の贈り物だ」ととても高価なものを持ってきてくれました。昨日捕まえたばかりいう新鮮なものを、生きたまま竹筒にいれ木の葉でフタをして。


  ロットドゥアン(急行電車)と呼ばれる竹の中に卵を産む蛾の幼虫です。これをさっと茹で、油で揚げるように炒め、軽く塩を振ったらカッパエビセンのできあがりです。調理をすると中が空洞になり、「虫を食べると内臓が飛び出す」という気持ちの悪い食感はありません。あくまでも軽く、サクサクしています。
  美味しいのはわかっていますが、今私の後ろに生きた幼虫が何百匹もいると思うと鳥肌がたってきます。はやくガイドの誰かが帰ってきて、調理してもらいたいものです。

※結局ナイトバザールの調理場を借りてタイ人社長が調理しました。
もう一生ロット・ドゥアンの姿を見たくありません。
皆さんどうか今後は調理済みのものを持ってきてくださいますように。

  9月20日「タチレクで何をする?」

  今日はミャンマー・タチレク観光にご同行しました。本日のお客様のお目当てはショッピングとゴルフ。免税店からはじまり時計屋やバッグ屋、CD屋をまわりました。私の今日の目的はクラシックのCDを買うこと。チェンライではなかなか売っていないのです。免税店で中国製のものを買いました。
  せっかくミャンマーに入ったのでお昼はミャンマー料理にしました。豆腐と若いやしの木のカレー、ジャガイモと豚肉のカレー、春雨いり大豆のスープ、豚の角煮にミャンマービール。脂っこくはありませんでしたが、注文がまずかったのかあまり美味しくありませんでした。
  昨日から晴れ続きで気温があがったせいでしょうか。帰り道は雷雨でした。メーチャンの検問所手前の道が川のようになっていました。昨年Eさんがチェンマイからレンタカーでチェンライ経由メーサイにいらしたときもチェンライ市内大洪水でした。今日も昨年同様奇しくもEさんのメーサイ到着と同時に大雨となりました。

 

  9月23日 「トゥクトゥクは貧乏?」

  チェンライ人曰く「トゥクトゥクは貧乏」なのだそうです。彼らの風貌からもさほど裕福には見えませんが、「トゥクトゥクは貧乏」といってのけるドライバーたちは標準より豊かなのかといえばそうでもなく。
  今日ようやく謎が解けました。標準語とは異なる語彙、声調を持つチェンライ方言。チェンライ語で「トゥク」とは「ノーマネー」、「トゥクトゥク」と繰り返すと「本当にどこを探しても金がないよー」という意味になります。
  あるガイドは「ビタミンM」が不足といいます。Mってなあに?ときくと「マネーのM」だそうです。またあるガイドは「ノービタミンM、ノービタミンL」とさらに続けます。意味は「金の無いやつにはレディーも寄り付かない」のだそうです。
  わかりにくい冗談を連発されると時々疲れます。この「ビタミンM」の比喩は現在J.トラベルガイド内で流行っていますので、皆様も笑ってやってください。

 

  9月24日   「ラフ族への借り」

  おとといトレッキングにでかけたサイモンに言付けてラフ族への借りを返してきてもらいました。先週トレッキングに参加された女性がラフの男から服やズボンを借りました。山中は寒くて我慢ができない、とのことでした。村を去るときになって「このズボンが欲しい」と女性は返却を拒みました。これらの衣服は彼が日常着用している物で売り物ではありません。ラフの男はどうしても欲しいのならと「100B 」の値をつけました。女性は「高い」と一言。結局ズボンを返すことなくお金も払わず帰国されました。
  確かにタイの既製服には50B程度のズボンもあるでしょう。ただし、このラフの服は大量生産の商品ではなくみやげ物でもない。彼らが必要に応じて手作りしているものです。この村の男のズボン生地は手織りではありませんから、麓の村やチェンライ市内からわざわざ買ってきたものです。そうでなければ、善意ある日本人支援者から寄付された布を裁断し、彼の奥さんや母親が刺繍やパッチワークを施した物です。
  日本人にとって100B(280円)は何に使ったかわからず財布から消えてしまう金額かもしれませんが、現金収入の少ない彼らにとって、それを得るには1日を要します。山岳民族の手仕事によるものを不当に安く買い叩く昨今の仕入れ業者がもたらした悪行に影響され、「ラフのズボンに100Bは高い」という判断をされたのだと思います。
  いずれにしてもこの女性はJ.トラベルのお客様として村で受け入れてもらったのですから、うちがこの100Bと女性がかけた迷惑の責任を取るのが筋でしょう。
  HPからのご予約でなく通りがかりの飛び込み予約のお客様でしたので、こちらからはご連絡の取りようがありません。もしもこのHPをごらんいただいているのなら、無記名で結構ですのでラフのズボンを返送していただきたいと思います。それとも旅の途中で処分してしまわれたでしょうか。


  9月25日 「タイ・ミャンマー会議」

  今日は数ヶ月ぶりにタイ・ミャンマー経済振興会議に出席してきました。目的はただひとつ。この1,2ヶ月の国境入管出入国担当官の対応についてメーサイ入管所長の見解をうかがうことでした。また話し合いの余地があれば、ツーリストガイドを伴った1日ミャンマー入国のお客様に対する対応を改めるよう善処してもらいたいと思い、大変意気込んで出かけました。
  昨日金曜午後1時半開催予定の会議が突然土曜日にずれました。土日お休みの公務員は出席されないのでは、との予感通り入管所長は欠席でした。非常に残念。
  このところ国境入管の対応が係員により異なります。短期滞在の観光客の方に対してパスポートを使用した正規出入国を認めなかったり、1万バーツの所持金を要求したり(入管側の言い分では施行規則として数年前からでているそうですが)、慣例以上に手数料(領収書の出ないもの)を請求したり、とあまり親切な対応ではありません。
  こんなこともありました。先日タイ在住のお客様をミャンマー領レジーナゴルフにご案内しました。日帰りゴルフ観光でしたのでパスポートのコピーを使用した便宜的出入国(パスポートにスタンプが残りませんので、タイ滞在記録が中断されません)をしようとしたところ、新顔の男性係官は「国境手前1.5キロのメーサイ入管に戻り再入国許可を取得するよう」お客様に指導しました。「それがイヤならパスポートに出国スタンプを押印する」とまで言いました!再入国許可をとることなく出国すると今後の滞在に支障が出ます。タイ人社長が国境入管の責任者に抗議し通常通りコピーでの出入国となりましたが、当の係官はふてくされて審査場から出て行きました。責任者も当初は「初めの係官が再入国許可をとるよう指導したのなら、責任者とはいえその方針を変更できない」という姿勢でした。最終的に「再入国許可をとって出直してもいいが、この件は今月の会議で報告する」というとようやくOKがでた次第です。不親切なというよりイレギュラーな対応をされるとガイドも混乱しますし、お客様にも不愉快な思いをさせてしまいます。
  メーサイはミャンマー1日観光を目的とした観光客が立ち寄ることで、どのくらいの経済的恩恵をうけているのか自覚していただきたいです。入国審査官の裁量は係官の気分で行使することなく、状況やお客様に応じて臨機応変に対応していただきたい、とここに書いてもなんの効果もありませんので、来月の会議にもなんとか時間を作り出席したいと思います。
  今日の議題は税関中心。また12月5日に予定するメーサイ・タチレク間第2番目の橋についてでした。当分はモノの通行のみとなりそうです。この会議では北タイ方言がおおいに飛び交うので半分くらいしか聞き取れず理解も半分以下ですが。。

 

  9月27日 「日本の首相は?」

  明日から3日間のトレッキングをお申し込みいただいたアメリカ人女性と「ナコンパトム」でお昼を食べました。数年前に食べたこの店のカオ・ムーデーン(チャーシューどんぶり)が忘れられないとのこと。ナコンパトムといえばカオ・ムーデーンといわれるほど有名ですが、私はあまり好みではありません。タレがものすごく甘いのです。みたらし団子のタレをかけた薄切りチャーシューにお好みでウスターソースをかける、といった珍な組み合わせです。
  アメリカ人と政治の話はなるべくさせたいところですが、彼女は「ジョージ・ブッシュは好き?」と聞きます。「日本の首相に対する気持ちと同じだ」と答えると、「日本の首相って誰?」と返されてしまいました。
  ここ数年の首相の中で小泉政権は比較的長いし、パフォーマンスもいろいろ趣向を凝らしているので少しは認知度が高いかと思っていましたが、カナダ国境の街から来たアメリカの若者への認知度は低そうです。

 

  9月28日 「さけ造りの村」

  明日から3日間、宮崎日日新聞の取材人がカレン族の村にホームステイされます。目的は酒造り見学です。この候補の村選出にあたって、J.トラベル内ではちょっと白熱しました。
 1.サイモン:カレンの村でのホームステイ推薦(原料 米 ※ただし密造)
 2.ホーミー:リス族の村でのホームステイ推薦(原料 米、とうもろこし ※ただし密造)
 3.アトゥ:アカ族村に隣接するタイ人の村推薦(原料 米 ※合法)
 4.ドライバー・シアン:ラフ族村に隣接するタイ人の村推薦(原料 米 ※合法)
お客様に選択いただき、1.カレン村でのホームステイとなりました。製造工程のみならず味にも大いに関心あり、とうかがっています。
 1、2の村での酒造りは夜間に行なわれます。ひっそり造られた酒は主に村の中で消費されますが、こっそり買いに来るタイ人も後をたたないそうです。

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Oct2004

Not enjoyable can be refund

〜Love Thailand, Visit Chiangrai, Support People & Thai Economy〜