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2005年9月のつぶやき


 9月2日 「  「ツアーに出てはみたものの」

  昨日は午前7時半から10時までの半日にも満たないツアーに同行しました。たった2時間強でしたが、妙に疲れて午前中はそのままシャンプーとフェイシャルエステに行きました。
  大通りに面した場所に「ドイ・チャーン」というチェーン展開をしているコーヒーショップオープン初日のためコーヒーが無料だというので、午後はそこでゆっくり過ごそうと出かけると、エアコンの無い店内は蒸し風呂のようでした!車の排気ガスがたまりやすい場所にあり、おまけに1階建てなので天井から熱気が降りてきます。店内奥に配置されたゆったり座れるソファーには扇風機の風も届きません。一番涼しいのは店の外に置かれた大通りに向かって座る2組のテーブルのようです。
  マッサージ屋に逃げ込み腰、肩、頭のマッサージを2時間。いつもはそれで十分なのですが、昨日は追加でさらに2時間受けました。チップもいつもより余計に弾みました。4時間働いたマッサージのおばさんもヘトヘトでしょう。
  私はツアーに出ると、得た収入分使ってしまうようです。
  昨日一日限定のコーヒー無料キャンペーン。眺めているとタイ人はコーヒーのみ注文している人が大半でした。店内にはとどまらずテイクアウトの人がかなりいました。私たちはそれぞれケーキも一緒に頼みましたが、1銭も払わず何かをもらう/食べることに抵抗はないのでしょうか。

 

  9月3日 「ここのところ水難続き」

  お盆にはチェンマイがひどい冠水に見舞われ、水に浸かりながらもツアーを催行したランドローバーの電気系統が少々おかしくなりました。後部座席の窓が開かなくなったり、ワイパーが止まらなくなったり。その後も車を休める暇がなく、おとといようやく修理に出しました。復帰一日目、今日も早朝からチェンマイですが午前とても激しい雨に遭ったようです。
  週初めにはオフィスの仮眠室が2階からの水漏れに遭い、ベッドや床が水浸しになりました。昨日もまた同じところから激しく水漏れ。3度補修しましたが3度とも水漏れが直らず、結局水漏れの原因である洗面所を移動させることにしました。
  そして今日は午後から断水になりました。これは当社だけでなく、隣のウィニングサロン(美容室)、飲茶屋をはじめ、けっこうな広範囲に及んでいます。原因は不明。午後9時をまわりましたが、未だに水が出ません。
  正確にいくと、ひざより低い位置の蛇口からはチョロチョロ水が出ますが、洗面所、流しはもちろんシャワーなどは使えません。低い蛇口から汲み置きし、シャワー代わりに水浴びをしました。午後8時をまわってからは、その蛇口からも赤錆色の水が出るようになりました。
  普段から飲料水はケースで買っています。1本950mlのものが20本入って25B。それが4ケースありますので、2,3日水が出なくても洗濯以外は大丈夫です。
  明日は日曜日。改善されるといいのですが。

 

  9月5日  「新興のツアー会社に思うこと」

  ホテルからは11月以降の改定料金の通知を受けていますが、当社もそれと同様の作業をしています。この1年でガソリン料金が3〜4割値上がりし、数年据え置きしてきたツアー料金(卸値)を上げざるを得ません。通常1年ごとの契約料金ですが、今後どの程度のガソリン価格上昇を見ておけばよいのやら途方に暮れてしまいます。
  そんな中で新規のエージェントから数件契約をいただいています。チェンマイ、バンコク、パタヤ(ゴルフツアー専門)いずれも欧米系向け新興のツアー会社です。日本の皆様には想像できないことかもしれませんが、ツアー会社というのは営業ライセンス、電話、常駐の机ひとつ(つまり間借りも可)があれば開業/営業可能です。例えばホテルのツアーデスクなどもこれに当たります。それに加えてガイドライセンス、自分の車があればなお理想的です。フリーランスのガイドがスズキの小型ジープやセダン車1台を酷使し営業しているのがこのタイプです。さらに理想的なのは自社のHPがあること。集金の目処さえつけばウォークインのお客様だけに頼ることなく営業できます。
  新規契約をしたエージェントは全て上記にあてはまる、小さな小さなところです。男女を問わず30〜40才代のガイドが自分の実力と運を頼りに開いたツアー会社(注:実態は法人ではなく個人商店)。同世代、勢いがあり融通の利く彼らとのつながりを大事にしていきたいと思います。当社も通ってきた道であり、いつでも同じ状態に戻る可能性もあり、また戻ったとしても食べていく自信があります。実際に数年前にはエレファントキャンプを開いてすぐ閉鎖し、20台以上あったレンタカー用自車を捨て値で売り借金返済にあて、残ったのはトヨタのバンとマツダのオートマチックセダン車2台のみ。そのうえ大家の都合によりオフィスも狭い空間に移転しと辛酸を舐めてきました。長年連れ添ったガイドたちがほとんど残ってくれたのが大きな救いでしたが、彼らやその家族を養うためどんな条件の仕事も請けましたし、深夜まで休まず営業しました。
  もちろん新規の依頼は全て申し込み保証金を取り、ツアー催行期日までに全額の支払いのないものは催行中止です。タイでは集金もひと苦労。


  9月8日    「ハージュ?/鴨采?/小林鴨子??」

  日本語の活字にも飢えていますが、日本の歌には飢(かつ)えています。(私の中で日本の歌謡曲?は90年代でストップしています。)偶然目にした「Japanese Old Song」という台湾製のCDを2枚衝動買いしてしまいました。
  1枚目は藤綾子らしき人がジャケットです。曲目をCDに忠実に書き出しますと
「1.ハージュ / 中島みゆきのルージュでした 2.夕焼けの歌 3.潮騒/聞いたことあるような 4.夜空/誰??男性演歌歌手のようです 5.サチコ /「さ〜ちこ〜 思いどおりに」かと期待していたら それとは別のサチコでした。残念 6.時の過ぎ行くままに 7.この世に人だは / 原曲不明 8.港町ブルース 9.花 10.鴨采 / ちあきなおみの喝采でした。。 11.恋に落ちて(小林鴨子)/明子でしょう。。 12.瀬戸の花嫁 / 小柳ルミコの歌声ではありません。高田ミズエのような 13.星影のワルツ 14.ANAK / 「お前が生まれたとき、父さん母さんたちは どんなに喜んだだろう」 という歌いだしですが、原曲不明  15.Seven Nights in Japan / 竹田の子守唄でした。なぜにこの訳? 16.昴」
  ちなみにもう1枚はテレサテンがジャケットです。このCDにも「港町ブルース」と「星影のワルツ」が入っています。なぜ?
  感想:上司や父親に付き合ってカラオケスナックに行き、お互いに歩み寄って苦心して共通する歌を選曲した、そんな曲目です。「酒と泪と男と女」や「秋桜」とかもあれば完璧その路線です。
  明日はチェンマイ出張です。日本語の古本屋さんに寄るのが楽しみ!先月はアルバイトの女の子に「開店以来の最高額購入者」と言われてしまいました。


  9月10日  

  昨日は婚姻手続き代行のためチェンマイ領事館に出頭してきました。チェンマイ行きのもうひとつの目的は古本屋へ行くこと。前回(8月初め)は約30冊購入しアルバイトのプイちゃんから「今までにピーソムほどたくさん買った人はいません」といわれました。今回も約3,000B、池波正太郎25冊/司馬遼太郎6冊/その他5冊ほど買いました。チェンライに戻ったのは午後8時ごろですが、それから夜中の3時まで池波正太郎のエッセイ3冊とヤン・ソギルの小説1冊、真保裕一の短編1冊を読みました。途中午後11時ごろナイトバザールに夜食を取りに行った以外はなーんにもしませんでした。
  今日は午前7時半からツアー(1泊のゴルフ/JTS001/2泊のトレッキング)を3本送り出し、その後しぶしぶPCに向かいメール対応とHPの更新を済ませました。これを書き上げたら電源を落としまた読書に戻ります。剣客商売(池波正太郎)1巻〜10巻に取り掛かります。鬼平〜シリーズも8冊購入しましたが、来月の入院に備えとっておくつもりです。
  この本屋のレジ嬢プイちゃんはツーリストガイド(英語/日本語)志望とのこと。興味があれば研修に来なさいと前回名刺を渡しておきました。イサーン出身/メージョー大学で日本語専攻中、わが社の研修生受け入れポリシーは「チェンライ出身以外/チェンライ出身の場合はR大学以外」つまり「やる気と根性のある学生求む」です。プイちゃんはその条件をクリアしています。売れた本の題名を1冊ずつ台帳に記入していくのもプイちゃんの仕事。途中片言のタイ語で話しかけてくる他のお客さんをうまくあしらいながら、15分かかって漢字だらけの私の売り上げリストを作成しました。

 

  9月12日     「明日の朝食」

  バンコク支店メックの母親がチェンライに来ていましたので、ウィアンインホテルそばの中華系タイ料理屋で夕食をとりました。ニガ瓜と骨付き豚肉にスープを張り蒸し煮にしたもの(トゥンといいます)、素揚げのしいたけ(しょうゆ味)、川魚のにんにく揚げ、アスパラガスとベビーコーンの炒め物の4品。
  どれも少しずつ、魚は半身が残りました。このスープに魚をいれて雑炊にしたら美味しいだろうなと思っていた矢先、メックの母親が「これ全部持ち帰るから包んで。ご飯も一緒にね。」と店員に一言。スープの中にはひとかけらの豚肉とニガ瓜、ごはんも茶碗に軽くいっぱいといったところです。
  夕食後最終のフライトでバンコクへ向かうはずのお母さん。ビニール袋や発砲スチロールの容器に入れられた残り物をどうするのだろうと思っていると、「明日の朝食べなさい」と私にくれました。ありがとう、お母さん。

 

  9月14日   「彼らが貯金できない原因」

  J.トラベルのドライバーはチェンライ庶民の中では比較的高給取りに入ります。学歴/年齢以上の報酬を毎月得ていますし、チップなどの臨時収入も他業種や他ツアー会社で働くよりも格段に多いです。私たちの仕事はチームワークが大事ですので、ガイドだけがチップをいただいた場合はドライバーに半分渡すのがわが社の決まりですし、ランチはもちろん、早朝/夜間の乗務にはそれなりの手当て/食費/コーヒー代/前泊費用を支給しています。日給自体も他社より安くはないはずです。
  そんな彼らですが年中財布は軽そうです。10数人に及ぶ一族郎党の面倒を見ている者、娘や姪甥を大学に行かせている者。チェンライの悪しき慣習で稼ぐ能力のある者に何人もの血族、姻族がぶら下がっています。
  また彼らの「ジャムペン/必要不可欠」の概念が私のそれとは大きく異なります。概して彼らが「ジャムペン」だと思い購入するものやその金額は私にとっては無駄使いに過ぎません。彼らの報酬から強制的に天引預金すれば、独身の者であれば年に数万Bは貯まるはず!
  1. 携帯を買い換えたいので2000B前借させてほしい3〜4000Bもあれば新品の携帯が買えるはず。彼が買ってきたのは11,000B(3万円強)の携帯でした!
  2. 先週大手電化製品チェーンのローン担当者がわが社にきました。ドライバーのAさんはここで働いていますか?専属で働いてますけど、ご用件は?「29インチのテレビをローンで買ったので、社長保証人になってください」このドライバーは持ち家、自家用車(家族4人に4台)、携帯電話も一人にひとつという暮らしぶりです。
  現政権は農村や貧民救済、村おこしに金をばら撒いていますが、私たちの血税は「ジャムペン」という田舎の人の自分勝手な尺度で解釈され、バイクにピックアップトラック/携帯電話/テレビに音響機器/ゲームやカラオケ、CD鑑賞にもっぱら使われるパソコン/金ピカのネックレスに腕輪/ジャラジャラした仏像ネックレス(貧乏人ほどたくさんぶらさげたがるのはなぜ?いいものをひとつという選択は無いのか)に無駄に無駄に消費されています。
  わが社のドライバーやガイドの半数以上は常に給料前借状態です。微々たる額で500B〜最高6,000B、返しては新たに前借りしという甘えの構造。おそらく借金をしてる感覚はなく、第3の財布だと思っているのでしょう。

「仏像はひとつで十分ですよ。by ニット
車より高い仏像をぶら下げるなんて理解できない。
それより高い指輪はほしいけれど by ソム」」

 

  9月15日   「眠りを妨げるもの」

  今朝は激しい雨音で5時に起きました。昼過ぎに仮眠しようとベッドに入ると、蟻に刺されました。オフィスの仮眠室では飲食していないのに、なぜベッドの上に蟻がいるのでしょう。それも小さな半透明の茶色い蟻が数十匹も。
  殺虫剤を撒いて1時間ほど部屋を締め切り、その間寝られないので仕方なく仕事に戻りました。机に戻るとニット社長が「じゃあ、ちょっとゴルフ行って来るからさー」とさっさと出かけてしまいました。私まだ昼寝してないのに!来週始めにニットのゴルフ仲間でもあり我が社のお得意様でもある「サンティブリゴルフ・ホールインワンの大野様」ご一行様がいらっしゃいます。この勝負に負けるとタイ人同士でのゴルフの数十倍の出費になるのです。接待ゴルフどころではありません。真剣勝負のため9月に入り隙を見てはゴルフ、ゴルフです。力みすぎて一本ゴルフクラブを折ってしまったようです。
    昨日バンコクは大雨、バンコク支店のメックは「道路が冠水してどこにも行けない」とぼやいています。夜間や早朝激しい雨が降りますが、チェンライのメインストリートは2年連続冠水を免れています。(治水の行き届かない街外れや裏通りは何度が浸水しているようですが)

 

  9月16日   「フランス語ガイド探し」

  ようやく明日のツアーガイドを見つけたのは午後10時をまわってからでした。今日店頭でお申し込みいただいたツアーは4組12名。4名のイスラエル人は英語も堪能、象乗りの後クンコン滝を経由しチェンマイのホテルまでお送りします。質問、要望の多いイスラエル人相手はアトゥの独壇場、即決です。次の一組は日本人男性3人組み。日本語ガイドをとのご希望でしたが、今月はゴルフツアーが立て込み飛込みでは日本語ガイドは受け付けられません。今年の1月日本語学校に通いはじめた女性ガイドのドゥアン(三日月)でお客様に妥協していただきました。
  問題は残りの2組です。私が一組2名、ニット社長が別の3名に販売したのですが、どちらもフランス人。英語での会話に大変ストレスがあるようでした。ニット社長の方は午前中に予約いただいたものだったのですが、予約表に「フランス語ガイド」とのメモがなかったので、私も「フランス語ガイド」で販売してしまいました。ニット社長のルークシット(教え子)であるナッカリンを行かせるつもりでした。
  あらかじめ「英語ガイドですがフランス語も解します」程度で販売していれば女性ガイドのヤイでも対応可能ですが、「フランス語ガイド」と言い切るには無理があります。チェンライにはフリーランスの自称フランス語ガイドが数人いますが、いずれもお客様の希望されるガイドとはタイプが異なります。これはフランスガイドに限りませんが、飲食店などで働きながら身に着けたタイプのガイドを使うのは躊躇します。きちんと語学学校で学んだ、もしくは最低でもホテルなどの勤務を経て訓練された言葉を使うガイドでないと、いろんな場面でほころびが出ます。
  懇意にしている欧米系のエージェントの専属フランス語ガイド男女2人も運悪く「明日のみ」仕事が入っていました。別のフリーランスのフランス語ガイドは最近仕事がなく、一人は臨時講師として大学でフランス語を教えていて明日は「運悪く」週2回の授業日、別の者はチェンマイに仕事を探して出ているとのこと。
  最悪ニット社長に「責任とって自分でツアー出なさい」と脅しをかけていたところ、先ほどようやくガイドが見つかりました。欧米系エージェントで長年働くベテランガイド、「彼が暇なわけはない」と思い込みハナから連絡しないでいました。「誰か紹介してくれない?」と電話したところ彼自身が空いていました。ラッキーでした。
  やっとこれで眠れます。

 

  9月18日    「その2000Bは何に使うのか」

  明日は早朝から接待ゴルフに出かけるニット社長。5名分のグリーンフィー等々合計10,000B強を渡したところ「もう2000B程ちょうだい」といいます。「何に使うの?(ガイド費用は払いませんよ)」と思いきくと「うーん、要るかもしれないし、要らないかもしれない」と歯切れの悪い答え。
  そうでした。大野様ご一行のゴルフは1ホールの掛け金がタイ人相場の10倍でした。18ホール負けることは無いにしても、半分負けるとそのくらいは必要です。接待ではなく、真剣に勝負してもらいたいと思います。
  私はお土産にいただいた辛子明太子が頭を離れず、夜中におきだして一腹食べてしまいました。そのついでにこれを書いています。

 

  9月20日     「19日雨に祟られゴルフ中止/20日晴れました!」

 19日 未明から降り始めた雨は朝になっても止まず、早朝ゴルフはひとまず午後に延期となりました。正午を過ぎても依然雨模様のためゴルフは中止、ウィアンインホテル斜め向かいのイタリア料理屋で昼食をとりいったん解散。6人でパスタ5種類、ピザ3種類、サラダ2種類、赤ワイン1リットル、ハイネケン4本を消化しましたが、料理の出来はどれも今ひとつでした。ピザ生地は薄型のもの、全体的にちょっと焼きすぎ(タイ人はパリパリをとおり越してバリバリが好き)、パスタの茹加減はチェンライにしては合格点ですが、具が多すぎバランスが悪い。またどれもニンニクが強く、塩味が足りない。というわけで夜はお決まりのC&C(キャベツ&コンドーム)という山岳民族博物館1階のタイ料理屋に行きました。C&Cも先日からミキサーが壊れフルーツシェイクが相変わらず作れないという怠慢ぶりですが、味は安定しているのでタイ料理の苦手な方でも無難に食事がとれます。 
  20日 今朝は「6時の時点で雨が止んでいたらゴルフ。降っていればまたまた中止」。5時45分に空を見上げ、ゴルフ決行となりました。せっかく早起きしたので7時前からPCに向かっています。ニット社長に「托鉢僧がとおったらお布施をすること」と言い付かりましたが、3年住んでもこの手の作法はわからず(何か声をかけるのか、決まり文句があるのか、靴は脱ぐのか、はたまたひざまづくのか等々)、苦手なのです。

 

 9月21日  「エレファントトレックB/催行不能」

  昨日は早朝晴れ間が見えましたが、ツアー出発後ガイドたちから雨、雨の報告。どのツアーもレインコースは常備していますが、例外はゴルフ。結局ハーフしか回れませんでした。メコン川ボートトリップは屋根付きの大型ボートに変更し何とか催行。
  ところがエレファントトレックBに出たガイド・アトゥから「カレン族の象使いがエレファントトレックBとCは『行きたくない』と言っているからコース変更してもいいか」との緊急連絡がはいりました。過去にもより高い山を越えるBが催行不能になったことはありましたが、Cは過去16年間一度も中止したことはありません。ニット社長が象使いに電話で激を飛ばしましたが、「雨もひどいし、道はぬかるむし、危ないし、嫌だ!」とかたくなに拒否。仕方なくお客様に説明し象乗り1時間で温泉の対岸まで行き、ボートをチャーターし温泉へ移動(雨のため川が増水し、象では川を渡れないのです)というコースに変更しました。このコース(エレファントトレックA)は前日にサイモンが催行していますので、否とは言わせません。雨の中しぶしぶながらがんばってくれた象使いにはいつもより余計にチップをはずみ、ボートも2度乗りと出費がかさみますがツアー催行のためには仕方がありません。
  今日は早朝のエア・アジアでご到着そのまま3ヶ国訪問ツアーにご出発/ツアー後チェンマイへ送迎のプライベートツアー5名様がいらっしゃいますが、メコン川では今日同様屋根付き大型ボートを利用するしかなさそうです。雨はいろいろ予定外の経費が嵩みます。

  ※午前8時雨は降っていませんが、ゴールデントライアングル/チェンマイツアーに出かけるドライバーのモンコンが私の目の前で交通警官につかまりました。ガイドが乗り込むのを左折レーンで10秒ほど一時停止していたのが原因です。朝のラッシュ時ですし、こちらが全面的に悪いのですが毎朝近所で顔を合わしている(100mの距離にいます)うちの車を捕まえるなんて!!コレ、チェンライ流にいうと「マイミー・ナムチャイ(情けがない)」となります。というわけで警察に出頭してきます。こんな程度で罰金なんて払うつもりはないし、無駄に10分も足止めを喰らったので、その辺もしっかり苦情を言って来ます。

 

 9月22日  

  昨日のチェンライは台風一過。ゴルフツアーのお客様がチェンライを離れると同時に雨もあがり、午後は強烈な日差しとなりました。午前、オフィス目の前で交通警官に捕まった(左折レーンでの迷惑一時停車)ドライバー・モンコンの免許証を取り返しに、暑い中親戚の交通警官を訪ねて出かけました。ドライバーのモンコンと我がジャクスワン一族とのつきあいは古く、モンコンが20歳過ぎたころからJ.トラベルに出入りしています。「あの悪ガキが今では立派になって」と親戚の警察官たちの中でも評価は上々。というわけで「クン・ナー(おじさん)。サリー門交差点に常駐するあなたの部下が朝のツアースタート時によりにもよってあのモンコンを捕まえて迷惑してるんですけど、早く免許返してください。今からチェンマイに入るんだから無いと困る。」罰金を払うことなく無事奪還しました。(本当はモンコンが全面的に悪いのですが、チェンライではこのくらいのごり押しができないと生きていけません。財布にいくらお金があっても足りないし、公務員や警察、入管、軍に頭を下げれば下げるだけ立場が弱くなります。常に彼らの上位にいることが、スムーズに生活する知恵なのです。)
  ゴールデントライアングル観光を終え、モンコンがチェンライを通過したのは午後3時過ぎ。間一髪で免許を渡すことができましたが、次なる問題はチェンマイの冠水騒ぎ。お客様の宿泊先はチェンマイプラザです。ホテル側に確認すると敷地内への乗り入りは不可能で、最寄の交差点付近にホテルの送迎車が待機しているとのことでした。
  今日もモンコンはツアーにでていますが、ツアー帰着はやはりチェンマイとなりました。お客様は当初バスでの移動を予定されていたのですが、チェンマイ到着後の利便性を考慮され、引き続きツアー車でお送りすることになりました。モンコンは昨日の件で私に頭が上がりませんので、文句のひとつも言わず2日連続のチェンマイ入りです。

 

  9月23日  「甘くないアップルタルト」

  一昨年コック川沿いにオープンしたリバーハウスリゾート。オープン以来懇意にしているのですが、今週ホテル支配人が交代しました。昨日新しい支配人が着任の挨拶に見えられ、ホテル特製アップルタルトを1ホール丸ごと、定番のシュークリームをたくさんいただきました。とても食べきれないので隣の美容院ウィニングサロンのティップやガイドたちでわけました。一部のタイ人には「酸っぱい」と不評のアップルタルト、生リンゴの酸味が程よく残り、軽いカスタードに薄いタルト生地、とっても美味しかったです。チェンライ市内にもアップルタルトをおいているカフェチェーンがありますが、ぼってりとしたアメリカンタイプの極甘なのです。ニット社長も○○カフェのほうが美味しいというので、そんな人には食べてもらわなくて結構。残りの1ピース大事に食べます。
  今日タイミングよくあるガイドブックの取材が見えました。そのガイドブックはゲストハウスよりはホテルに泊まることを好む方向けのようなので、早速リバーハウスの取材を提案し、直接支配人にご紹介しました。
  現在コック川沿いには4つのリゾートホテルがあります。同じ価格帯の部屋をそれぞれ比較すると、リバーハウスが一番ではないかと思います。老舗ホテルはやはり狭く、リフォームにも限界がありますし、一番新しいホテルにはバスタブが無いのがネックです。ただ安定したサービスでは老舗ホテルにかないませんし、新しいホテルは雰囲気がなんともいえずいいのです。リバーハウスにリピートされるお客様は口をそろえて「ほおっておかれるのでホテルに宿泊している感じがせず落ち着いて滞在できる」とおっしゃいます。これって欧米人には好まれるのですが、あまり日本人にはお勧めできないのです。
  支配人の交代により、そのへん改善されるでしょうか。

 

  9月25日  「怯えた象と格闘」

  エレファントトレックBを終え帰着した女性ガイドヤイとお客様、生まれて初めての怖い思いをしたそうです。ラフ族の村まで残り下り300〜400mの地点で鉈を腰にぶら下げ薪を背負ったアカ族の女性と遭遇した象、女性を怖がり一目散に村めがけて走り出しました。ヤイは左手で輿を右手でお客様をがっちりつかみ、無事村にたどりつくことができました。
  ヤイは以前J.トラベルがエレファントキャンプを持っていたときから一緒に働いています。チェンライの女性ガイドでエレファントトレックC以外を案内できるのはヤイただ一人ではないでしょうか。象の性格、習性をよく知っているヤイだからこそ怪我もなく帰ってこられたと思います。ヤイ曰く「象が怒っているのではなく、怖がっているだけだったのが不幸中の幸いだった。ただ振り落とされないことだけを考えてお客様をつかみ、輿にしがみついていた。」またお客様も冷静に対処されていたので、象を余計に興奮させずに済んだのだそうです。お客様曰く「下手なジェットコースターより怖かった」
  通常トレッキングはコック川をボートで遡りツアースタートが定番ですが、本日の公共ボート利用者はたった3名だったそうです。ヤイとお客様と男性1名。ボートの操縦士がガソリン代にもならない、とぼやいていました。
  明日はJTS0013ヶ国訪問ツアー+首長族、あさってからはJTS005と連続してツアーにでるヤイ、今日はゆっくり休んでもらいたいと思います。
  この出来事をバンコク出張中のニット社長に報告すると「さすが私の教え子!(ヤイはラチャパット大学在学中から研修にきていますが、最年長ガイドホーミーおじさんとの1週間サバイバルトレッキングをこなすなど鍛え抜かれています。)ヤイにチップ弾んでやりなさいとタクシーの中で一人興奮していました。社長からの金一封、明日の日当に上乗せしますか。


  9月27日  

  雨季も終わりに近づき、イギリス/オランダのエージェントから自転車ツアーの打ち合わせが頻繁に入るようになりました。もっともオーソドックスなツアーは 1日目:チェンライ空港着/昼食/市内観光/夕食 2日目:市内から約24キロのエレファントキャンプまでウォーミングアップ 3日目:ゴールデントライアングルまでワゴン車で移動(自転車は組み立てたままピックアップトラック2台で運ぶ)/ ゴールデントライアングルからチェンセン経由山沿いの道をラオス国境チェンコンまでサイクリング。バンは1台のみ併走、10キロごとに休憩、果物など補給。 チェンコンの宿へ 4日目から約2週間〜ラオスをサイクリング〜再びフエサイからチェンコンへ上陸 チェンライ空港へ単純送迎(ツアー終了)
  上記ツアーには欧米人ツアーリーダーにラオス人ガイドが付きますが、タイの法律によりタイ国内のツアーには必ずタイ人ガイドが必要になります。2年前までは2日目の行程がなかったため、女性ガイドの同行を指定されていました。昨年から2日目の行程「エレファントキャンプへのサイクリングへもバイクで併走」が追加され、男性ガイドに変更を余儀なくされました。
  ヨーロッパとの時差がよくつかめませんが、今日は午前3時半に電話で起こされました。先週は深夜1時でしたので「夜中ですよ」と教えてあげたのですが、、。先方もタイ時間をいまひとつ計算できないようです。メールで全てやり取りしているので、わざわざ電話してくれなくてもいいよ、とも思うのです。第1団は10月30日に到着の18名+ツアーリーダー+ラオス人ガイドです。
  というわけでそれ以来眠れず午前4時半から起きてPCに向かっています。日本時間なら午前6時半なのでまあ普通かな、とも未だに思う私は日本人です。

 

  9月28日    「ランチ難民」

  昨日は午前9時前からぐんぐん気温が上がり、真夏?のような暑さでした。そのせいか午後9時をまわったころから一晩中滝のような雨となり、今日は朝からシトシト降り続いています。昨日は暑さで、今日は雨でお昼を食べに出かける気になりません。昨日は午後3時過ぎにようやく重い腰を上げ(先月大枚をはたいてエアコンを2台設置したおかげで、オフィスにいるのがどこよりも快適なのでした)チェーンのピザ屋に行きました。チェンライ市内中心部でエアコンの効いた食堂/レストランは数えるほどしかありません。徒歩3分のところにイサーン(タイ東北部)出身のタイ人が経営しているタイ食堂兼ベーカリーがあるのですが、エアコンがなければまず行かないだろう、というレベルの味ですので困ってしまいます。残る選択肢はチェンライ・ライオンズクラブ今期会長チュブ氏経営のV2というレストランですが、ここまで歩くとゆうに10分はかかります。
  そろそろ午後2時です。いっそのこと徒歩5分ウィアンインホテルのランチブッフェに行けばよかったとかなり後悔。そろそろ重い腰をあげますか。 

 

  9月29日   「タイ航空の惣菜パン」

  タイ航空のチェンライ事務所敷地内にパンの販売所が出るようになりました。扱っているのは惣菜パンとバターロールケーキ。惣菜パンには1.ジャンバラヤ(チキン、エビ、マッシュルームが具のパイ) 2.チキンマッシュルームパイ(チキン、缶詰のマッシュルーム、ピーマン、クリームソース) 3.チキンピタ 4.ツナパイ 5.カレーパフ(チキン) 6.アップルパイ 7.パイナップルパイ などなど ロールケーキは1.チョコレート 2.コーヒー 3.イチゴジャム 4.バイトゥーイというタイ菓子に多用される葉っぱで風味付けしたもの(緑色ですが抹茶ではありません)の4種類。
  これらはバンコク空港国内線1階のタイ航空イートインコーナーでも販売されていますが、チェンライの物価を考慮してか値段は半額程度です。惣菜パンは15B〜25B、ロールケーキは10B、下手なバターケーキよりも美味しいですし、街のパン屋やコンビニパン、地元メーカーの総じて甘いパンよりも抵抗無く食べられる味ですので重宝しています。日本の駅構内改札口付近にあるパン屋のパンに近い味でしょうか。
  本日1番目のツアーは午前7時発。JTS001ツアー終了後4時のチェンマイ行きバスに乗りたいとのことでした。ゲストハウスにお泊りのグループなので、おそらく朝食抜きでしょう。昨日は400B近くも買ってしまったので、6時半に出社してきたガイド・ティーにいくつか持たせました。

 

  9月30日 「そろそろ戦線離脱?」

  連日午前5時前には目が覚めます。今日も後何時間働けるかわからないから、とそのままPCに向かいます。午後は力尽きてオフィスやマッサージ屋、隣のウィニングサロンで昼寝をします。夕方から夜中にかけてメールチェックをするうちにまた焦りがでてきます。今日できることは今日中に完了しなくては、と焦るのです。
  今週は日本の銀行口座からタイの口座に移せるだけお金を移し、11月いっぱいの予約分まで全てのホテルに支払いをしました。すごい額になりました。通常各方面への支払いは小切手を使用しますので、1冊分に全てサインしました。当社は私とニット社長2人のサインが無いと小切手が切れないのです。10月分のツアーはガイド/ドライバーとの打ち合わせを済ませました。
  第一子を帝王切開で出産しているため、今回も自然分娩ができません。医師との約束は10月6日、自由になる期限が決められてしまうというのは、なんともいえないプレッシャーです。また術後もいつ復帰できるのか、自分にどれだけの体力があるのか、不安ではあります。その6日から11日までかなりのツアー予約が入っているため、いっそのこと最終検診日である3日に出産を早めようか、と不遜なことを口にしてしまい、ニット社長にも叱られました。そこまでして儲けたいのか、そうではないのです。儲けたいのではなく、いつが戦線離脱の時期なのか決断できないでいるのです。私がいなくても13年動いてきた会社ですが、私が持ってるマーケットは3年前には無かったものです。
  タイで自営されている女性の皆さん、この時期をどう乗り切ったのでしょうか。

  

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Oct2005

Not enjoyable can be refund

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