J.TRAVEL SERVICE
since oct.1990
Everything is possible

 

 

8月のつぶやき

〜後半は風邪で寝込んでいました。なんといっても寂しいのはマツダとのお別れです。
6月にもやはりJ.トラベルのツライ時代を支え続けたトヨタを売っています。
どちらも連日のツアー出発で満身創痍。特にトヨタは疲労困憊。
昨年のトヨタの稼動記録をみると月平均27日ツアーに出していました。

8月1日 「公用語」

  昨日までドゥシットアイランドリゾートホテルで開催されたAFTA(ASEAN Free Trade Area)会議では、英語を公用語として議論が進められました。しかしタイ語を解するミャンマー人も多く、英語でうまく意思疎通ができないとタイ語が飛び出します。タチレク在住者は商用でタイ語は必須ですし、タイヤイ族出身の人はチェンライ語と似た言葉を話します。
  一方ラオスとのやり取りでは書類は英語、電話や急ぎのファッフスなどはタイ語です。
  ミャンマー人(特に首都ヤンゴン在住者)のタイ語は標準タイ語、私にとってチェンライ人と話をするよりもミャンマー人と話すほうがスムーズです。お互いにとって外国語ですから、相手にわかってもらうよう努めて話します。
  友人の韓国人は日本留学中に知り合ったミャンマー人と結婚し、数年前からヤンゴンで生活しています。運動靴の工場を持ちおもに韓国に輸出している、と聞いていました。韓国人・ミャンマー人夫妻の会話は日本語だそうです。

 

8月2日 「契約は書面でお願いします」

  日本人のお客様7名、チェンマイから車をチャーターしチェンライにやってこられました。
料金の支払いでもめています。お客様の主張は「車代1,500B、満タン返しで契約した」。ドライバーは「車代1,500B、満タン返し、別途チェンマイまでのガソリン代500B。おまけにチェンマイ−チェンライ直行タクシーサービスで仕事を請けたにもかかわらず、途中ドイステープ、オーキッドファーム、スネークファーム、にも寄らされた。本当はその分も請求したいくらいだ。」とのこと。
  第一の問題は契約時点で清算していないことです。コース・料金について書面で契約をしていないのもいけません。双方のミスです。お客様は「他社は一律全て込み2,300Bだった。他社より安く感じたので契約した」とおっしゃいます。事情をうかがうとホテルフロントのあっせんだそうです。一般的にいうとホテル専用車を除き、ホテルと契約車両間にマージンが発生しますから、代理店で直接契約するより2割ほど高いのが原則です。
  チェンライでも他社のツアーに参加された日本人のお客様からトラブルの仲裁・相談が時々寄せられます。追加料金を取られた、というのが主な内容ですが、「ランチ、各種入場料、移動の車代」など「契約に入っていると思ったのに」といわれます。口約束でゲストハウスなどと契約していたり、書面による契約も内容が不備だったり、曖昧だったり、とやはり双方に問題ありです。「安く(見せかけて)売りたい」「安くあげたい」という双方の気持ちが都合のいい解釈につながっています。
  ツアーの契約はTATライセンスを持った顔の見える代理店で極力行なってください。  契約は必ず書面で、料金の内訳、コースの詳細も明記させてください。契約時点あるいはツアースタート前に代金は清算してください。料金交渉は契約前に気が済むまで行なってください。ツアー終了時にさらに値切る、などというのは1日働いたドライバーやガイドのプライドを傷つけますし、礼儀にかなっていない気がします。料金とツアー内容・ガイドの質に満足いかなければ、ツアー終了後ガイドも同行させ迷わずツーリストポリスに行ってください。
  昨日は別の日本人のお客様とホテル側のトラブルの仲裁にもよばれ、ツーリストポリスからも別件で調書作成に借り出されました。タイ人側も私の時間はタダだと思っているらしく、小さなことでもしょっちゅう呼び出しが掛かります。プロとしていかがなものでしょうか?

 

8月3日「チェンライは住みよいか」

  夜中にすごい雨音で目が覚めました。3,4日晴天が続いていたので、まとめて降ったようです。雨の後はグッと気温が下がり今朝は長袖を着ています。
  太陽が出てきました。気温が上がり、湿気も残る嫌なパターンです。
  このところ将来の長期滞在を視野に入れて観光がてら視察に訪れる方がいます。チェンライは住みよいか?と聞かれますがYesとはいえません。
  まず気候。朝晩の寒暖の差が激しいので体調管理が難しいです。日本のように徐々に季節が変わる、季節の変わり目だけ天候が不順というわけではなく、年中天候不順。特に「過ごしやすい」とされる冬がいけません。朝晩は指先がかじかむほど寒く、ろくな暖房器具もない、昼は25度から30度近くまで気温があがります。
  またチェンライは本当に田舎ですから外国人の住みやすい環境ではありません。車がないと生活は不便ですし、平均してチェンライ人の運転は下手、というより変。その上マナーがなっていません。バイクも目障りです。言葉の問題が一番大きいですが、「自分でなんとかする」と心に決めていらしている人は下手なタイ語を駆使してなんとかやっているように思います。しょせん外国人なのですから言葉は通じなくて当たり前、価値観・スピードがちがって当然、と日本から出てきたことを強く意識して、、。となんだか自分に言い聞かせているようです。
  本当はたくましい隣人がやってきて定食屋でも開いてくれることを熱望している一人です。

 

8月4日 「リサイクル」

  昨日オフィスの大掃除をすると、紙ゴミが40キロほどでました。J.TRAVELは以前屋外の温泉とエレファントキャンプを持っていました。9.11テロ以後お客様が激減し、エレファントキャンプはたたんでしまったのですが、関係資料はそのまま机ひとつとキャビネットひとつを占領していました。−象は大食漢。11頭の象の食費だけで月に10万バーツ(30万円)以上かかり維持できませんでした−
  その他タイ全土のホテルから送られてきていたパンフレットやレジャー施設の案内など、また歴代の研修生たちが残していった出来損ないの資料など「1年間手をつけなかったものはいらないもの。捨ててしまおう」と処分しすっきりしました。タイ人社長は「もったいない」を繰り返しお話にならないので、私がほとんど捨ててしまいました。
  ゴミ・廃品回収で生計を立てている人達がチェンライには多く住んでいます。毎週日曜日は「家の精霊?」に「生肉のラープ、ビール、果物、鶏一羽」などを備え商売繁盛など現世利益を祈るのですが、午後にはそのお供え物を目当てに毎週やってくる彼がいます。昨日いつものようにやってきた彼が狂喜したのが大量の紙ゴミ。売ればいいお金になるらしいのです。持てるだけ持ち帰り、残りは「捨てずにとっておいてくれ」というので車のなかに保管しました。
  なれない労働で腰痛です。

 

8月5日 「ゴルフゴルフゴルフ」

  先月中旬から落ち着いてチェンライにいる暇もなかったタイ人社長ですが、ようやくたまった雑務を最低限すませ、もうそわそわしています。行き先はもちろんゴルフ。2,3日前にゴルフ練習本を買ってきて朝から素振り。とうとう我慢できなくなり打ちっぱなしに駆け込んでいきました。確かに打ちっぱなしはスッキリしますが、この暑さでは付き合う気にもなりません。
  ゴルフメニューも早くアップするようにせかされています。日本からお客様が来れば「ご一緒したい」のです。そうすれば堂々と朝からゴルフに行けますから。近日中にゴルフメニュー・料金表アップします。ゴルフデビューしたばかり、という方もどうぞチェンライでのびのびゴルフをお楽しみください。

 

8月6日 「proud of job」

  チェンライで日本とは正反対の仕事をしています。旅行代理店という仕事をしていて一番嬉しいと感じる瞬間はお客様に再度利用していただいたときです。短い滞在中に同じガイドを2度ご指名いただくこともそうですし、次のシーズンにたずねてきていただくことも本当にありがたく思っています。
  今日までの5日間、3月にお目にかかったお客様が6名ものご友人を引率し訪ねてきてくださいました。ホテル予約から観光ツアー、ゴルフ手配、最後の空港送迎までJ.TRAVELのサービスをご利用いただきました。些細なことや、ちょっと困った相談までお気軽にお立ち寄りいただければ光栄です。
  ガイドドライバーも暑い中いい働きをしてくれています。筆頭ガイド:ミスターブラボー、女性ガイド:プーは明日も続投。今日のお客様からのご指名です。ドライバーのシアンは5日連続、ジェームス、スーチャオも今日と同じお客様に引き続きご利用いただくことになっています。
  暑いですし(天気予報によると今のチェンライは南のプーケットやチュンポンよりも暑いです)、楽な仕事ではありませんが、スタッフ一同誇りを持って今日も働いております。

 

8月7日 「モッレーン(スタミナ切れ)」

  何度も仕事を休んだ話題を書いていますが、昨日もやはり発作的に「もうだめ」と休んでしまいました。原因は朝5時半の電話です。お客様からのツアーのご依頼電話で大変ありがたいのですが、5時半に電話を頂き6時過ぎには出発したい、と。。。この「今すぐ出たい」は日本人・イスラエル人・韓国人に多く見られます。昨日はイスラエル人でした。
  もちろん受けます。すぐにドライバーに電話しましたが携帯の電源がまだ入っていません。仕方がないのでタイ人社長を起こしドライバーの家まで「今から仕事だ」と伝えに行かせました。無事6時半には出発し、メーサイ、ゴールデントライアングルなど観光、午後12時過ぎのフライトでバンコクに向かわれました。
  私は(特に何もしていないのですが)妙に疲れてしまって1日家から出ませんでした。お決まりの読書で一日中過ごしました。有吉佐和子の有田川、香華、紀ノ川と3冊。夕方には少しやる気が回復し出勤しようかとも考えましたが、こういうときは徹底的に怠惰になったほうがいいので1日ごろごろしていました。
  今朝は7時過ぎに出勤し、たまったメールに手をつけています。

 

8月8日  「ラオスとの距離」

  チェンライから北へ車で1時間、メコン川を渡ればラオスです。
  ビザ代理申請をはじめ、日々の業務ではラオスと毎日コンタクトをとっています。バンコク支店へも同様の書類をファックスで流します。ラオスへは国際電話回線を使用、バンコクへは国内長距離電話回線を使用しています。毎月のラオスへの電話料金は約1,500B(4,500円)、バンコクへもほぼ同額が多少多いくらいです。
  不思議です。国と国との間には、壁や垣根や溝がありますが、実際の距離はこんなに近いものなのです。毎月の電話料金の請求書を見てつくづく自分が国境の街に住んでいることを実感します。…とはいえ、この電話料金は決して安いものではなく、毎月どうやって節約しようか頭を抱えています。
  毎月もっとも頭を抱えるのはガソリン代です。1年間のガソリン代だけで新車が1台、中古車なら2,3台買えます。経費の計算は自分でしないにかぎります。これもバンコク支店のメックに丸投げして、日々のツアーのことだけ考えているほうが幸せでいられます。

 

8月9日 「珍客」

  3日連続夜9時過ぎにJ.TRAVELにやってくる少女がいます。高校生2人組みで将来はツーリストガイドになりたいそうです。壁に貼ってある英語のツアープログラムをひとつずつ書き写して、途中お客様が見えたときは邪魔にならないところに移動し、黙ってセールストークを聞いています。帰る間際にいくつか質問して満足気に帰って行きます。
  J.TRAVELでは8年前から大学からの研修生を受け入れています。本当は今も一人の研修生がいるはずでしたが、先月引導を渡してしまいました。その学生は英語は随分達者だったのですが、ガイドとして基本的な資質に大いに欠けると判断したため、担当教授とも懇談し学校側に引き取ってもらいました。J.TRAVELの研修は厳しくて、泣いて帰りそのまま来なくなったものが過去に何人もいますが、こちらから断ったのは初めてです。
 ガイドとして不可欠なもの。以前も書きましたが誠実、勤勉、可愛げがあることです。語学や知識はいくらでも習得できますが、誠実さにかけるものは将来いっしょに働くことはできませんし、「J.TRAVELで修行した」と名乗らせるわけにはいきません。
 業務も以前より忙しくなってきたこともあり、大学側には今後研修生の受け入れはしない、と宣言してしまいました。ですが、彼女たちを見ているとまた研修生を受け入れてもいいかな、と気持ちが揺れます。おそらく明日も来ると思いますが、とても可愛くて、、。やっぱり後継者育成は必要でやりがいのある仕事です。

 

8月10日 「Everything is possible」

  昨日・今日と久しぶりにガイドとしてツアーにでました。日本からご予約のお客様3名をお向かえしてのチェンライ・ハイライトツアーです。私のガイドするツアーの特徴は「食事にこだわる。1日をフルに活用」です。メニューにないコースもお客様の希望で立ち寄りますし、今回のようなプライベートツアーの場合は時間制限もありません。お好きな場所でお好きなだけくつろいでいただきます。
  2日目の今日は午前9時半にメーサイ・ワントンホテルを出発し、ゴールデントライアングル、メコン川ボートトリップ、ラオス、チェンセン古代遺跡とまわりました。メコン川沿いのレストランでランチ。もちろん注文に制限はありません。お好きなものをお好きなだけ召しあがっていただきます。約2時間食事休憩を取り一路メーサロン中国国民党残党の村へ。チェンライでは大雨が降ったらしいのですがメーサロンは快晴、さわやかな陽気です。こちらでも中国茶をのみながらゆっくり過ごします。最後は首長族の村へ。妊婦さんのラッシュでしたので少々寄付をすると村中の人間が集まってダンスを披露してくれました。
  その他お客様のあれはなに?の声が挙がるたびに寄り道をし、予約してあったチェンライのホテルに到着したのは午後7時半をまわっていました。いつも予定の2倍近く出費があり私のガイドするツアーは収支ゼロだ、と日本人社長に指摘されます。これがJ.トラベルのツアーです。ミスターブラボー、サイモン、女性ガイドプーがご指名いただく上位3名ですが、どうか私「ニット」も指名候補に加えてください。
Everything is possible & Not enjoyable ca be refund 楽しくなければ料金はお返しいたします。

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8月11日「眠気と戦う」

「今日中に仕上げる」と気負ってしまうととたんに眠くなるという妙なクセが学生時代からあります。この土日もあるまとまった企画を練ってバンコクのエージェントに回答するつもりでいたのですが、パソコンの前に座ってもどうも頭が働かず、気分転換に自宅に帰り。。。そのまま寝てしまいました。2日目の日曜日もタイ日大辞典という広辞苑ほどの厚さの辞書を100ページほど読み、たまたま開いたページが擬音語・擬態語だらけでちっとも頭にも入らず、結局寝てしまいました。
 そのつけが月曜の今日にやってきて朝から雑用に追われ、3時になりようやく落ちついたところでこれを書いています。

 

8月12日 「あきんどゴコロ」

  毎日ウォークインのお客様とツアーの契約をして出発させるのは、案外むずかしいものです。ガイドの質・適正な料金・ツアー内容がよくても窓口となる私やタイ人社長の応対が悪くてはツアーは売れません。また私たちの与える印象とガイドのイメージがかけ離れていたり、期待に添えない経験浅いガイドを使っては、満足していただけないという結果になります。
  タイ人社長はほんとうに「あきんど」です。彼の商談成功率は相手を選ばず8割以上ではないでしょうか。私は若者(ゲストハウスに泊まっているヨーロッパ人グループなど)は苦手です。30代以上の大人の方とは相性がいいようです。セールストークも重要ですが、もうひとつ私たちの商売に重要なのは営業時間です。お客様の都合に合わせて店を開ける、例えば早朝、夜間。特に朝の飛び込み客は予想以上に多いです。前日にツアーのご案内(ツアー詳細、出発時間、料金)を掲示しておくと、翌朝何組かお客様がいらっしゃいます。
  今朝も2組、飛び込みの参加者がいらっしゃいました。朝は少しでもゆっくりしていたいのですが勤勉なタイ人たちに囲まれていますのでそうもいきません。毎日あるサイトの「あきんどゴコロ」というのを読んでいます。




8月13日 「脱北者入国ルート」

  中国南西部からメコン川をくだりチェンセンに上陸、チェンライ市内の韓国料理屋にも立ち寄ったと日本のニュースで目にしています。お客様からも何通かお問い合わせメールをいただきました。 
  チェンライ人の反応は「興味なし」といったところでしょうか。ニュース自体の認知度が低いと思います。数日前ためしにチェンセンの入管やチェンライ市内の韓国料理屋に聞きに行ったのですが、事件自体を知りませんでした。「さぞかしマスコミ取材で賑わっているのでは」とも聞かれますが、今日はじめて某東京キー局の取材陣をみかけました。偶然韓国料理屋に顔を出したところ取材スタッフといっしょになり「どうですか」と聞かれましたが答え様がありません。チェンセンは中国の貿易船が荷揚げのに使っていますので、貨物船中国人乗員の姿をよく目にします。おそらくチェンセンの人から見ると中国人も朝鮮人も見分けがつかないのだと思います。
  以前の職場にいれば報告書の一本でも書くところですが、現場にいるのに情報がありません。


8月14日 「ゴルフゴルフゴルフ−2」

  年に数回ゴルフ目的でチェンライを訪れるお客様(ルーカー・プラチャム お得意様の意味)がいらっしゃいます。タイ人社長もドライバーとしてゴルフ場までご案内した後はいっしょにプレーをします。今日は朝8時からサンティブリゴルフ(タイで10本の指に入る名門ゴルフコースです)、午後4時からはウォーターフォードゴルフとゴルフ三昧です。
  数ヶ月前にごいっしょしたときに随分フォームを矯正して頂き、その後の練習の成果を発揮できたか疑問です。来週はじめにも別のお客様がゴルフにいらっしゃいますので大手を振ってゴルフにいけ、はしゃいでいます。
  私も明日久しぶりにツアーに出ます。2日前からインターネットの調子が悪くログインできません。数十回トライした後運がよければつながる、といった感じです。メール返信に遅れが出て大変申し訳ございませんが、タイの劣悪なインターネット事情をどうぞご理解ください。
今日は夕方1度だけつながりました。



8月16日 [対話で探る「新しい科学」]

  朝からインターネットの調子が悪いのをいいことに本業そっちのけで本ばかり読んでいます。時々お客様が読み終わった本を置いていってくださいます。私はジャンルを問わず乱読ですのでなんでも楽しく読んでいます。
  最近1番のヒットは『対話で探る「新しい科学」』この1週間で3度読み返してしまいました。普段の生活で使わない分野の脳を刺激され、また自分の推論などをかすめる箇所を見つけてちょっと嬉しかったりと、科学者の書くものは好んでよく読みます。宗教家の講釈は良くわかりませんが、科学者の視点からみた哲学・宗教観は抵抗なく頭にはいります。
  タイ人社長も毎日熱心に読んでいる本があります。ゴルフのハウツー本です。いよいよ明日は日本からのお客様といっしょにプレーします。閉店前の9時ごろからそわそわし始め、ちょっとそこまで、とゴルフ練習場に通っています。
  久しぶりにツアーに出た昨日は(午後2時発 午後9時戻り)食欲もなくなるほど疲れました。

 

8月17日 「イスズ熱」

  しばらく治まっていた車を買い換えたい熱が再発してきました。というのも先月末から毎日、多い日は日に3組もメーサロン山にツアーで登っているからです。もっとも信頼するドライバーのシアンにいたっては10日に5日間のバンコク・パタヤ出張を終えた後、12日から20日まで毎日メーサロン山担当です。メーサロンは下手なドライバーに運転させると車が傷みます。ジープを使えば問題ないのですが、やはり乗り心地を考えると大型車を使うに越したことはありません。明日はメーサロン・首長族の村を経由してチェンマイへ、あさってはチェンマイ発、2000m級のドイトゥン山に1泊した後、メーサロン観光後チェンライに戻る予定です。
  車のメンテナンス費用、ブレーキの交換、ギアの調整など本当に毎月かなりの出費があります。まるでガソリン代と車の点検・修理費用捻出のために働いているようなものです。
  ローシーズンの今でさえ車が悲鳴あげている状態ですから、ハイシーズン(冬は特に山行き〜メーサロン、ドイトゥン、プーシーファー〜の需要が高まります)に備え早めに手を打たなければ、というのが全員に共通する意見です。イスズの4WD6,7人乗りを思い切って買い、ドイトゥン・メーサロン・プーシーファーなど山専用車にするつもりです。
  問題は価格。通常のツアーに使用しているワゴン車が2台以上買えてしまいます。現在思案中なのがゴルフ・空港送迎専用車マツダ・セダン車とニッサン3000ccの2台をイスズ4WDと交換する案です。おそらく2台合計しても足りないでしょうから、なんとか現金を揃えなくては。。。
  今日は朝から雨。全てのツアーを出発させ、おそらく飛び込みのお客様が少ないだろうと勝手に判断し、イスズを探しに出かけます。

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8月18日 「雨期のツアー」

  雨期のご旅行でなるべく雨にあわずに観光やゴルフをお楽しみいただくには、「遅めのスタート、早めの帰着」をお勧めします。深夜から早朝、夕方気温が下がり始める頃に雨が降ることが多いからです。雨は朝8時過ぎまで降り止まないこともあります。少ない日程で効率的な観光をお望みの方には、半日と1日にわけてまわられては、とご提案しています。
  J.TRAVELご利用のお客様は午後12時10分チェンライ空港到着という方が非常に多い。この半日を利用して直接空港発ドイトゥンガーデン&王宮、首長族の村、メーサロン山など観光していただいています。翌日は遅め9時または9時半スタート、JTS0011日3カ国ツアーにご参加いただきます。メーサイ、ゴールデントライアングル観光と同時にさらに1,2箇所景勝地・山岳民族村を訪れることも可能ですが、欲張ったメニューはなぜか雨にあうことが多いのです。
  昨日は早朝ゴルフで雨にたたられましたので、今日は作戦変更し午後1時からのティーオフとしました。暑期のゴルフは比較的涼しい早朝・夕方スタートが定番ですが、雨期は午後もさわやかにプレーできます。
  トレッキングは雨天決行です。ただし山中は迂回を必要とする道も出てきますので経験豊富な山岳民族出身ガイドを選ばれてはいかがでしょうか。彼らベテランガイドはタイ人ガイドの知らないオリジナルルートをひとつや二つ持っているものです。

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8月19日 「偽1000バーツ札」

  バンコク銀行で入金待ち列に並んでいたときのこと。偽札が出ました。持ち主は中年の女性、50万バーツほどの中から1枚だけ見つかったようです。窓口の女性行員が紫外線(ブラックライト)照射したところ、全面青く発光していました。ちゃちな偽造です。きっと手触りもおかしかったのだと思います。
  お札やパスポートなどは「紫外線吸収紙」という特殊な紙で作られます。紫外線を当てると人間の歯や白いTシャツ、コピー用紙などは青白く発光します。その発光を防ぐよう加工された紙が紫外線吸収紙です。空港の出入国審査窓口にも各ブースに設置されています。外国人審査の際には機械的に紫外線を当ててチェックしています。
  私が新人職員だったころは紫外線反応チェックだけでわかる偽変造パスポートに時々遭遇しましたが、最近のものは非常に精巧にできていて判別しづらいとききます。
  もちろんJ.トラベルにも紫外線照射機があります。銀行から両替したままのタイバーツを持ってきたお客様はノーチェックですが、時々は後ろのほうでごそごそチェックしています。まさか紫外線反応だけでばれる偽造モノが出回っているとおもってもいませんでしたので適当なチェックで済ませていましたが、今日からは少し用心しようと思っています。

 

8月20日 「ガイドに運転させないわけ」

  J.TRAVELでは専属ドライバーを使いガイドには運転させません。よほどのハイシーズンでドライバーの足りない時期(どんなハイシーズンでもガイドはどこかに余っています)を除き、これは徹底させています。
  その理由は2つ。ドライバーは職業ドライバーとしての特殊運転免許を持ち、タイ陸運局に届出をしています。写真と日本の戸籍謄本にあたる「家籍簿」の提出も義務付けられていますので、身元の確かなものしかこの免許は取得できません。もちろんタイ人社長もこの特殊免許を持っています。繁忙期はドライバーとなりガイドとなりメッセンジャーとなり働かなければいけません。
  もうひとつの理由はガイドとの相互監視の意味合いがあります。ツアー会社はお客様との契約に従ってツアーを催行する義務があります。ガイドの勝手な判断でツアー内容を変更させないための抑止力となりますし、ガイドの仕事ぶりも報告させています。反対にガイドからもドライバーについて意見を聞き、参考にしています。
  ツアーを選ぶ際に参考になさってください。あなたのドライバーは職業免許を持っていますか?


8月21日 「信号無視」

  タイの赤信号、左折可だと思っていました。日本のように矢印での表示はありませんが止まっているとクラクションを鳴らされますし、みんなためらいなく曲がっています。
  さっきタイ人社長が信号無視で捕まりました。左折した車両20台ほど全員捕まり、国民登録証を没収されたようです。情けない話です。なぜ事件が発覚したかというと交通警官がタイ人社長の国民登録証を返しにオフィスにやってきたからです。「うっかり捕まえてしまったけれど、なかったことにするので返しにきた」というのです。こちらも情けない話です。タイ人社長の兄は警察官です。その身内を捕まえないのは警察内部の不文律らしいのです。
  頭にきたので「信号無視したことは事実なので遠慮なく検挙してくれ」といいましたが「話がややこしくなるから嫌だ」とそそくさと立ち去りました。
  まったく。以前J.トラベルのバイクが盗まれたときも警察が大騒ぎで捜索したようで1日で見つかりました。友人のレンタカー会社もご主人が警察官ですので盗難に会った車両も不思議と発見されます。チェンライでは当たり前なんだそうです。まったく。

 

8月22日 「台湾式地球の歩き方」

  ようやく台湾人ラッシュが終わりました。中華系民族と話すと、日本人やヨーロッパ人と話すのに比べて2倍体力を消耗するのはなぜでしょう。中華系とイスラエル人、ムスリム、彼らに共通するのは A:(こちらの)体力・精神力の消耗が激しい B:気に入るとリピーターに C:知り合いの知り合いまで紹介してくれる D:ホテルは高く、ツアーは安く、、。
  友人の説では「中国人は交渉の時、相手が何を言うかではなくどれだけ本気かを見ている」そうです。だから唾が相手の顔にかかるほど熱を入れて話すのだそうです。交渉には粘り強さが必要です。
  1歩譲歩すると3歩ほど擦り寄ってきますので、ツアーには細かい条件をつけます。まず「プライベートツアー」が原則です。他のお客様と嗜好が違います。概して買い物好き。大まかにチェンセン、ゴールデントライアングルなどと観光コースを説明するだけではあとで問題になりますので「この寺は行くけどここはコース外。ランチはホテルのブッフェで。他で食事した場合は自腹で。ルートから少しでも外れると別途ガソリン代を徴収。制限時間は午前8時半から午後7時まで、それ以上は超過料金の対象」こまかな条件を契約書に記入しサインしてもらっています。(通常は少しコースから外れようが、メニューを追加しようが、時間を越えようが、良識の範囲内でしたら超過料金などいただきません)
  さじを投げる旅行代理店、ホテルもありますがお客様としていらした以上最後まで面倒見ます。移り気ではないので理解しあえればいいお得意様になっていただけます。ご紹介いただいた友人も輪をかけてうるさい人が多いのが難点ですが。
  おとといまでの台湾人ラッシュが終わり、2週間前にお世話をしたカタール人親子(
ちびっ子5人!)&ご一行様が舞い戻っていました。2週間前チェンライ、チェンマイを当社ミスターブラボー担当で観光され、一度本国へ帰国後再度チェンライに遊びにいらしたようです。「ミスターブラボーを」とご指名くださいましたがあいにく連日予約が入っていましたので別のガイドを、とご提案すると「ブラボー以外ならドライバーだけで充分」とおっしゃいます。ドライバーとでかけるとこちらの携帯が鳴りっ放しになるので本当はガイドを同行させたいのですが。。また熱い日々が始まります。ふー。
  台湾人も「地球の歩き方」らしき本を持って個人旅行しています。「らしき」というより「そっくり本」です。


8月23日 「3人のキムさん−2」

  韓国人のお得意様〜それぞれチェンライでご自分のビジネスを持ち、旅行代理店のようなものも営んでいる〜皆さんキムさんです。年も近く、タイ語レベルも似たり寄ったり。英語はさっぱり。なるべく混乱を避けるため直接会って仕事を請けるようにしています。前日までにご依頼いただいた案件はこちらから出向いてでも詳細を再確認しています。
  今朝は飛び込みでキムさん2人から依頼がありました。どちらもゴルフ場経由チェンマイへ送迎。時間とキムさん側の販売価格(J.トラベル卸値は同額ですが、キムさん側で韓国人旅行者への販売価格を設定します)が若干異なります。ビジネスの面ではどちらもライバル。以前はチェンライ韓国人社会の仕組みがよくわからず、2人から依頼を受けても1件しか依頼を受けていないとこちらが勘違いし失敗もしています。言葉が通じにくい分、他のエージェントの2倍慎重に確認しなければなりません。
  若者の個人旅行者を除くと、韓国人観光客はまだそれほど料金にシビアではないようです。キムさんの販売価格どおり領収書をきりますが、こちらの純利益よりもキムさんの利益のほうが多いときもあり、思わず卸値を上げたくなります。末永くお付き合いしたいのでこちらの卸値は据え置きです。

 

8月24日 「鬼のカクラン」

  午後6時過ぎにようやく店を開けました。何をしていたかというと。。寝てました。3日前からタイ人社長が38度強の熱を出し、自宅謹慎を命じていたのですが「じっと寝ていると退屈で死にそうだ」と3時間おきにオフィスにやっています。そこらじゅうに風邪菌を撒き散らし具合が悪くなった頃自宅に帰る、という最悪な行動パターンをとっていました。
  昨日のうちにガイド・ドライバーたちには指示を出し、今日は夕方まで店を閉めることにしました。昨夜は町医者に連れて行きお尻に注射をしてもらいました。注射を打った看護婦が「揉んでくれなかった」とすねていましたが、誰が38歳の男性のお尻を進んで揉んでくれるでしょうか。。去年私が40度の熱を出し夜間救急病院に行ったときは確かに若い看護婦さんが注射後にマッサージをしてくれましたが、女どおしだからだと思います。
  注射の後に揉むのは何のためですか?筋肉の硬直を防ぐためだと思っていましたが、タイ人社長は薬をより奥まで早く浸透させるためだといいます。2年間の軍隊生活(軍事病院勤務でした)でそう習ったといいます。
  ちなみにタイの注射は大人もお尻が基本です。




8月26日 「鬼のカクラン 2匹目」

  日曜日から私も風邪でダウンしています。風邪というか、頭痛がひどく目の奥とこめかみと奥歯が痛いのです。歯が痛いのだか頭が痛いのだかよくわかりません。今朝はメールチェックのため出てきましたがこれを書いたら帰ります。
  返信が遅くなり申し訳ございませんが全てのメールに目は通しております。しばらくお待ちください。
  なりふりかまわず、とはまさに今の私にぴったりの言葉。おでこに熱さまシートを貼り、ノーメイクで出勤してしまいました。ガイドたちもぎょっとしています。。日本では考えられない姿です。





8月28日 「自然治癒力はあるのか??」

  風邪のほうは全快しようやく出勤してきました。結局日曜日からほとんど家で寝ていたことになります。37度後半熱が3,4日続き少しのどが痛く、ひどい頭痛でした。

今回薬を飲みませんでした。日本にいた頃から薬は好きではありませんでしたが、頭痛薬や総合感冒薬のようなものはたまに使用していました。今まで頭痛というのは「精神力の問題」で引き起こると思っているふしがありました。薬を飲めばすぐに治まるのもやはり「薬を飲んだ」という気分の問題で症状が軽くなっているのでは、と思っていました。「今日休みます」という電話を職場にいれたとたんに元気になり、銀座へ朝一の映画を見に出かけたりもしていました。休息や気分転換が必要なときの体のサインが頭痛だと思っていました。
  頭痛につける薬はありません。タイガーバームをこめかみや首筋、肩などに塗ってごまかしていましたが10分と持ちません。こんなにつらいものだとは思いませんでした。また人間は薬なしではそんなに眠れるものではありません。タイ人社長の秘蔵のVCDを借りて何本かみましたがどれもこれもハリウッドの刑事モノ、ジャッキーチェンやチョウ・ユンファ主演の似たり寄ったりのモノだらけでした。おかげでたまにウトウトできました。

 

8月29日 「さよならマツダ」

  車を買いました。「イスズ、4WD、6,7人乗り」を探していたのですが、少々間違って聞きつけた業者が「イスズ、6,7人乗り」を売りに来ました。 
  中古車を買うのに必要な要素は「車を見る目、タイミングと決断力、少しの幸運」です。買うと決めたらとりあえず手付け金を渡し明日書類を揃えて持ってこさせることにしました。もちろん日ごろ付き合いのある信頼できる業者、が前提です。(車を売りに行くときは書類一式揃えて持っていくのが基本です。そうすれば商談がまとまり次第即受け渡しができます。現金で手付金、残りは銀行手形で数日後決済とスムーズです)
  5年間乗ったマツダ・セダンと交換することにしました。現金を必要としない売買もあるのです。現在は空港とゴルフ場送迎にしか使っていませんが、以前J.トラベルがまだワゴン車1台、ジープ2台しかなかった頃はマツダも毎日ツアーに出していました。もう満身創痍です。オートマ車なのに山登りをさせていたのですから。。慢性的な車不足のJ.トラベルですので一番働いていない私の愛車からリストラです。


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数年前初めてチェンライに来たとき、ドライバーのティナコンとメーサイ、ゴールデントライアングルをまわりました。そのときの車がマツダ・セダンでした。少し寂しいです。(ソム)

※その後マツダとトレードしたイスズは山道専用車としてほぼ毎日メーサロンに登っています。
おかげさまで日中は車がなく社長2人自転車を漕いでいます。
銀行通い用に安い韓国車でも買おうか検討中です。
さよならしてはじめてわかったマツダの偉大さでした。

8月30日 「ブタが逃げた」

  早朝ドライバーのシアンから「今日の仕事を別の者に変わってもらいたい」と電話がありました。ピサヌロークまでタクシーサービスの予約が入っており、いつもシアンをご贔屓にしてくださっている方からの依頼でした。
  「逃げたブタを捕まえる」ためでした。シアンの家はチェンライ市内から約30分、観光コースから外れたリス族・ラフ族の村が点在する地域にあります。広大なしょうが畑を持ち、裏山でブタや水牛などを飼育しています。問題のブタは「何頭逃げたかわからない」ほどきれいさっぱり逃げてしまったようです。
  去年はチェンライ−チェンマイ間にあるウィアンパパオの山で飼っていた馬に逃げられました。こちらもたいへんな損害だったようです。シアンは奥さんがラフ族ということもあり、近所のリス族・ラフ族の若者を臨時雇いで使用しています。どうも見張りが甘かったようです。ウィアンパパオの馬は奥さんの親戚の若者に飼育させていたようで、損害の請求もできません。

 

8月31日 「リス族がやって来た」

  ツアー出発が一段落した頃、山から「リス族」がやってきました。先月リス族の村で新生児が誕生しJ.トラベルとお客様とでお祝いに行き、お祝い金も弾んできました。そのお礼を言いにきた、というのです。
  せっかくなので数日前に買った「イスズ」でチェンライ唯一のショッピングセンターBigCへ遊びに行くことにしました。総勢8人のリス族一家、車に乗り込み出発です。帰りは乗り合いトラックで帰るようにおしえましたが少し自信なさげな表情。迷ったらリス族の家近くのドライバーシアンに迎えに行かせることにしました。

Jul 2003
Sep 2003

Not enjoyable can be refund

〜Love Thailand, Visit Chiangrai, Support People & Thai Economy〜