J.TRAVEL SERVICE
since oct.1990
Everything is possible

 

 

12月のつぶやき

ハイシーズンに突入し、忙しいことを理由に更新もさぼりがちに。
お客様からもお叱りの声をいただきました。

12月1日 「眠れない夜」

  昨日は風邪が本格化し、午後から自宅でずっと寝ていました。おかげで深夜3時ごろ目が覚めました。こんな時間でもテレビは番組放送をしているんですね。タイ語番組は集中して聞かないと概要しか理解できないのですが、イギリスの研究機関でヒトデから抗癌性物質を検出しようと模索中とかなんとかの話題でした。癌に触れた後はパーキンソン病について話題が移行し、結局ヒトデにはどんな効能があるんだろう、と余計に眠れなくなりました。
  イラク駐在の日本人が殺害されたニュースもしきりに流されていましたが、流用されている映像は小泉首相が北朝鮮に対するコメントを求められているインタビューシーンでした。
  先週末以前の職場から「6、7年ほど前から3年間にわたって手当てを払いすぎでいるので即刻返金されたし!本来貴職が受け取るべきものではない!」などと強烈な文面の督促状が公文書の国際郵便できました。当時の会計担当者のミスから生じたことらしいのですが、ここに全文をさらしたいほど失礼な文面でした。
  前職を離れて1年半、好きでも嫌いでもある業務内容・職場環境でしたが、私が決済判を押す上司ならこの文面は多少訂正させるなぁ、と文書起案担当官無記名の文書についてあれこれ考えるとますます眠れなくなりました。余分に受け取った手当ては3年間の累積で11万円以上にものぼるそうで甚だ迷惑な話ですが振込先さえ連絡があれば支払うつもりでいます。
  今回はEMS(国際書留郵便)で送付され送料は900円もかかっていました。今の時代メールという便利なものもありますので私からの返信はメールで行ないたいのですが、なにせ担当者も無記名、聞いたこともないこの件処理のためだけに即席で作られたかのような役職あてに送ろうにもメールアドレスも不明、首長族の絵葉書ででも返信しようかな。。。ああ本当に眠れず朝を迎えてしまいました。

 

12月2日 「クタクタと食った食った」

  先週末研修中の女子大生アップルが初老の日本人のお客様3名と1日ツアーにでました。中国系マレーシア人とタイ人のハーフのアップルは大学で日本語を履修しています。ツアーの参加者は日本語を少し解する中国系マレーシア人と日本人3名でしたので女性ガイド:ヤイのアシスタントとして同行させました。
  娘のようにかわいがっていただきツアー終了後も興奮が冷めないのか帰ろうとしません。1日の出来事を繰り返し話して聞かせてくれました。覚えてきた日本語は「クタクタ」と「食った食った」でした。撥音の聞き分けが難しいようでどちらも同じ単語に聞こえるのだそうです。
  ガイドはたとえ疲れていても「疲れた」とはいわないのが常識ですし、若い女性が「食った食った」と言うのもどうかと思いますが、お客様が何気なく使われる言葉にも耳をそばだてるようになったのはいいことです。
  アップルの会話能力にはムラがあり、150%の力を発揮する時といったんオフのスイッチが入ると非常に消極的になり日本語を受け付けなくなる時があります。プレッシャーや緊張を克服するのも大人になる大事な過程ですので今からもビシビシ実践で鍛えていこうと思っています。

 

12月3日 「車の買い替え時」

  昨日の午後、知人が中古のボルボを売りにきました。出所はメーサイということ。おそらく博打の借金を車で払ったのだと思います。縁起のいい車ではないし値段の折り合いが付かなかったので見送ったのですが、空港送迎、ゴルフ場送迎用の車として使うのも悪くはないな、と思い直し今日の午前中はボルボを探しに出かけました。
  1時間で5台のボルボを見ました。チェンライの中古車業界でボルボは今厄介者のようです。まずチェンライ人は貧乏。中古車業者の言い値も高いですし、修理や部品交換がややこしそう(なイメージ)。ギアがオートマならバンコクへ流せば値が付きますが、どの車もマニュアル車。チェンライではベンツ、BMWを除きヨーロッパ車は値がつかないのです。私たちが買わなかったら数ヶ月先もおそらく売れないでしょう。
  というわけで買う側にはメリットがあります。10万バーツほどは言い値からポンっと下がります。往々にして前の持ち主は遠出していません。少しお金がある人が所有していたので、点検・手入れも行き届き、コピー部品も使っていません。内装も同額の日本車より数段しっかりしています。
  トレッキングやオフロードツアー用にと思っていたジープですが、乗り心地の数段よいイスズで代用がききます。車不足に悩むJ.トラベルでリストラの第一候補でした。昨年9月9日に購入した値段よりも1万バーツ高値が付き、ボルボと交換しました。
  ボルボの値段は言わずが華というところでしょう。来週あたりから皆様をお迎えに空港へゴルフ場へ出かけます。


 

12月6日 「この時期の鬼門」

  昨日5日は父の日(国王誕生日)で祝日となり週末3連休。また来週は10日が祝日のため木〜日までなし崩し的に4連休、とタイはゴールデンウィークに入りました。5〜7日チェンライの安・中級ホテルはタイ人観光客で満室。来週はドゥシットアイランドなど高級ホテルもほぼ満室です。
  車もドライバーもガイドもフルブッキングです。J.トラベルだけではなく、提携しているレンタカー屋、ガソリンスタンドが所有するワゴン車まで空きがありません。チェンライ中で暇な人はいないのではないでしょうか。平日は官公庁や銀行で雇われドライバーとして働いている兼業ドライバーも今週と来週末は仕事を請け負いチェンライ近郊を走っています。というわけでこれ以上仕事を請けられず、昨日は午後8時を回った頃さっさと店じまいしました。
  タイ人は北タイに寒さを求めてやってきます。2大観光地が山の稜線でラオスとの国境を有するプーシファー、ミャンマーとの国境ドイトゥンです。うちの車やドライバーたちも何組登っていることでしょう。またメーサイも買い物客で込み合います。今月に入り駐車スペースがない、とドライバーたちがぼやき始めました。
  タイ人社長も先月末からほぼ毎日ツアーにツアーに出ています。次の日、またその次の日のツアーへの同行もお客様と約束して帰ってきます。働きすぎで腕時計がゆるくなった、と主張しますが、ゴルフのやりすぎでやせたのではないかとにらんでいます。

 

12月7日 「家計簿」

  今月からまた家計簿をつけはじめました。昨年の11月末に中断したままになっていたのです。
  私は財布を3つ持っています。J.トラベル、家計、私個人。Jトラベルからの固定給を家計の財布にいれ、そこから毎週小遣いをもらい個人の財布へ。また翻訳・通訳で得た報酬は歩合制とし、固定給とは別にJ.トラベルからもらっています。それは直接個人の財布にいれます。タイ人社長がツアーに出た場合も同様、他のガイドと同じ歩合給を個人の財布にいれています。
  昨年の失敗は家計と個人の財布を分けていなかったのが原因でした。また銀行口座も家計と個人のものをわけていなかったのでなんだかよくわからなくなってしまったのです。個人の財布は純粋にお小遣いのみで、一人で食べたランチや10バーツのお菓子を買った場合も家計の財布から出しています。  
  10年以上も個人事業主だったタイ人社長は会社のお金と個人のお金の区別をつけるのが苦手です。「J.トラベルのお金=ボクのお金」というひとつの財布を持ち続けていたのですから仕方がないのですが。今でも時々「今週はツアーにもでたし、チップもたくさんもらったから小遣いはいりません」といいますが、報酬と小遣いは別物。報酬が少ないからといって小遣いが増えるわけではないのです。「財布に余分なお金があるときは銀行口座にいれなさい、と口をすっぱくしていってるでしょう!!!」と貯蓄好きの日本人に叱られてシュンとしています。
  ところで街の文房具屋や本屋で「家計簿」というものが売っていません。日本だと年末は「家計簿コーナー」ができるほど当たり前に流通していますが。このへんがタイ人と日本人の金銭感覚の違いにつながるのだとおもいます。

 

12月10日 「タイ料理教室2」

  おなかがいっぱいです。たった今料理教室を終えたところです。
  今日のメニューは「グリーンカレー、ソムタムタイ、空心菜炒め、パッタイ、かぼちゃのココナツ煮デザート」の五種類。昨日1泊のトレッキングから戻られた日本人女性2人と研修生アップルで挑戦しました。とてもおいしくできました。皆さんタイに来たら太って帰られるようです。私もタイに来て1年少々、何キロ太ったことやら。。


 

11月13日 「更新が遅れ気味です」

  今週はほとんどPCの前にいませんでした。お問いあわせメールへの返信も滞りがちになりお叱りメールもいただいております。
  何をしていたかというともっぱら空港送迎です。1日2,3往復していました。空港・ホテル間の送迎時を逃すと、ネットでお申し込みいただいたお客様とお会いする機会がほとんど持てません。できる限り時間を作り自分でお迎えしたいと思っています。またチェンライ在住の方から翻訳のご依頼があり、その他の手続きも含めて直接お伺いして説明をしていたり、と留守がちでした。
  おまけに1週間ほどお預けを食らっていたボルボが昨日ようやく手元に来ました。預けていたお寺のお坊さんから「12月12日は車の引き取りにふさわしい日取り」といわれ、3日の仮契約から10日近く待っていました。この1年で数台の自社車を売買しましたが、どの車にも愛着があり、どの車を引き取る日もなんとも言えずワクワクします。昨日は夕方には店じまいして走行テスト。100キロ南のパヤオ湖まで夕飯を食べに行ってきました。思ったほどガソリンも食わず、空港送迎&ゴルフ場送迎車として使うことにしました。
  今日はボルボの出初です。ミャンマーのレジーナゴルフへ出かけるお客様の送迎、通常タクシー料金1000Bのところ999Bで縁起をかつぎました。私は今日、明日も空港送迎&翻訳に関する説明と留守がちですが、メールにはすべて返信する予定です。




12月14日  「今どのくらい寒いかというと」

  今朝は8時ミャンマーレジーナゴルフでプレー予定のお客様がいらっしゃったので、午前6時半には出勤しました。6時半というと薄明るくなりかけたばかり。素足にサンダルの足元はつま先がかじかむほどです。車通勤の私は長袖ニットを1枚羽織りちょうどよいくらいですが、バイクで来るドライバーはダウンジャケットや皮(ビニール?)ジャンなど日本の初冬のような防寒着を着ています。女性ガイドは首に防寒対策でしょうかスカーフを巻いて毛糸の帽子をかぶっています。
  現在午後8時半。手軽に短時間で食事が取れるためオフィス裏のナイトバザールでよく夕飯をとります。食後にパッションフルーツのシェイク(果物に氷を加えてミキサーにかけたもの)を飲んだところ、震えが来るほど寒くなりました。
  宿泊を伴うトレッキングに行かない方も、夜の散歩用にニットやフリースのようなものを1枚持参してください。昼間はタンクトップで大丈夫です。

 

12月15日  「この時期の果物」

  南国の豊富なフルーツを求めてタイに来る方にはちょっと物足りない季節です。毎日どんな果物を食べているかというと、スイカ、みかん、バナナ、リンゴ、梨、マスカットに似たブドウ。チェンライ名物パイナップルなど。国境を越えてタチレクから買ってくる焼き栗(天津甘栗)。日本の生活と変わり映えしません。口寂しいときや喉が渇いたときなどには甘くないものを食べます。青いマンゴーやグァバなど。ねっとりした黄色のマンゴーや完熟パパイヤ、ジューシーなライチなどが懐かしいです。
  このところ1日おきに食べているのが揚げサツマイモ。ゴマを混ぜ込んだ衣を付けて外はカリカリ、中はネットリかつホクホク甘く寒い朝についつい市場で買ってしまいます。またバイトゥーイという甘い香りの葉にもち米とサツマイモを包み焼き上げたものも朝食代わりに食べています。どちらもバナナを使ってもできますが、私はバナナの甘酸っぱさが好きではないのでイモのみ食べています。たまにバナナにあたると損をした気分になります。
  日本にいるときはバナナは果物だとおもっていましたが、どちらかというとイモに近い食物ですね。

 

12月17日  「アップル」

  研修生のアップルの話です。ツアーに同行させていただいたお客様からアップル宛メールを何通もいただいているのですが、返信が追いつかず申し訳ございません。返信に関して私は手伝わないことにしているので、遅いのはアップルの能力のせいです。アップルに代わって近況報告です。
  昨日は飛び込みのお客様がありました。チェンライから30キロほど北の街メーチャンに訪ねたい家がある、そこまでのタクシーサービス(運転手と車のみ)のご依頼でした。わざわざ日本からいらしたからにはお話もしたいだろうと思い、まだまだ役不足ではありますがアップルを同行させました。タイ語(田舎の人のタイ語は外国人には聞き取りづらいです)、日本語、英語、身振り手振りでなんとか意思疎通のお手伝いができたようです。お客様が一番会いたかった人物はチェンマイで働いていて12月28日に帰省するとのことでした。28日もアップル同行のタクシーサービスをご予約いただきました。
  日本語での作文に四苦八苦しながらぼちぼち返信メールの文面を書いています。「暇なときはタイ語を勉強しますか?」という一文がありました。日本語としてはおかしくないのですが、どうも社会に出た日本人には「暇なとき」はない気がします。空き時間というのは普通にあるものではなく、なんとかやりくりしてひねり出すものだと思います。私も昼休みや電車の中、タイ語の授業が始まる数十分前に必死で宿題を仕上げていました。


 

 

   12月18日 「滞在期間更新」

  毎日忙しい忙しい、と肝心なことを忘れていました。滞在期間(通称ビザ)切れまで1週間を切っていたのです。朝から書類をそろえてメーサイ入管へ期間更新に行きました。日本と違いその日のうちに更新許可がおります。所要時間10分ほど。1年の滞在が許可されてはいるのですが、数カ月おきに出頭しなければいけません。といっても本人出頭の義務はなく、代理人や郵送でパスポートのみ出頭すればいいのです。現に私は「どうせ毎日スタッフが来るのだから(メーサイ・タチレクツアーの引率で)ドライバーかガイドに持ってこさせればいいよ」と言われています。結構いい加減な審査で、今日も納税証明書を忘れてしまったのですが「職業無しに訂正するよう」指示され無事更新されました。期間更新の申請書には「会社経営のため」としっかり記入しているのですが、たぶん誰かがつじつまをあわせてくれるのでしょう。
  入管に出頭するときはいつもタチレクに買い物に行きます。今日の目的は発電機を買うことでした。タイ側で買うのとミャンマー側で買うのとでは価格が2倍以上違ってきます。メーサイ税関の課税取締りが厳しくなったとメディア報道されていましたが、以前と変わりないように思いました。
  他に買ったものは干し柿、梨(中国産)、カレー味とわさび味のちび煎餅、フランスワイン。今日も散財してしまいました。

 

  12月19日 「大寒?」

  今日は太陽が顔を出さずとっても寒い1日でした。外出時には長袖の上にニットを羽織り、さらにフリースを重ねていました。昼間もほとんど気温があがらず、午後からゴルフに出かけたタイ人社長も半そででプレーしていたものの寒くて途中で上着を羽織ったそうです。研修生のアップルもカレン族ガイドサイモンについてプライベートトレッキングに出かけていました。車椅子の男性を含む陽気なイギリス人3人組みで、エレファントキャンプ、屋外の温温泉地をプライベートボートでまわるものでしたが、「船上では長袖2枚着ても寒かった」そうです。
  私は午後フリースを取りに自宅に戻り、ついうとうとしそのまま暗くなるまで昼寝をしてしまいました。寝起きの体に一段と空気が冷たく感じられます。
  人は暑くても寒くても晴れでも雨でも曇りでも怠惰になれるものですね。午後は労働許可の延長という大仕事があったのに来週に持ち越してしまいました。期限切れまであと4日。

 

  12月20日 「タイ式の礼儀」

  友人がメーサイの中高等学校で働いています。生徒数2000名を超えるマンモス学校でお坊さんだけのクラスもあり、国境を越えてタチレクから通ってくる生徒もありとなかなかユニークな学校です。先週その学校の教職員慰安旅行があり、ちょっとした珍旅行だったようです。学校所有の大型バスでメーサイを出発、東北タイラオス寄りのウドンタニーを経由し、同じくイサーンでもカンボジア寄りのブリーラムへ寄り、パタヤで遊んで帰ったそうです。火曜夜出発の金曜深夜帰宅。全行程バス旅行。
  タイ人の旅行にありがちな話ですが、初日から大幅に遅れが出た模様。その理由は「ドライバーが道に迷った」。宿到着時刻を1時間過ぎても目的地と違う地名なのを不思議に思った教師がドライバーにたずねたところようやく道に迷っていることを認めたそうです。それから地図を広げ目的地のレストランに着いたのは夜10時を回っていたそうです。
  「わからない、知らない、できない、どうすれば。。」を言わないのが非常にタイ人ぽいです。役所の窓口でも遅々として作業が進まないことがあります。また請求した書類を用意できない、上司に取り次がないなど。概して自分の無知や失敗を隠そうとするためにこちらにしわ寄せが来るのです。「わからない。できない」を言わないことが上司に対する礼儀なのだそうです。そのとばっちりでこちらには「だめだ。無い。できない。やったことが無い」という頻度が高いのでしょう。
  私は役所に向かう時はまず責任者に連絡をいれ、窓口を通さずに直接話をするようにしています。

 

  12月22日 「夜空ではなくて」

  先日1泊2日のトレッキングとタイ料理スクールにご参加くださったお客様から次のようなメールをいただきました。「普段夜景は見れても朝日や夕焼けをボーっと長い時間見る事は ないので」貴重な時間を持てた、とおっしゃっていただきました。初めてのチェンライ、初トレッキングということでした。
  私もチェンライに初めて訪れたとき、丘の上からメコン川を眺めてなんだかいい気分になり帰国しました。
  時間の流れというものは肌で感じるものだと思います。また自分のぴりぴりした意識の中で時間の流れをより加速させ、それに乗り遅れないように、と自分で自分をせきたててしまうのだと思います。
  チェンライで生活している私ものんびりと朝日や夕焼けを眺めているのではありませんでした。日本の生活以上に時間に追われている気がします。昨日はお客様のメールのおかげで夕方ボーっと散歩をしました。
  というわけで昨日はHPの更新できず、朝あわてて更新しています。いいのだか悪いのだか。

 

  12月23日  「外見重視」

  期限ぎりぎりで労働許可の更新に行ってきました。担当責任者とのアポイントは10時の約束でしたがなんだかんだと予定が入り1時すぎに管轄の役所に向かいました。官公庁を訪ねるときの基本は「きちんとした服装、とにかく外見重視」です。以前ノースリーブや黒いワンピースで出向こうとしたらタイ人社長に叱られました。
  パスポートの各種押印のある頁など提出したのですが、パスポートそのものはチェックしません。オーバーステイなど都合の悪い記述のある頁などとばしてコピーする恐れがあることなど考えないのでしょうか。チェックも生年月日と滞在期限の2箇所にマーカーで印をつけ終了。めくら判ですが申請するこちらには都合がいいです。
  タイ人男性は首から金ブチの仏像をぶらさげたり、大振りの指輪をしたり、太い金のネックレスをさげたり、と少々おしゃれの枠をはみ出しやりすぎのように外国人の目には映ります。しかしこういう服装をしていればこそ多少の無理や融通がきくのです。
  チェンライはバンコクやチェンマイに比べ「小さな地方都市」というよりは「一昔前の田舎町」です。道理や理屈などシステムで行政や経済が動いている街ではありません。暇さえあればよりお互いのつながりを太く濃くするため男たちはゴルフ場に集います。

 

12月24日 「ドライバー泣かせ。ツアーの一番長いガイドは」

  ダントツでタイ人社長。次はチェンライ最年長ガイドホーミーでしょうか。
  今日のお客様は英語をほとんど解せないフランス人カップルでした。どのくらい英語が駄目かというと、、。私がツアー説明・販売したのですが、筆談でした。スペイン人なみの困難さです。フランス語ガイドを希望され、2日も待っていただきました。ドイツ人、スイス人、同フランス人計4名の組み合わせで1日観光ツアーに出かけました。出発は午前8時過ぎ。現在午後7時前ですが、まだ帰ってきません。
  全く同じツアー内容で午後5時半発チェンマイ行き最終バスに乗車予定のお客様がいました。別グループにしていて正解です。こちらは予定通り5時前に帰ってきました。
  皆様の貴重な時間をツアーに当てられるのですから、立ち止まったり、引き返したり、覗き込んだり、味見したりしながら存分にお楽しみいただければ、と思います。


12月25日 「一応クリスマスです」

  甚だ盛り上がりに欠けるチェンライのクリスマスシーンです。J.トラベルの暦は日本とタイのミックスですので、昨日は誰がなんと言おうとクリスマスイブ。夕方には店を閉め、ワインとケーキを持ち込み、「Eak O Cha(エク オ チャ)」というレストランで夕食をとりました。このレストランは比較的客の年齢層が高く、庭のあちこちに独立した屋根つきのテーブルがあり、テーブルごとにサービス係りがつきます。ワインなどの持ち込み料もとりません。オーナーがおそらく中国系なのでしょう。皿はプラスチック、スプーンも日本のファミレスほどの重さしかありませんが味は保障できます。リムコックリゾートまたはリバーハウスホテルのそば、真っ暗な中に突然豪華な一軒家があらわれます。ところどころにオーナーの趣味の悪さが光るのがなんとも田舎のレストランです。昨日のサービス係はサンタの帽子をかぶっていました。大学生の制服を思わせるぴちぴちの白い半そでシャツに紺のミニスカートとの組み合わせです。けしていかがわしい店ではありません。チェンライの大人たちが集うレストランです。
  女子大生のアップルはプーケットやチェンマイ、ハンガリーでのホテルで研修したこともあり、チェンライの女の子より少し垢抜けしています。そんな彼女のクリスマスは「友達とアイスクリームを食べる」でした。ヨーロッパのチェーン店のアイスクリーム、日本では何てことない店ですが、ここでは少し特別な場所のようです。

 

12月26日 「書類のない土地」

  今朝早くドライバーのシアンは東北タイ(イサーン)のウドンタニー向け出発しました。北タイからイサーンへの移動は不便です。空の便がなく、VIPと呼ばれるバスも無く、状態のよい道路を探して走るといったん南下して再北上する必要があります。ウドンタニーまではパヤオ、ピサヌローク経由で観光しがてらお送りすることにしました。欧米人とタイ人夫婦、料金は7000Bです。
  このご夫婦と世間話をしていると、「コック川近くの土地を買ったのだけれど書類が無いから心配だ」という話題になりました。実はチェンライ近郊には行政の把握していない地番のない土地が無数にあります。あと数年の間に地方政府も「検地」を完全に行ないたい様子で、それを耳にした住民(タイ人も山岳民族もタイ人を配偶者に持つ外国人も)はこぞって居住を主張し、占有事実を作ろうとしています。
  J.トラベルも書類のない土地を持っています。以前コック川沿いの国立公園内にエレファントキャンプを持っていました。その跡地。またチェンライ市内にも先祖から引き継いだ土地が何箇所かあります。雨季の間に果物の木やチークでも植えて「うちが使ってますよ」と主張する予定でしたが、今期は時間が無く手をつけていません。来年の雨季入りを待って植樹しようと思います。
  このところタイ人社長が山岳民族の村へ行くと必ずこの手の相談ごとを持ちかけられます。彼らはその土地を追われると他に移り住むのが困難だからです。国立公園内に住むもの、土地を占有するものに対しては再三立ち退き請求が出されていますが、タイ人もアカ族も動きません。




12月27日 「子供の使い」

  私がタイ人の話を書くと「タイ人というものは…」という一般論に読み替えられがちですが、あくまでも私の周りにいるチェンライ人の話です。
  「子供の使いじゃあるまいし」という言葉がありますが、ここではまさに子供の使い並みの意識で仕事をする人たちがいます。昨日も「J.トラベルに行って『車とドライバーが余ってないか聞いて来い』と言われたから来た」という女の子がいました。
  思わず出直して来い、といいたくなった点
その1:私も研修生のアップルも接客中。黙って待っていればいいものをいきなり巻くしたてる。無視しているとさらに大声でまくし立てる。「黙って後ろで待ってなさい」というとちょっとふてくされる。
その2:車とドライバーの使い道「いつ?(今すぐなのか、夕方なのか明日のなのか)お客様はタイ人?欧米人?人数は?どこへ行くの?希望車種は?」「知りません」
その3:「ところで誰の使いなの?」「クン・パー(おばさん)」女性社長の店は数件あります。どこのお店ですか???
  ごく普通のお嬢さん(男性もしかり)がこのレベルのときがあり、手を焼いています。

 

12月28日  「ボルボ、アカ族の村へ」

  購入後2週間ほど経過したボルボですが、空港・ゴルフ場送迎にのみ使用していました。今朝とうとう車が足りなくなり、JTS001 3カ国訪問プライベートツアーに出かけていきました。ガイドはプー、ドライバーはティナコン、お客様は昨年もJ.トラベルをご利用いただいたドゥシットアイランドにお泊りのイギリス人ご夫婦です。他社のミニバスを借りるか、ボルボでツアーにでるか迷ったのですが、山道が無いからいいか、とボルボにしました。…アカ族の村(ロサ村)への入り口は少し急な坂道、無舗装なのを忘れていました…。
  今日は私も含めて一人残らずツアーに出ます。研修生のアップルも日曜出勤。半日タクシーサービスで日本人の方をご案内します。
  年末年始、ホテルはもちろんゲストハウスも含めほぼ満室のチェンライの宿。12月29日〜31日、サービスアパートメント・チェンライコンドテルに若干の空室がございます。ホテルへのご宿泊希望で宿の確保をされていない方、01−9928785日本語直通携帯までご連絡ください。1月1、2日はすべてのホテル満室です。

 

12月30日  「民族の祭典」

 オリンピックが「民族の祭典」と呼ばれる
が、現実は国家の「威信」を示す場で、祭
典とはほど遠い。民族の代表も選ばれな
い。

 タイ北部、国境に近い村で、民族の祭典そ
のものに出合った。祝典の最後のイベントだ
った。村の広場に作られた臨時の舞台で、近
隣の山岳少数民族が一堂に会し、民族衣装
の正装で踊りを競いあう。ライトに照らし出さ
れた刺繍の模様が美しい。

 この村の周辺には、山の斜面にへばりつく
ように建てられた、いくつもの集落がある。ビ
ルマ、ラオス、雲南などから移り住んだ各民
族の「村」だ。一つ起伏を越えると、もう全く
違う民族が住み、普段は交流が少ない。それ
ぞれ衣装だけでなく、文化や習慣も異なる。
顔立ちだって、明らかに違っている。

 会場では、観客の視線もあたたかい。村人
みんなが、自らの民族を誇りながら、他の民
族をも尊ぶ。同様に、私もアジア人でいるこ
とのよろこびを強く感じる。そこにいる自分に
違和感がなく、時を共有できて幸せだ。

 私が外人であるとは、相手からもあまり意
識されない。ヨーロッパを旅するとき、互い
に感じる異邦人意識が、ここではほとんど起
こらない。外見だけが理由ではなさそうだ。自
分が培ってきた文化とは異なっているはず
なのに、親しみを覚えてしかたがない。

 「世界」となると自信は無いが、少なくと
も「アジアはひとつ」との思いこみが激しく
なる。だから、旅はやめられない。

「琉球新報」12/28朝刊に掲載されました。
12月はじめJ.トラベルをご利用された沖縄県Mご夫妻から送っていただいたものです。

Jan 2004

Diary TOP

Not enjoyable can be refund

〜Love Thailand, Visit Chiangrai, Support People & Thai Economy〜