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J.TRAVEL
SERVICE
since oct.1990
Everything
is possible
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10月1日 「今シーズン初乗馬トレッキング」
日本から落語家さんを迎えてミャンマー国境近くメーサロン山へ乗馬トレッキングに行ってきました。雨期明け初の乗馬トレッキングです。このツアーはJ.トラベルオリジナルのもの。チェンライで催行できるのは当社のみ、またご案内できるガイドもタイ人社長ニットとカレン族ガイドサイモンに限られています。通常は当社ガイドとアカ族現地ガイドでツアーを催行します。
今期初ということでニットもサイモンも「自分が行く」といってききません。コース(山)の状態をチェックする必要もあったので2人行かせることにしました。ニットはラフ族の衣装、サイモンはJ.トラベルユニフォーム、お客様はジョッキーそのものの本格スタイルとてんでばらばら3人3様のいでたちです。

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| 10月2日 「宝くじの当たり番号」
今日は数人J.トラベルに訪ねてきた人がいました。決まってこう聞きます。「宝くじは買ったか?」もちろん買っていません。
今回の当たり番号が「040」J.トラベルジープのナンバーが「4044」。これって惜しいですか?少しもかすってないようですが。当たり番号が「404」「044」なら買わなかったことを後悔しますが。
タイ人は宝くじの類が大好きです。車のナンバーをはじめおみくじや手相占いでお告げを受けたラッキーナンバー、競馬の予想屋のような宝くじの予想屋から仕入れたナンバーに夢を託します。
今年はじめ信じられないことがおこりました。昨年亡くなったタイ人社長の母親の遺言に「ラッキーナンバー」があったのです。軍人をしている3番目の兄がジャクスワン兄弟の仲で一番経済的に苦しいのですが、その兄に向けての遺言が3桁のラッキーナンバー2組でした。信じてその番号を買った兄、見事当たりました。合計で10万バーツを超え、車を買いました。
ジャクスワン四兄弟、長男がお坊さん、次男警察官、三男軍人、四男J.トラベル社長です。
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| 10月3日「ライオンズクラブ」
先月愛知県東海ライオンズクラブ幹部Tさんをチェンライにお迎えし、チェンライライオンズクラブとの会談通訳をしました。当初ランチタイムを利用して軽い会談の予定でしたが話が弾みに弾み午後1時から5時、途中休憩をはさみカントークディナーの席でさらに3時間半情報交換されていました。東海カントリークラブは日本で支援実績ナンバーワンを誇るだけあり、Tさんのお話は非常に豊富、お金を頂いて通訳したうえ様々な知識を得られ本当に貴重な体験でした。
とここで話が完結するはずでしたが、落ちがありました。チェンライライオンズクラブからアツーイ勧誘があり、日本人の私がなぜかチェンライライオンズクラブメンバーになりました。今期会長はタイ人社長の恩師パニー女史、副会長はタイ人社長のゴルフ仲間チュブ氏(Mr.Kissという意味の甘い名前です)断れません。
年会費はチェンライ人の月収の半分程度です。これで私が退会しない限りチェンライライオンズクラブは無料の通訳・翻訳を得たわけです。毎月第2水曜日に会合があります。好奇心の延長で承諾してしまったわけですが、31歳の普通の女には得がたい経験だと思いますのでちょっと楽しみです。
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| 10月4日 「ライオンズクラブ2」
昨日「チェンライ・ライオンズクラブメンバーになりました」とこちらに書いたところ、日本のLCメンバーの方から「まずは勉強しなさい」といろいろ情報をいただきました。ありがとうございます。
チェンライLCの会員は20名強、会長のパニー女史はライオネス(女性のためのライオンズクラブ)の頃からのメンバー。チェンライ地区LCの草分け的存在です。会長を務めるのはライオネスと合わせて4度目です。中高等学校の校長を長年勤め(タイ人社長もお世話になりました)女性の教育向上、山岳民族地区への生活指導全般がライフワークです。副会長のチュブ氏はロータリークラブのメンバーでもあります。日本ではあまり無いことだそうですが、チェンライではライオンズとロータリークラブ両方のメンバーという方も珍しくありません。お金持ちとして当然担うべき義務なのだそうです。来日6回、神戸牛、江戸前寿司が最も美味しかった、また行くなら北海道。チェンライ中にあるビデオショップのオーナーです。
J.トラベルはドイツ人支援者の協力を得て、山岳民族村へのドネーションを毎年4月に行なっています。規模は10〜15万バーツ(30〜45万円)、食料・医薬品・生活必需品・学用品・毛布・蚊帳など、ガイドやドライバーの意見を参考に村を選び、4,5箇所の地区を回ります。今年で8年目。明日ドイツ人支援者がやってきます。時期外れの今頃再度訪チェンライする目的はラフ族の村への学校建設のためです。村の長とは4月に話し合いをもっているのですが、より具体的に話を進めるため雨期明けを待っての訪問となります。
世の中の目はタイ人庶民から離れて山岳民族に向いていますが、日本から来た私の目にはチェンライ人もまだまだ日本の明治時代に暮らしているように映ります。毎年お決まりのように起こる洪水、水路の悪臭などインフラの圧倒的不足、衛生観念の欠落(特に女性への教育が必要だと思います)、医療施設の不足、教育者の水準・モラルの低さ(これは日本も大きな顔はできませんが)。
日本人は宗教色を払拭したドネーションを行なえる貴重な存在だと思います。キリスト教の手が入ることはイコール山岳民族独自の宗教・文化・生活習慣を壊すことに繋がります。J.トラベルはお金は少ししか出せませんが大いに口は出せます。手足、目、耳となるスタッフたちがいます。
写真はパニー女史、愛知県東海LC幹部Tさん、チュブ氏。

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| 10月5日 「5バーツの水」
タイで売られているペットボトルの水(ミネラルウォーターではありません)には2種類あります。ネッスルやビールの会社が出している透明な容器に入った500ミリリットル7バーツ〜のものと半透明の容器に入った950ミリリットル5バーツのものです。前者を「お客様用」後者を「ドライバー用」と呼んでいます。
最近その5バーツの水がなんだか生臭いのです。ドライバーたちは別段変わりはない、といっていますが絶対におかしい!
日本では井戸水は美味しいものだというイメージがありますがチェンライの井戸水は飲んでいいのかな?と首を傾げたくなる代物です。ドライバージェームスの住むサンサイ地区のある家では蛇口から出る水に鉄分が含まれています。鉄の匂いがします。最近井戸を深く掘り直し「そのまま飲めるようになった」らしいのですが、日本の基準よりも井戸が浅い気がします。
チェンライ人には目の病気が多いです。目が赤い、白目がにごっている、黒目と白目の境界がはっきりしないなど。庶民の押しかける県立チェンライ病院の眼科には患者が溢れています。大部屋の病室も40人ほどで1部屋を使っています。廊下に蚊帳をつり寝ている患者がいます。野戦病院のようです。飲み水にはならない水で顔や手を洗っているのでしょうから雑菌で目が赤い、ほおっておいて失明、となるのだと思います。
携帯電話が普及し、インターネットも使えますが、この国の保険衛生観念は恐ろしいほど遅れています。
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| 10月6日「営業姿勢」
先日バンコクのお客様から「リバーハウスリゾート&スパ」の手配ができるだろうか、とお問い合わせをいただきました。今年の5月にオープンしたコック川に面する新しいリゾートホテルです。私の方は不勉強でまだホテル側とコンタクトをとっていませんでした。
さっそくタイ人社長ニットと連れ立ってホテルの視察に行きました。チェンライのホテル業界は狭いうえ、同じ業界の中で転職を繰り返します。たいていのホテルには昔ニットと一緒に働いていた人間がいます。セールスマネジャークラスにはなっていますので、ニットを連れて行くとなにかと便利です。果たしてリバーハウスホテルにもいました。
ホテルを訪ねた2日後、ホテルのセールスマネジャーとバンコクのセールスマネジャーがJ.トラベルを訪ねてきました。ロイクラトーンフェスティバルや今後ホテル側が力を入れたいゴルフパッケージについての商談でした。タイ人らしからぬ迅速な行動に頭が下がりました。
私もニットも勤勉な人間は大好きです。同じコック川沿いのリゾートホテルでは老舗のドゥシットアイランドや価格が安めタイ人に人気の中国人経営リムコックホテルがありますが、リバーハウスにも大いに頑張っていただきたいな、と思います。まだ川沿いの敷地に背の高い木が育っておらず暑気はさぞかし暑かっただろうとおもいますが、これからの乾季・冬季は過ごしやすく、プールサイドからコック川が眺められ魅力のひとつとなるでしょう。
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| 10月7日 「研修生アップル」
研修生を受け入れて10年近くになります。その後J.トラベルでガイドとして使っているものもいれば、泣いて帰って単位を取れなかった者もいます。3割は不合格です。実は6月に研修生を受け入れた際に「金輪際研修生は受け入れない」と決めました。研修途中でこちらから断った第一号でした。
その後ラチャパット大学の教授から何組か推薦があり研修履歴や面接の結果10月1日から再び研修生を受け入れています。ラチャパット大学観光学科の4年生、女子大生のアップルです。4ヶ月間大学へは通わずJ.トラベルでの研修結果が1単位となります。アップルの研修履歴はホテルでの研修が主です。プーケット、チェンマイの有名ホテル、チェンライではドゥシットアイランド、また今年の2月には2ヶ月間ハンガリーのホテルで研修をしています。しっかりした丁寧な英語を話します。
4年間の大学生活最後の研修です。本人の希望を優先して業務で使える日本語の習得を当研修の最終目標としました。4年間大学で日本語を履修していますが、読み書きはできても会話経験がないようです。
私がタイ語をある程度話せるようになったのは、役所の特別タイ語研修を受け40日間朝8時半から午後5時までタイ語漬けにされた時です。宿題も山ほどでました。東京外大の宇土教授と奥様で慶応講師のマリーさん、宇土教授の助手の平野先生と外務省研修担当の中国系タイ人タナワンさん、4人に特訓されました。机上で覚えたタイ語が3週間経った頃から自在に話せるようになりました。
今月のアップルも日本語漬けです。午前中は私が2時間、午後は友人の日本語教師が2時間、スパルタです。私たちの仕事に「友達言葉」は必要ありません。将来どこに出しても恥ずかしくない正しい日本語を身につけさせるつもりです。
来月から日本の皆様のご希望に応じてツアーにも同行させます。
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| 10月8日 「請けるべきか?・請けざるべきか?」
様々な翻訳の依頼があります。今朝「デジタルビデオカメラ」の使用方法を訳してほしい、と現物の持ち込みがありました。機能満載の日本製シャープのビデオカメラです。この手の翻訳・説明は難しいです。ボタンをひとつ押せば4種類ほどの微調整メニューがあらわれます。単純に「右にまわせばこうなる、赤色はこういう意味」と言うわけにはいきません。
また入手経路も気になるところです。「日本の知人が送ってきた」といいますが、信憑性がありません。「日本の知人に取り扱い説明書を送ってもらったうえでそれの翻訳なら引き受ける」というと「紛失してしまったらしい」とのこと。では「日本の知人に電話してあげるから(通訳)、専門店で説明書のコピーをとってきてもらって」というと「連絡先がわからない」
その程度の関係の人に高価なビデオカメラを郵送しますか??また日本人の若者もタイ人に同行してきているのですが、一言も口をききません。同行の日本人といっしょに試しに使ってみてそれでもわからなければ来週にでも顔を出すように言い、とりあえず今日のところは帰ってもらうことにしました。
前職のせいか人を疑うクセがあります。疑うことなく親切に引き受ける人もたくさんいるでしょうけれど。。
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| 10月9日 「ラフの学校」
春に学校建設を約束したラフ族の村(メータン・ジャッティー村:ジャッティーとは昔この場所に村を開いた元村長の名前です)にドイツ人支援者Mr.
Heinzと一緒に行ってきました。Mr. HeinzとJ.トラベルとは8年前から山岳民族村へのドネーションを行なっています。実は先日ガイドホーミーが村をトレッキングで訪問した際に「学校建設で困っている」と村から連絡を受けたのです。少し前に自力で学校をつくろうと山から竹を切り出し建設に取り掛かったのですが、当てにしていた資金援助がなく、具体的計画もなく、進むことも戻ることもできない、というのです。
この村は1泊以上の標準的トレッキングでほとんどのツアーが立ち寄り外国人観光客に常に接していながらも電気はおろかろくな道路もないという悲惨な村です。携帯電話の電波は届きます。非常にバランスの悪い村。この8年で20箇所以上の村を見てまわりましたが、Mr.
Heinzの結論は「今一番文化にも物質的にも援助を必要としている村はラフ・ジャッティー村」
その村への道はジープでやっとたどり着けるオフロード。悪路です(雨期にはその村との話し合いを中断していました)。今日は手持ちが少なかったので道路建設費用、学校建設費用、机や椅子を買う当座の費用として8000バーツ(2.5万円)置いてきました。また正式な資格を持った教師の手配も重要項目です。
質の高い学校運営を続けることは容易ではありませんが新しい課題として取り組みたいと思います。
Mr. Heinz&ニット&ホーミー
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※10月 HPをごらんの方より、具体的な計画について質問を受けました。
まず来年を待たずに着手してしまった学校建設、その建設資金として4000B
雨期明けで大きな轍がができジープの通行もままならない道路の修繕に4000Bをまず手渡し。
村の大人たちは学校よりも良い道路を、と強く望んでおり、
すべての資金を渡してしまうと道路にばかり金がつぎ込まれそうなので
まずは学校をきちんと作ってから次の計画に移ることにしました。
私たちはドネーションをするにあたり自分たちの名前を刻みその場所に残していくつもりはありません。
すべての人の善意が村の自立・発展につながればと願っています。
そのかわり一度面倒を見始めた村は毎年1度は訪問し、
本当に必要な援助はなにかを話し合った上で資金や物資、労働力を提供できればと思っています。
チェンライ近郊の山岳民族村は日常的に現代タイ人社会、観光客に接しています。
電気やガス、物質的恵みは十分に受け、その上で自民族に誇りを持ち家族や村の面倒を見ている
ガイドたちとともに細く長く活動したいと思っています。
12月 村のほうからさらに問題提起がありました。
幸いにも他の支援者もいらっしゃり、学校運営に着手したとの報告を受けました。
本当にうれしいことだと思っています。
道路修繕もほぼ終わっていましたが、雨季にはまた崩れてしまうおそれがあります。
当初予定の4000Bでは足りず8000Bをすべて道路修繕費用にあててしまったとのこと。
道路修繕のための車も悪路のため故障し、その修理代もままならずガソリン代も払えないため、
郡役場に4000Bの資金援助を願い出たそうです。
道路の必要性を村長はこう説明します。(役場からの回答はまだありません)
薬も慢性的に不足し、病院に行くにもままならない。
また清潔な水の確保もできないため、病気が蔓延する。
次回Mr. Heinzの訪問は来年3月ですが、この村に本当に欠けているものはなんなのか、
今後どう支援すべきなのか、再検討する必要があります。
この村と同様に貧しい村は何箇所もあります。
1年に数日、4,5箇所の村を回るのが今できるせいいっぱいです。
みなさんがチェンライを訪れ、彼らの生活に関心を持っていただければうれしく思います。
彼らの文化をまもり、自身に誇りをもたせ、どんな村の将来を選択するのか、
その判断のためにも教育が必要です。
突然の変化を彼らに与えるのではありません。
タイ現国王の言葉にこうあります
「セタキット ベープ ポーピアン(経済は中庸)」
意味は「多すぎず少なすぎず、ポーキン(食べていけて)
ポーチャイ(必要最小限のものがある)
マイ ペンニー(借金もなく)
多くを望みすぎて家族や自分自身、その将来に問題を起こさないように」
チェンライ近郊の山岳民族に蔓延する問題は、
現金を得たいがために社会的に容認されない職業に男も女も付く確立が高いことです。
山から下りて、チェンライ市内で、バンコクで、日本で彼らは働いています。
| 10月10日 「微妙な時間帯」
現在タイ時間午後7時過ぎ、日本時間午後9時過ぎ、今日もあと3時間足らずで終わりです。今日のように日々の更新が遅くなった時はあと3時間待って明日の日付で更新してしまおうか、と迷います。
先日J.トラベルをご利用いただいたお客様から写真が届きました。この写真にお尻を叩かれての更新です。当初チェンライ1泊のご予定がチェンマイのホテルをキャンセルされてまでもチェンライに延泊され、とうとうチェンマイドイステープ観光までご一緒させていただきました。
お客様から写真を頂くたびに感心するのですが、皆さん写真をとるのがお上手です。昨年HP立ち上げのためにほとんど毎日ツアーに同行しガイドの質をチェックしたり景勝地の写真を撮り溜めたりしたのですが、どうも私に写真を撮る才能は無いようです。現在HPに載せている写真も半分以上お客様から送っていただいたものです。
今不足している写真はメーサロンの桜とドイトゥンガーデンの花盛りのものです。この冬こそはいい写真を撮りたいと思っていますが、年末年始のツアーをお申し込みいただいているお客様の写真に実はかなり期待しています。。

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| 10月11日 「女子大生アップル 初めてのツアー」
10月1日からJ.トラベルで研修中の女子大生アップル、今日初めてツアーに同行させました。JTS001 タイ〜ラオス〜ミャンマー3カ国訪問ツアー
+ 首長族の村訪問、ご参加者は日本人3組4名、ドイツ人女性1組2名です。ガイド「スマイルサービス」ミスターブラボー、「キング オブ ドライバー」シアンが本日の教育係りです。定員の6人となったところでツアー募集を締め切りました。
昨日は午前中3時間私と日本語特訓、午後は友人の日本語教師にこってり絞られていました。アップルにとって「ズ」と「ジュ」、「ゼ」と「ジェ」、「チ」と「シ」、「ツ」と「チュ」などの発音が難しいようです。「ジェートラベル」と書き取りさせても「ゼートラベル」となります。日本語化した英語表記は混乱するようで発音もついタイ風になります。「ガイドのブラァボゥ」「ドラァイブーはゼームが担当いたします」となります。せっかく「ゼーム」と「ジェームス」の聞き分けができるようになったのですが、ジェームスは昨日のお客様に引き続きご指名頂きオフロードツアーに行かせましたので、練習の成果を発揮するのはまた次回です。
英語は得意ですので英語に逃げないよう「日本人との英語会話禁止」を言い渡しました。
私とアップルは同じ系統の顔なのだそうです。近々皆様にもご披露いたします。ちなみにタイ語でアップルは「エップン」といいます。
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| 10月13日 「蟻」
この2週間ほどまともな雨が降らず風も無く、本当に暑い日が続いています。そのせいでしょうか蟻の活動が活発になってきています。
世の中で蟻ほど嫌いなものはありません。小さい頃部屋に蟻が来ると「あなたがだらしないから」と母によく叱られたものです。友達の家で壁や廊下に蟻が這っているのをみると、次に遊びにいくのをためらうほどでした。以前石垣島でコテージタイプのリゾートホテルに泊まり、夜ビールを飲みながらベッドでポテトチップスを食べ、気がつくと床一面の蟻、あり、アリ。今は高層階に住んでいますが、その部屋にも蟻は来ます。エレベーターであがってくるのだか飛んでくるのだかわかりませんが蚊も来ます。日本の家屋だと2階以上に蟻は来ないのではありませんか?
先日カレン族ガイドサイモンの家に遊びに行き「いいところに来た」と奥さんが「赤アリの卵入りスープ」を出してくれました。新宿のタイ料理屋でも「赤アリの卵オムレツ」は食べたことがありましたが、イクラのような食感で「アリ」といわれなければ問題のない味でした。卵は長さ1センチほど白いカプセル状の楕円形です。でもスープとなると孵化しかけたもの、成虫になったものも混ざっているのでちょっと抵抗があります。
なんだか体が痒くなってきました。
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| 10月14日「誕生日の過ごし方」
今日はタイ人社長の誕生日です。ガイドを始めた頃からのニックネームは「リトルボーイ」‥童顔で30才前後になっても少年にしか見えなかった、らしいです。90年代、英語圏で有名なガイドブックにも「リトルボーイ」で紹介されていましたから、頑なに今も「リトルボーイ」だと名乗っています。今ではガイド「リトルボーイ」を訪ねていらした欧米人のお客様の苦笑を誘っています。というわけで日本の皆様にはタイの呼び名「ニット」で初めからご紹介しました。ただし、欧米人のお客様へのメール返信には「リトルボーイより」と今でも署名します。。。
昨年の誕生日はどう祝ってあげたのだろうと思い台帳をみました。朝食60B、ランチ60B、ディナー186B(+ワイン持込)、お寺へのタンブン399B、深夜花売りの子供に80B、合計785B(2300円ほど)の支出。ごくごく日常的な出費です。この60Bというのは間違いなく朝も昼もオフィス向かいのナコンパトム(一皿一律30B)で食べたんだと思います。朝も昼もナコンパトム、おまけに翌日のツアーが4本(観光2本、タクシー1本、トレッキング1本)ということは普段どおり働いていたのです。ワイン持込、というのは2日前ラオス領ドンサオ島からフランスワイン(200B)をガイドに買ってこさせたものです。夕飯はおそらくC&C(キャベツ&コンドームという生バンドの入ったチェンライで数少ない大人も行けるレストランです)で、ケーキは食べていません。
今日も昨年と特に変わりはないと思います。ひとつ異なる点はワインです。昨年はまだメーサイ・タチレク国境が閉まっていました。開いたのは翌日15日、観光客の行き来が可能になったのは18日です。
今年はタチレクからフランスワインを買ってきています。1本100B!美味しいですよ。
HPを更新したら早めに帰宅し、前倒しでワインを空けたいと思います。
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| 10月15日「発音矯正」
午後からの友人と研修生アップルのレッスンを見ていると、いろいろ参考になります。アップルは「ツとス」「ツとチュ」「キャ キュ キョ」などの発音がネックです。今日はほんの数日前に比べて格段によくなっているのに驚きました。友人の矯正法は「いつつの映画の続きをスズキさんと見た」「午前中お客様を送った」「いつつをイチュチュといっちゃダメです」など早口でいわせています。文字を見せてではなく先生(友人)がまず発声し続けて言わせます。少しでも考え込んだら「遅い、ハイもう一度」と温厚な普段の姿から想像できないほどスパルタです。
私の持っている資格の中で役に立たないナンバーワンは「宅建」です。その次に資格とは名ばかりなのが「日本語教師養成講座終了資格」だと思っています。養成講座には1年近くも土日を犠牲にして通い大金を払い終了しましたが、結論は「日本語教師に向いてないな(興味薄し)」。その時作った教材は日本の実家のダンボールで眠っています。経験を伴わない資格(厳密には資格ではありませんが)はなーんの役にもたちません。
結局私がタイ語を習った時を思いだして日本語を教えています。恩師〜チェンライ人で元在東京タイ大使館工業省勤務〜は半泣きになるほどスパルタでした。アップルに聞くと「毎日楽しい」そうなので明日からもこの調子で鬼2人で教えていきたいと思います。
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| 10月16日 「タイ人のためのツアー」
今月末にタイ人43名、3日間のツアーがはいっています。3ヶ月ほど前に手配依頼があり、何度も何度も案を練っているのですがそのたびにプログラムが変わるので大変です。
当初の依頼は「中国語のできる通訳で」ということでした。てっきり中国人団体客だと思いアピシャートにアシスタントガイド2,3人をつけツアーを催行する予定でした。でも今日「最終打ち合わせ」という連絡が入りよくきくと全員タイ人なのだそうです。??なぜ中国語??目的地に「メーサロン」が入っているのですが、どうもメーサロンは中国語圏だと勘違いをされていた気がします。また昼も夜も「中国料理」を、とおっしゃるのです。
話せば話すほどちんぷんかんぷんなのです。バンコクのタイ人向け旅行会社の女性オーナーと話しているのですが。。今まで先方のアイデアを尊重してツアー内容を決めていましたが、作戦を変更することにしました。こちらでモデルケースを提案し、それに手を入れてご希望のものにアレンジすることにしました。
正直いってタイ人のお客様は一番たいへんです。車内での酒盛り・飲食を禁止しないと次のツアーに車使えない状態にもなります。一番お行儀がよいのはイギリス人、日本人です。
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| 10月17日 「恩師サイシン先生」
18日が締め切りの翻訳書類があります。日本の役所へ提出予定の医療関係の書類です。一番苦手です。日本とタイでは医療給付の制度も異なるため、日本の書類をタイ語にそのまま訳してもたくさんの注意書きを必要とします。書類は一枚でも、注意書きを細かく書いていると鬱になってきます。
困ったときにバンコクまで声が届くのでしょうか。タイ語の恩師から電話がありました。今までなんどか「スパルタの元在東京タイ大使館工業省職員・S先生」とご紹介してきましたが、今日は名前で紹介します。
普段は音信不通なのですが、なぜか必要な時に「最近景気はどうですか?」と電話してくるのです。前回は半年以上も前、警察・裁判関係の書類を徹夜で訳しているときに電話がありました。今回もおかげでなんとか笑われない翻訳にしあがりそうです。
チェンライ・メーチャン出身のサイシン先生ですが、日本では標準語しか教えてくれなかったので、私は今でも標準タイ語しか話せません。チェンライ方言も未だにほとんどわかりません。いつも接しているガイドやドライバーの言葉はわかりますが、方言丸出しの電話など掛かってくると切りたくなります。
タイ語のタイプも苦手です。明日研修生アップルに仕上げさせるためには、なんとか今夜中に仕上げなければ。。
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| 10月18日「10年ぶりの再会」
「10年前に一度チェンライを観光したことがある。なにか少しだけ特別なことをしつつ、チェンコン(ラオス国境)まで送ってほしい。条件は観光客のいない山岳民族村、プライベートツアー」ドイツ人のお客様です。初めは「ガイド抜きのタクシーサービスで」ということでしたが、ガイド紹介の写真をみたとたんにカレン族ガイドサイモンの写真を指差し「このガイドなら一緒に行ってもいい」とおっしゃるのです。
朝食を軽くしてもらい、9時にチェンライのホテルを出発。市場で食材を仕入れた後サイモンの住むカレン族の村へ向かいました。サイモンの家族と一緒に早めのランチ。料理にも挑戦していただきました。近所の村人が振舞ったカレンの酒ですっかり腰を落ち着けてしまい、その後のコースを全てキャンセル。3時近くになりようやくチェンコンに向けて出発しました。
10年前もサイモンがご案内したお客様だったのです。1件目に顔を出したツアー会社が偶然J.トラベルでしたのでお客様とサイモンは再会できたわけですが、10年たってもお客様に忘れないでいられるサイモンと一緒に働いていることを嬉しく思います。
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| 10月19日 「日本語ガイド」
ある日系情報誌に広告を載せ始めてから数ヶ月、月に何件か「日本語ガイドの採用」について問い合わせがあります。チェンマイでフリーの日本語ガイドをしている人達からなのですが、彼らの使う日本語のお粗末さにはあきれます。片言とか流暢とかの問題ではなく、品が無いのです。
日本語ガイドについての問い合わせとわかったときから会話は日本語に切り替えます。普通の早さで話します。聞き取れはするようですが、改まった言葉使いをすると何を聞かれているのかわからないようです。最近のガイドによくある風潮なのでしょうか、友達言葉を話します。「あのね、うんうん。でもね。わからない。この間電話したんだけど。」などなど。電話の主はたいてい30歳前後の新米ガイドですが、どこで誰に習えばこんな言葉を平気で使えるのでしょう。受話器の向こうに面接官がいるとは考えられないのでしょうか。もう電話の会話だけでたくさんです。会ってみようという気はおこりません。
言葉にはその人の学習環境が見事に表れます。大学を卒業しているか否かはガイドとして大きな問題ではありませんが、言葉を身につけた環境は何年たっても消し去ることはできません。水商売や飲食店などで働きながら覚えた日本語は、それ以上磨くことが難しいように思います。
若いガイドに望むことは他の業種も経験してほしい、ということです。フリーという立場は気楽ですが、人に雇われて働いた経験や、一流ホテルフロントやサービス業のカウンターで身につけた腰の低さ、行儀よさ、正しい言葉使いはガイドとして立派な武器になります。
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| 10月20日「黒い蟻と赤い蟻」
少しぼんやりしていると蟻がきます。飲み残しのビールやワインのグラスに浮いていて朝から気が動転しそうになる日もあります。職場でも果物、パソコン、飲みかけのお茶などに蟻が群がってきます。
昨夜もベッドの上を蟻が這っていたようで、チクチクチク、と刺激が走った後から強烈な痒みがきました。右手の甲、腕、ひざがしら、足の甲、と蟻が這ったとおりに赤く腫れています。痒くて目が覚め、しばらく眠れませんでした。万能薬のタイガーバームを塗ってひたすら我慢です。
この頃職場に出没する蟻は2種類。真っ黒で体長7ミリほどの動きが素早い蟻と赤茶色の体長3ミリほどの蟻です。黒いほうは咬まないけれどつぶすと臭いがあり、赤いほうは咬まれると痒く要注意なのだそうです。
後何年生活すれば蟻と共存できるのでしょうか。耐え難いです。
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| 10月21日「APEC」
今日は午後から自宅にこもって翻訳をしていました。夕方APEC関連番組をだらだら見てしまいちっともはかどっていません。
いろんな思い込みの常識が覆されました。
1:人前で手をつなぐ行為 女性をエスコートする意味で腰に手を回す、腕をかす、のは普通だと思いますが、階段の上がり降りだけでなくタイ国王の前でも!奥さんの手を引く首相が2人。ペルーとメキシコ首相夫妻です。
2:「ながら」の動作は失礼なのでは? 日本式(公務員式??)ではひとつひとつの動作は区切りをつけて行なうのが正しいと指導を受けた気がします。小泉首相もカクカクと動作を止めながら「1握手、2隣へススム」を繰り返していました。しかし他国の首相は歩きながら握手、体を斜めに王室ご一家に向けたまま握手と同時に歩く、など自然でした。
3:長い髪は見苦しい? 赤く染めた腰まであるウエーブをそのままたらしていたのがペルー首相婦人。Aラインのひざ下ワンピースを着ていたのでバランスが今ひとつでした。
4:着たい物をきればいいのか?? ロシア首相夫人は一見豹柄にも見える紫地に黄色のストールを巻きつけていました。下に見えるドレスはすそを引きずるタイプの淡い花柄の薄い生地です。元東側のご婦人の服装はどことなくもっさりしています。
5:化粧の度合い シンガポール首相婦人のメイクはシャンソン歌手のようでした。
6:マフィア? メキシコ首相は映画のマフィアのような風貌でした。婦人もこれまた50年代の映画女優の雰囲気をかもし出していました。個人的には好きな美しさです。
7:夫人(伴侶)同伴が原則? 独身の我が首相は形見が狭いのではと思いきや、パプアニューギニア、台湾、インドネシアなど一人でお見えの首相もいました。
その他、アメリカ大統領は予想通り赤いネクタイ着用だなー、とか一番背が高いのはシンガポール首相だなーとか、学歴も交え首相の紹介があるのですが、故田中角栄氏の紹介はどうするのだろうか、などなどくだらないことくだらないことばかり考えながら1時間以上も番組をみて今後悔しています。
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| 10月22日「オーク・カムランカイ」
久しぶりに歩こうと思い旧飛行場跡地に行きました。チェンライ中心部から車ノロノロ運転で10分、自転車で15分位の所です。
夕方から空気のひんやりしてくるチェンライでは、夕暮れ時にウォーキング、ランニング、サイクリングを楽しむ人で賑わいます。散歩がてらサラパオ(蒸し饅頭)片手に出かけ、刈り取られた草の上に座り込み犬を追い払いながらチェンライ人たちを眺めるのが好きです。ランニングをしている人、とーっても走るのが遅いのです。汗も出ないのではないかと思うくらい。。自転車を漕ぐ人もママチャリでノロー、フラフラー、といった具合にとても「オーク・カムランカイ(体力作り)」とはいえませんが楽しそうです。ベビーカーを押しながら走る警察官もいます。日本ではありえない光景です。
私も走るのは大好きです。以前京成線の高砂という駅に住んでいました。寅さんの柴又の隣駅です。成田空港まで特急で1時間。中川の土手をよく走ったものです。
人の集まるところには必ず物売りがきます。サラパオを平らげた私も、ミロ入り牛乳、ネームという酸っぱい腸詰を炭火焼にしたものをつまんでしまいました。
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| 10月23日 「ガイドを育てる」
J.トラベルでは10年以下の経験浅いガイドは採用しない、という基本方針です。しかし同時にチェンライ観光発展のためにも優秀なガイドを育てて行きたいと思っています。そこで例外として「チェンライ・ラチャパット大学在学中J.トラベルで研修し、ガイド免許を取得した後もアシスタントガイドとしてベテランガイドにつき修行した者」をJ.トラベルガイドとして採用しています。HPでご紹介している者の中ではソムサック、エー、女性ガイド・ヤイが相当します。
現在10年目の節目を目前にしたソムサックとヤイを、最後の追い込みとばかりに集中的に使っています。ソムサックは(本人の嗜好は)観光ガイドですが、通常の観光ツアーに加えて山岳民族村ホームステイやバイクでのオフロードツアーにも適性があると私たち経営陣は判断しています。ベテランガイドサイモンを休ませてでも(またこの分野はタイ人社長が自ら行きたがるツアーなのですが)ソムサックを採用しています。
ヤイは泊りがけトレッキング以外何でもこなすタフな女性ガイドです。J.トラベルのお客様は8割以上がホテルに滞在される大人のお客様です。ヤイはそのようなお客様ばかりご案内して来ました。そこでもうひとまわり成長させるためにも、明日からの3日間ヤイに試練を与えました。タイ人グループ43名、ヤイを筆頭ガイドとして案内させることにしました。
新婚のソムサックです。ご指名お待ちしております。
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| 10月24日 「ガイドを育てる2」
今日から3日間、女性ガイド・ヤイに43人のグループツアーを引率させます。研修生アップルも補助につけました。普段お行儀のよい、ヨーロッパ人、日本人ばかり担当しているヤイへの試練です。
一行はバンコクから早朝便でチェンライへ到着。1日目の今日はメーサイ、タチレク、ドイトゥンと王宮、2日目はチェンセン、ボートでラオス、ゴールデントライアングル、メーサロン山、最終日は市内観光と象のりです。
中国系タイ人グループ、もっとも手がかかります。買い物大好き、わがまま気ままな人達です。タイ人グループの引率で一番大切なことは「時間を守ってもらう」こと。それに迷子。当初の希望はもっと盛りだくさんのコースでしたが、最低限に削りました。空港到着後、トイレを済ませ、タバコを吸い、車に全員乗り込むまで30分。空港内でさっそく迷子1号がでました。
タイ語を全く話せない人も何人かいます。研修生のアップルは中国系マレーシア人と北タイ人のハーフです。3日間お年寄りの手をしっかり握り、迷子が出ないようにお世話します。

写真左がアップル、右がヤイです。
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| 10月25日 「フルブッキングです」
今日は1台の車も一人のドライバーも残っていません。最後のドライバーであるタイ人社長も今日明日予約済みですので、私と自転車1台で留守番しています。こういう日に限って飛び込みのお客様があります。
フルブッキングの日の対策はご近所に助けてもらうこと。J.トラベルのあるチェンライのメイン通りパホーヨンティン通りにはいくつものツアー会社があります。ガイドブックには掲載されていませんが、この通りを歩くと右にも左にもツアー会社があり選択肢が広がりますのでご参考まで。その中でも信頼できなおかつ専用車をもっているところにあらかじめ声をかけておきます。どんな繁忙期でもガイドは余っていますから車とドライバーさえ用意できればなんとか対応できます。
最後の車(ジープ)を予約されたお客様は今朝午前5時過ぎに電話をしてきました。バンコクから夜行バスで到着されたタイ人グループです。〜さんから紹介された、とおっしゃっていましたが半分眠った頭で聞いたので誰のご紹介だかわかりません。5時過ぎの電話なんて日本では親族に不幸があったときくらいですが、タイではけして非常識ではないようです。
電話の主は「ウッサー」という中年の女性です。「ウッサー」とは「早朝(明るくなりかけた頃)」という美しい名前です。(わざわざ〜する、という「ウッサー」とは声調が異なります)。名前の通り6時半からメーサロン方面へ向けて出発されました。
私は夜行バスなどで行くスキーツアーが大嫌いでした。そんな眠いツライ思いまでして滑らなくても、と時間もホテル代も余分にかける性分です。タイ人のこのパワー恐るべしです。
おまけ:車どころかJ。トラベルの椅子も3脚もっていかれました。昨日から明日までご利用のタイ人グループ43名、今朝になって4人増えバスの座席が足りなくなりました。オフィスから籐の椅子を持ち出し、ガイド達用にあてがいました。
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| 10月26日 「タイマッサージ」
週に1,2度マッサージにいきます。全身マッサージ、オイルマッサージ、足裏マッサージとその日の気分で受けています。よほど時間の無いとき以外は正統派の2時間コースです。昼の暑い時間(2時から4時頃)ちょっと出かける、といって近所のワンカムホテル周辺のマッサージ店に行きます。
つま先から頭のてっぺんまで揉み解してくれるのがタイマッサージの醍醐味ですが、特に足を重点的に揉まれます。観光客には調度いいと思いますが、移動は車ばかりで本当に歩かない私には何かちょっと物足りないのです。足は血行をよくする程度で、肩、首、手のツボ、頭、顔、コメカミなどを中心に揉んでもらうようにしています。特にお勧めは顔。触れるか触れないかの絶妙なタッチでよだれが出そうになります。
昨日は早めに店仕舞いをしてC&Cレストランで7時には夕食をとり、いつものマッサージ屋に行きました。途中から本格的に寝てしまい起きたら深夜12時近くになっていました。マッサージを受けながらトロトロ眠るのは気持ちのよいものですが、熟睡してしまうと少し損をした気分になるのは私だけでしょうか。
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10月27日 「家を買う」
週明けの昨日から買い物のために出かけっぱなしです。買いたいものは2つ。家と車のシートです。
家を買う話は先月B銀行から持ちかけられたことに端を発しています。タイの銀行も日本と同じように不良債権の整理に躍起になっています。毎週どこかのホテルで住宅・土地の競売が行なわれています。競売物件を買うのはちょっと面倒くさく感じます。競売の日を待たなければいけませんし、家は車と違ってAがだめならBという気持ちの切り替えも難しいです。
B銀行が持ってきた物件は競売にかかる前のものでした。持ち主の借金トータルから利子を差し引いた額で売る、というのです。物件も価格も調度よいのですが、持ち主が逃げてしまい連絡がつきません。2ヶ月近くB銀行の行動を待っていますが痺れが切れてきました。銀行担当者は土日の休みを返上してパヤオ・ランパーンなどに人探しに出かけています。その物件のワンブロック先に少し広めの物件があります。同じくB銀行に差し押さえられかけているもので、持ち主側から売込みがありました。こちらは売買価格の100%を銀行が差し押さえると主張し、持ち主側はせめて10万バーツほどは手元に現金が入るよう契約したいらしく、両者の話がまだついていません。とりあえずメインバンクからB銀行に頭金を移して待っています。
午後からは車のシートを探してチェンマイに行きます。チェンライの業者に任していると時間ばかり食うので、車の部品・装備は自分で調達するほうがサバイチャイ(気が楽、気が休まる)なのです。
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| 10月28日「タイなのに忙しいなんて。。」
昨日はチェンマイまで車の部品を買い付けに行ってきました。取引先から注文を受けていたものに加えてJ.トラベル専用車イスズ改造用のシートを買うのが目的でした。チェンライで買うよりも3割から5割安く買えます。最も10年以上チェンライの卸業者として取引を続けているせいですが。
車のあらゆるパーツが売られています。○○運送船橋支店、○○ハムなど名前が刻まれた運転席から前だけの車の一部、カローラの屋根部分、シビックの右ドア、パジェロの後部シートなどもれっきとした売り物です。日本では役目を終えた車がパーツとなり再利用されます。
パジェロの後部シートを買うのが目的でしたが状態が悪かったのでBMWのシート2組を買いました。シートに車種の別があるのも変ですが、BMWについていたものを取ってきましたよ、くらいの意味でしょうか。
数年前に日本で話題にになった盗難車の行き先の話〜盗難車を前後2つに切り離し部品として海外に輸出?し、現地で組み立てて売る〜と言われていましたが、案外組み立てもせずに新品同様優良パーツとして売られているものもあるかもしれません。
今日はスケジュールの話を書く予定でした。来月10日過ぎまでうっかりが許されないほど予定が詰まっています。昨日チェンマイ日帰りなどという、疲れるだけで楽しくも無い予定を組んだのもそのせいです。今日はカレン族サイモンも連れてホームステイ先の視察に行きます。来月頭にイギリス人グループの体験ホームステイが入っているのですが、全てVIP待遇で、というご注文なのです。具体的な地名も指定されていますので家・世帯の選択と行程の最終決定が目的です。
では今日も出かけてきます。
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| 10月30日 「労働条件」
昨日こんなお客様がいらっしゃいました。「午前3時にチェンライ出発、プーチーファーで日の出を見た後、ラオス国境のチェンコンへ下りて、チェンセン、ゴールデントライアングル、メーサイ観光をしたい」とおっしゃるのです。
この旅程はタイトすぎます。走行時間の合計は9〜10時間、仮眠時間なしで走らなければ旅程を消化できません。プーチーファー・チェンコン・チェンセン、この間の道路状態も良好ではありません。夕方または夜間チェンライを出発しプーチーファーに1泊、2日目をチェンコン以下の旅程に充てるか、ドライバーを2人つけるかでなければ請けられない、と回答しました。
ヨーロッパの海抜0メートルの国から来た若者の言い分はこうでした。
「たった15時間程度の労働、タイでは当たり前ではないか。ドライバーの労働条件云々いうほどの国ではない。経営者やお客様の言うとおり働くのがタイ人。どこの観光地でも似たようなもの。J.トラベルの言い分はクレイジーだ」お金さえ払えば何をしてもいい、と勘違いされています。
先日も3日間ドライバーつき車で観光したいというグループがありました。宿泊を伴うツアーの場合、ドライバー・ガイドの食事、宿泊費は全て料金に加算し見積もりを出しています。彼らは「食事は1食30バーツ、宿泊は車内で充分ではないか」と平然といいました。こういう人達をタイ語で「マイミー・ナムチャイ(思いやりが無い)」といいます。
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| 10月31日 「チェンライのブタ」
チェンライの豚肉はおいしいです。味が濃く、甘みもあります。数ヶ月前に旅行者や居住者の方達と食事会が合ったのですが、そのときの話題は「ブタが美味しいのはなぜだろう」。お肉屋さんもメンバーにいました。「黒豚に近い味だ。。」そういえば、山岳民族の飼育している豚は黒い豚です。またJ.トラベルドライバーシアンの飼育している豚は「山豚と陸豚を交配させたもの」です。
山豚の特徴:色は黒。脂身が多いが筋肉質。通常山に放し飼いにする。餌は自力採集。
陸豚の特徴:色は白。赤みが多く、黒豚に比べ小さい。囲いの中で飼育する。
シアンの交配豚:色は黒白さまざま。脂身と赤みの割合が程よい。昼は裏山で放し飼いにし、夜は豚小屋にいれる。餌は自力摂取。しばしば逃げる。
ブタをおいしく味わえる料理:「コームーヤーン(のどの肉の炭火焼)」市場や街の食堂でどうぞ。ゴマ入りのピリ辛いタレがついてきますが、粗塩やタイ産マナオ(ライム)を絞って食べるのもオツな味です。「ムーガタ」直訳はブタ鍋。ジンギスカン鍋の下にスープを張った溝があります。ブタ、鶏、内臓、イカ、魚など鉄板焼きと鍋の両方で味わいます。食べ放題で価格も非常に安く北タイ庶民の味です。
夜間半そででは肌寒くなってきました。ムーガタの季節です。
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Nov2003
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